白と黒のバイレ 黒き、呪いの舞台にて (角川ビーンズ文庫)

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
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感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・本 (251ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044497187

感想・レビュー・書評

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  • 読了 5/9

    ブランカ至上主義な従者2人の主への愛は、
    切なすぎる。

    思い合っているのに、傍にいるのに、届かない関係w
    ひたむきにブランカを護るセロの姿はカッコイイ。
    彼の主従ではない、幼馴染としてのブランカへの思いが、
    起こしたささやかな奇跡。
    彼の強い思いが見せた暖かな場面でした。

    そして、婚約者登場だろうと、
    ブランカへの主従愛が第一にも見えるリリアナの、
    主従愛は思わず惚れこんでしまいそう。
    そんな2人に負けず劣らず思いをつらぬく、
    マルディシオンもやっぱりカッコイイ。

    ブランカの代わりにロベルトに嫁ぐこととなった、
    妹姫のレオノーラの複雑な思い。
    そして、ロベルトの思惑の果てに訪れる出来事。

    登場人物たちが動き回っていて、
    息つく間もなく一気に読めた感じがします。

  • 魔王がよすぎて、メインじゃないのが惜しい

  • 今まで、主人公やヒロインに相手は一人だけ、というのが理想で、ただ主人公がちやほやされるだけの逆ハー物なんて、読んでもイライラしか感じなかったけれど、このシリーズを読んで初めて、主人公がどちらと幸せになってもいいと思えた。それは多分、ブランカ姫の恋情が常に一人以外に揺らがないからだと思う。しかし魔王は、当て馬にするにはもったいなさ過ぎるくらい魅力的...。

    価値観を変えてくれた一冊。

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