バチカン奇跡調査官 サタンの裁き (角川ホラー文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044498030

感想・レビュー・書評

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  • お~なんか宿敵みたいなのが出てきた。

  • お〜なんか宿敵みたいなのが出てきた。

  • シリーズ2作目で、今度の調査対象は「腐らない死体」。当然その理由も平賀が解説してくれるんですが、実際あの方法で可能なのか気になります…。

  • バチカンの平賀とロベルト、二人の神父が、世界中から報告される奇跡を調査するシリーズ。
    ロベルト神父の過去や苦悩が明かされる。

  • 前作よりは疑問点の少ないストーリーだった。科学的な事はよくわからないけれど、腐敗しない理由はあれで可能なのだろうか。確かに血液はそうだろうけれど、体内の水分というのは血液だけではないし…実際にああいう理由で腐敗しないままの存在があればそうなのかと思えるけれど。
    ジュリア司祭の行為については少々急展開な気がして理解が追いついていけてないのだけれど、どうやら彼は今後も登場するようなので、彼がしたことについては今後わかっていけるかと思う。

    今回は謎解きがわかりやすかったのだけれど、ロベルトの過去と人間関係についての偶然が少し都合よすぎる気もする。その偶然こそが「神が起こした奇跡」という風に言うのは面白いと思った。

    前作で、何か武器になるものを、なんて考えて聖水を硫酸に詰め替えて持ち歩くぐらいに警戒していた平賀神父が、今回ではすぐにジュリア司祭に心酔してしまっているのはちょっと不可解。今回犯人を糾弾する役でもなかったし、前作とはなんか性格が変わったように感じられる。

  • 今回はロベルトがメインでしたね。
    前巻以上に奇跡と信仰、現代科学、時代の闇が交差して最初から最後までドキドキしつつ一気に読んでしまいました。

  • 本作では、序盤であからさまに「コイツあやしい」というヤツが出てきたので、犯人探しについてはあまり興味を持てず。それよりは事件の裏に隠れた陰謀や策略などに興味がシフト。そうした点から、このシリーズは謎解きを楽しむミステリではなく、謎の不可思議さなどを楽しむ伝奇小説なんじゃないかと思いました。

    様々な要素ーー予言詩が正しいかの証明や、腐らない死体の謎などーーに興味を惹かれながら読み進めていましたが、それらの謎の要因などより主人公格のひとりと密接な関係がある事件だったということが一番の驚きでした。

    そうなると、主人公格の片割れのバックグラウンドがより気になってきます。おそらくは今後ライバル的存在になるであろう失踪した神父の存在も気になりますが、思い直してみれば未だ過去がはっきりと明かされていない彼の生い立ちが気になって仕方ありません。

  • ロベルトがとにかくカッコイイ。
    世界観に浸れると最高。ロベルトと平賀の関係が良い。

  • よほどの頭の固いひとでなければ、この2作目から読み始めることをお勧めしたいです。
    自分は、このシリーズが好きですが、1作目は――例えば、週間少年マンガ雑誌に新人が連載を持つ前に、読みきりでその連載の雛形になる話を発表するかのような……展開のパターンやキャラクターなどが、プレ版のような位置づけに思えるので。

    ホラーのレーベルから出てますが、超常現象はなく――主人公たちの謎解きを追いかけるミステリー風の作品です。

  • 二人の神父の物語第二弾!
    物語に関する蘊蓄も大量で、前巻に引き続き読み応えバッチリの本です。

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著者プロフィール

大阪府出身。1998年『陀吉尼の紡ぐ糸』でデビュー。ミステリーや伝奇など、多岐にわたるジャンルで活躍する。「バチカン奇跡調査官」シリーズは累計140万部を突破するヒットとなり、アニメ化もされた。他の著書に「朱雀十五」シリーズ、「陰陽師 鬼一法眼」シリーズ、『太古の血脈』など多数。

「2022年 『バチカン奇跡調査官 秘密の花園』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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