バチカン奇跡調査官 千年王国のしらべ (角川ホラー文庫)

著者 :
制作 : THORES柴本 
  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
3.55
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本棚登録 : 1219
レビュー : 134
  • Amazon.co.jp ・本 (403ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044498054

作品紹介・あらすじ

奇跡調査官・平賀とロベルトのもとに、バルカン半島のルノア共和国から調査依頼が舞いこむ。聖人の生まれ変わりと噂される若き司祭・アントニウスが、多くの重病人を奇跡の力で治癒したうえ、みずからも死亡した3日後、蘇ったというのだ!いくら調べても疑いの余地が見当たらない、完璧な奇跡。そんな中、悪魔崇拝グループに拉致された平賀が、毒物により心停止状態に陥った-!?天才神父コンビの事件簿、驚愕の第4弾。

感想・レビュー・書評

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  • まさかのラストに「うええええええ!?」となってしまった。
    夢落ちと並んで、随分と歯切れの悪いオチだった。個人的に。

  • カバーイラスト/THORES柴本

    今回の舞台は、バルカン半島の小国ルノア共和国。数々の治癒の奇跡を起こし、さらに銃弾で倒れたあと復活までしたアントニウス司祭の聖人認定をするために調査に訪れた二人。

    今回は結末があまりスッキリしないし、幻覚ですべて説明しちゃうのもあまり面白味がなかった。幻覚落ちにするのだったら、『姑獲鳥の夏』のように、本人に起因する何かがあったほうが、良かったのかなぁと思いつつも、やっぱり結末までの過程にスリリングさがなかったのが残念。冒頭の場面で、平賀が襲われてアントニウスに救われるというのがわかっているのも、その場面まで引っ張るのが長くて淡々としてしまうし。
    グロテスクな描写や、奇跡調査中に巻き込まれる臨場感ある展開のほうが好き。

  • 今回の調査対象であるアントニウス司祭が起こす奇跡は、本当に奇跡としか言いようの無い現象ばかりで、これをどう覆すのか興味津々でした。後半で判明するテロ組織の真実はとても意外で驚きましたが、黒幕の正体は… あまり絡みのある人物ではなかったので、肩すかし食らったような印象がありました。

    そして奇跡のからくり自体もそれほど驚くものではなかったので、この点はちょっと残念。それでも平賀&ロベルトコンビを凌駕する能力と頭脳を持ったライバルの登場に、次巻以降の展開がどうなるかがちょっと楽しみではあります。

  • 催眠KOEEEEEEEEEEEEE

    ゲヘナの炎や催眠、それでいいの?っていうオチ。

  • ターゲットは聖人の生まれ変わり。
    水の上を歩き、病を癒やす、その正体は?!

    すっきり終わらないパターンもあるんだなあ、という…。

  • 今度こそ本物の奇跡かとわくわくしてたら…まさかのあの人物がって感じでした。アントニウス司祭は根っからの誠実な人であるのに結末がかわいそうだと思いました。

  • このシリーズには胸のすく結末のある話はあるんだろうか?
    もうしばらくはええや。

    このシリーズは私には合いませんでした。

  • 他の方も言っている通りこれだと何でもありになってしまうので今回だけにして頂きたいです。何より一生懸命調査してるその時のふたりがかわいそう。しかしとても面白かった。初めての失敗談というか、敵が最強すぎます。
    平賀がからくりに気づいた時の台詞が可愛らしかったです。
    ラストの会話はこの出来事のあとだと何だか切なく非常に愛しく感じました。

  • このシリーズは奇跡とされていることを解明するのがメインなので、本当に奇跡としか判断できないことになったら物語そのものが終わってしまうんだろうと思うのです。
    なので、今回も奇跡といわれる事象には何らかの理由や人為的な何かがなければいけないのはわかりますが……。
    まさかの、集団催眠ですか。

    宗教的な集団催眠ではなく、村一つという規模もすごいけれど、すべての村民が同じような催眠にかけられるのではなく、アントニウスはじめ、特定の人には個別の催眠をかける。それを一人の老婦人がやってのける。……無茶苦茶すぎやしませんか。
    そんな事が本当にできるなら、それこそがもう奇跡の人ではないか、とか思いますが。

    何やら肩書もすごい老婦人でしたが、今後も出てくるのでしょうね。主人公二人はどう決着をつけるのか、気になるところです。

    腐女子向けなのか、主人公二人がどうにもBLくさいとずっと思ってたのですが、今回、平賀の濡れたままになっている服を当然のようにロベルトが洗濯したのを見て、「あれ、オカン的な存在だったっけ」と考えを改めたところです(笑)

  • ことのすべては幻覚と思い込みによるものでしたってそんなオチがあるかい!と思いながらもこんな誰も考えつかない、考えついてもやらない様なことをやるなんて変わった人だなこの作家。変わっているといえば黒幕。犯人が女性というのは今ではよくある話だが、60.70の婆さんが犯人、しかも今後また登場しそうな雰囲気の犯人、という作品はなかなか無いような気がする。若い女を描くのがあまり好きじゃないのかな。

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プロフィール

大阪府出身。1998年『陀吉尼の紡ぐ糸』でデビュー。ミステリーや伝奇など、多岐にわたるジャンルで活躍する。著書に『バチカン奇跡調査官』シリーズ、『陰陽師 鬼一法眼』シリーズ、『太古の血脈』など多数。

「2018年 『バチカン奇跡調査官 4』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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