バチカン奇跡調査官 黒の学院 (角川ホラー文庫)

著者 :
制作 : THORES柴本 
  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
3.48
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本棚登録 : 2463
レビュー : 312
  • Amazon.co.jp ・本 (509ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044498023

感想・レビュー・書評

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  • 非常に精緻で巧妙な文体。
    そして、非常に怖いと思った。

    なかなか物語の核心が見えず、最初は読み進むのがつらかったが、
    核心に迫っていくにつれ、止まらなくなっていく。

    どんどん謎が湧き出てくるときには、ワクワクしたが、
    謎が解け始めた時には、背筋が冷える思いがした。

    面白いシリーズだが、次を読むのは、ちょっと間をおいてからにしたい。

  • 続きが楽しみ。

  • バチカンに所属する理系の美青年神父と語学と書物のエキスパート神父の探偵モノ。かなりBL色の強い作品。恋愛や性を扱った小説と違い、作家と性別の違う人間も手に取るミステリやホラーといったジャンルでここまで親密な男性コンビを書くのはどうかと思う。それともそういうのが好きな層をハナから狙って書いているのか。だとしたらこの作家は大したことないな。ターゲットを絞らないと本が出せない作家ということだから。というか文章の書き方が小説が本業でない作家の書き方みたいだな、と思ったのは私だけだろうか?

  • シリーズの中で一番好きかな

  • タイトルや表紙の装丁からオカルト・ホラー的なお話かと思ったのですが、その実は不可思議な現象・奇跡に対して科学的なアプローチでその謎を究明するという「Masterキートン」的なミステリ、というのが個人的な印象。(そういえば主人公の名前に「平賀」という共通点がありますね…偶然…なのかな?)

    「涙を流すマリア像」「処女懐胎」などといった著名な現象が本作でも登場。それがどんな原理で発生しているのかをどのように解き明かすのかが興味津々で、あっという間に惹き込まれました。さらにそうした奇跡調査を引き金に、舞台となる学院にまつわる大いなる陰謀に巻き込まれる展開も気になって仕方なく、ダレること無く読了。(その陰謀について、相当前に読んだ「ロンギヌスの槍」という本と共通する部分が感じられたので、それもあってより興味が惹かれたような気がします。)

    ただ、登場人物が多すぎて頭の中の整理が追いつかなかったので、やや消化不良の感あり。犯人を分かりにくくする為だったのか分かりませんが、この点はもうちょっとコンパクトにしてほしかったかも。

  • これは…完全にジャケ買いきっかけです(笑)
    ジャケ買いは3割りくらいの確率で失敗しますが、これは大成功でした。
    ダークゴシックな雰囲気もあり、謎解きの妙、何よりも二人の聖職者が魅力的で…勿論、彼等と敵対する妖しい美形も絡んでオイシイ作品。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「3割りくらいの確率で失敗」
      えっ打率7割?、、、素晴しい~
      ホラーが苦手なのですが、色々な方のレビューを読んで大丈夫そうだと踏んで購入。現...
      「3割りくらいの確率で失敗」
      えっ打率7割?、、、素晴しい~
      ホラーが苦手なのですが、色々な方のレビューを読んで大丈夫そうだと踏んで購入。現在順番待ち中。。。

      2013/01/09
  • ダン・ブラウンとかジェームズ・ロリンズとかが日本の腐女子読者を意識するとこんな感じになるんだと思うw

  • お互い美形の神父様が(笑)奇跡の裏に隠されたモノを暴き出す!!
    京極夏彦さんの京極堂シリーズのキリスト教版?「(ーヘー;)
    でもあそこまでのドロドロ感、重たさはないか…

    シスターの処女受胎の奇跡の調査のはずが
    他にも申告されてない学園の生徒の聖痕現象の他
    殉教者の死に方と同じ様に殺されていく
    セントロザリオの神父達の事件に遭遇
    セントロザリオ学園に隠された恐ろしい秘密とは∑( ̄ロ ̄|||)

    この手の話が好きな人には面白いホラーと言う名のミステリーヾ(≧▽≦)ノ

    なかなか凝った設定で面白かった
    ロザリオ学園の秘密って規模が大きいよ〜(@Д@;

    それとは別に教会の上層部に蠢く派閥争い
    神の御名においても、まぁ……色々あるんだろうね(;^◇^;)ゝ

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      ホラー文庫だけど、ホラーじゃないと聞いて購入。近々読みます。。。
      「京極堂シリーズのキリスト教版?「(ーヘー;) 」
      なるほど判り易い説明で...
      ホラー文庫だけど、ホラーじゃないと聞いて購入。近々読みます。。。
      「京極堂シリーズのキリスト教版?「(ーヘー;) 」
      なるほど判り易い説明です!
      2012/07/27
    • あんコさん
      >nyancomaruさん

      京極堂のキリスト教版の軽め…
      ドロドロしてるけど京極堂ほどじゃないです(笑)
      >nyancomaruさん

      京極堂のキリスト教版の軽め…
      ドロドロしてるけど京極堂ほどじゃないです(笑)
      2012/07/28
  •  「処女妊娠」や「聖痕現象(ステイグマータ)」、「悪魔憑き」などの真偽を、世界中に起きた数々の奇跡を科学的に解明するバチカンの奇跡調査官、平賀とロベルトは、フランシスコ会に所属する『聖徒の座』の最高責任者サウロ大司教に呼び出される。
     アメリカにあるカソリック教会からの申請で、修道女が天使による受胎告知を受け、妊娠したというのだ。ことの真偽もさることながら、極秘に教会周辺も探るという危険な任務にひるむロベルトだったが、幼い弟の高額な医療費を得るため、平賀は引き受けることに。
     しかし、訪ねたセントロザリオ学院で2人を待ち受けていたのは、神父の謎の死。その尋常でない姿に、驚く2人だったが、それは、連続殺人事件の序章に過ぎなかったのだ。

     謎に包まれた学園で、次々に起きる殺人事件。誰が?何のために?やがて、事件は個人的なものではなく歴史の闇の部分に踏み込んできて……。
     歴史についても宗教に関しても詳しくないので、どこまでが真実でどこまでがフィクションなんだろうという感は否めなかったけど、設定はなかなかおもしろかったです。

    • なぎさん
      nyancomaruさん、いつも、ありがとうございます。

      ホラー文庫ですが、私もミステリのジャンルでくくっています。ダヴィンチ・コードとか...
      nyancomaruさん、いつも、ありがとうございます。

      ホラー文庫ですが、私もミステリのジャンルでくくっています。ダヴィンチ・コードとかが好きだったら、きっと楽しめると思います。
      感想楽しみにいています^^
      2012/07/18
    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「ダヴィンチ・コードとかが好きだったら」
      おーべりーぐぅ(嬉しくて一瞬日本語忘れた)
      「ダヴィンチ・コードとかが好きだったら」
      おーべりーぐぅ(嬉しくて一瞬日本語忘れた)
      2012/07/20
    • なぎさん
      それは、よかったです♪

      もちろん、比較すればずっと軽いのだけど、宗教色というか、中世っぽい魅力というか…1巻目はそれなりに、2巻目からはぐ...
      それは、よかったです♪

      もちろん、比較すればずっと軽いのだけど、宗教色というか、中世っぽい魅力というか…1巻目はそれなりに、2巻目からはぐっとおもしろくなると思います。
      2012/07/21
  • りんりん節炸裂。前からりんりんはこういうラノベを書くが良いよと想っていた。大好き。

著者プロフィール

大阪府出身。1998年『陀吉尼の紡ぐ糸』でデビュー。ミステリーや伝奇など、多岐にわたるジャンルで活躍する。「バチカン奇跡調査官」シリーズは累計140万部を突破するヒットとなり、アニメ化もされた。他の著書に「朱雀十五」シリーズ、「陰陽師 鬼一法眼」シリーズ、『太古の血脈』など多数。

「2019年 『バチカン奇跡調査官 アダムの誘惑』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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