彩雲国物語 はじまりの風は紅く (角川ビーンズ文庫 46-1)

  • KADOKAWA
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本棚登録 : 3002
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044499013

作品紹介・あらすじ

秀麗は彩雲国でもピカいちの名家・紅家のお嬢様。なのに家計は火の車。明日のごはん代を稼ぐため、舞い込んだオイシイ話に飛びついたのはいいけれど、その依頼ときたら即位間もない「ダメ王様」教育係で、しかもお仕事期間中は貴妃として後宮に入れというものだった。ほかに妃嬪のいない空室アリの後宮で、まったく女に興味ナシの困った王様と秀麗師の、奇妙な関係が始まる!第1回ビーンズ小説賞奨励賞・読者賞受賞。

感想・レビュー・書評

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  • 再読。ちょいと手にとって読み始めたら、止まらなくなりました。このシリーズ大変長く、魅力的なキャラクタ盛りだくさん。やっぱり私はキャラ読みなのかな。前回読んで最終的に1番好きなのは邵可様だったけれども、さて今回読み通しても同じ結果になるでしょうか?!

  • 主人公の紅秀麗は、彩雲国でも有名なお嬢様で秀才。だけどダメ父様のせいで超貧乏! 明日のごはん代を稼ぐため、「ダメダメ王様」の教育係になることに。だけど困った王様は実は……!
    これは、秀麗が王と出会ったことで、「官吏になりたい」という一度諦めた夢を再度追い求める物語。女性には受験資格もなかった官吏を目指した秀麗。初の女性官吏になってからも、更なる苦難が秀麗を襲う。笑いあり、涙ありの素晴らしい中華風ファンタジーシリーズ。本編だけでも18巻あるので、子供のうちに読んでほしい作品です。

  • 期待が高かった分、内容の薄さにがっかり。
    文章が稚拙なので、思わせ振りな台詞がいちいち意味分からない。キャラの素性とか正体のバラし方も、微妙。
    あと政とか内乱とか言ってる割に、その内容が全く出てこないのが薄っぺらい。(この辺は十二国記と比べちゃうのが良くないのか。。)

    キャラ目当てだけなら楽しめると思う。

  • 全22巻
    星4.5

  • 好き!

    ザ・サード以来の好き感。ヒロイン、という呼び方は違和感だけれど。火乃香と秀麗は似てると思うんだ。

    くっきりはっきりしっかりすっきりしたストーリー展開とか、ひとりひとりのキャラクターの姿勢とか。

    惹き付けられる要素がたくさん。イラストに腰がひけても、ぜひ大人の方にも読んでほしい。

  • 何冊か読んだのですが、あまり好みに合わないようです。
    状況的には結構苦境に立たされたりもするのですが、どうみても主人公に甘いというか、都合が良いというか。
    なにより少女向け?というのか登場人物の皆様の美麗なこと、優秀なこと、いやいやいや・・・って感じで無理でした。
    とっても大変な目にあってすっごく苦労してでも真面目に頑張って最終的にはちゃんと報われました!の繰り返し、みたいな・・

  • このシリーズがすごく好きです!
    秀麗ちゃんの成長を見るのがとても楽しいです
    キャラクターの中ではもちろんヒロインである秀麗ちゃんが好きですが、男性キャラの中では朔洵と絳攸と楸瑛・清雅・蘇芳がすきです~

    完結しました、してしまいましたね。
    長い間ご苦労様でした!
    完結巻の感想も書いていますのでよろしければどうぞ

  • 秀麗は彩雲国でもピカいちの名家・紅家のお嬢様。なのに家計は火の車。明日のごはん代を稼ぐため、舞い込んだオイシイ話に飛びついたのはいいけれど、その依頼ときたら即位間もない「ダメ王様」教育係で、しかもお仕事期間中は貴妃として後宮に入れというものだった。ほかに妃嬪のいない空室アリの後宮で、まったく女に興味ナシの困った王様と秀麗師の、奇妙な関係が始まる!〈第1回ビーンズ小説賞奨励賞・読者賞受賞〉
    (2003年)
    —- 目次 —-
    序章
    第一章 うまい話には裏がある
    第二章 お国の裏事情
    第三章 暗闇の中の真実
    第四章 暗躍する影の手
    第五章 二つの顔をもつ者
    終章
    あとがき

  • [台東区図書館]
    彩雲国物語1冊目(1巻)

    LINEマンガで知り、面白かったので図書館で探し、原作があったので読んでみることにした。正直マンガの時も絵は幼すぎて好きではなかったが、とりあえずコンセプトと話が面白かったので読みたかった。そして小説で読みだしたら、含みを持たせた半分謎解きのような書き方、に加えて随所である人物描写というかやりとりというか、そういうあたりも細やかで面白く、ストーリーだけでなくキャラ達自身も気になって読み進めている。

    難点は最初はほどほどだったセリフが、こなれてきたのか、読者層にハマっていったのか、必要以上に現代語になりすぎていってる感があるところと、挿絵。それと巻数&外伝の分かりづらさ(泣)。ただ、大分終わりがみえてきてブクログに登録しようと思ったら、角川ビーンズだけでなく、角川文庫もあることを知った。そちらの方はきっと当初よりも高い年齢層にも受けたとあったせいもありそちら向けの装丁にしたのかな?どうせならそちらで読みたかったなーと思ったけれどあとの祭り。まぁいいか。それにしてもすごく古くにやっていたんだな、NHKでアニメ化もされていたんだなー。

  • 4-04-449901-2 c0193\438E.

    角川ビーンズ文庫BB46-1.

    彩雲国物語 ① はじまりの風は紅く

    著者:雪乃紗衣(ゆきの さい)
    イラスト:由羅カイリ(ゆら かいり)

    発行所:株式会社角川書店


    2003年11月1 初版発行
    2004年11月20日 8刷発行

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著者プロフィール

茨城県生まれ。2002年10月「彩雲国綺譚」で第1回ビーンズ小説賞の読者賞・奨励賞をダブル受賞。03年11月、受賞作をもとに改稿執筆した『彩雲国物語 はじまりの風は紅く』で作家デビュー。同シリーズは11年7月に本編が完結し、累計650万部を超える大ヒット作となる。他の著作に「レアリア」シリーズ、『エンド オブ スカイ』がある。

「2023年 『彩雲国物語 十六、 蒼き迷宮の巫女』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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