彩雲国物語 はじまりの風は紅く (角川ビーンズ文庫 46-1)
- KADOKAWA (2003年10月31日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784044499013
作品紹介・あらすじ
秀麗は彩雲国でもピカいちの名家・紅家のお嬢様。なのに家計は火の車。明日のごはん代を稼ぐため、舞い込んだオイシイ話に飛びついたのはいいけれど、その依頼ときたら即位間もない「ダメ王様」教育係で、しかもお仕事期間中は貴妃として後宮に入れというものだった。ほかに妃嬪のいない空室アリの後宮で、まったく女に興味ナシの困った王様と秀麗師の、奇妙な関係が始まる!第1回ビーンズ小説賞奨励賞・読者賞受賞。
感想・レビュー・書評
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再読。ちょいと手にとって読み始めたら、止まらなくなりました。このシリーズ大変長く、魅力的なキャラクタ盛りだくさん。やっぱり私はキャラ読みなのかな。前回読んで最終的に1番好きなのは邵可様だったけれども、さて今回読み通しても同じ結果になるでしょうか?!
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主人公の紅秀麗は、彩雲国でも有名なお嬢様で秀才。だけどダメ父様のせいで超貧乏! 明日のごはん代を稼ぐため、「ダメダメ王様」の教育係になることに。だけど困った王様は実は……!
これは、秀麗が王と出会ったことで、「官吏になりたい」という一度諦めた夢を再度追い求める物語。女性には受験資格もなかった官吏を目指した秀麗。初の女性官吏になってからも、更なる苦難が秀麗を襲う。笑いあり、涙ありの素晴らしい中華風ファンタジーシリーズ。本編だけでも18巻あるので、子供のうちに読んでほしい作品です。 -
期待が高かった分、内容の薄さにがっかり。
文章が稚拙なので、思わせ振りな台詞がいちいち意味分からない。キャラの素性とか正体のバラし方も、微妙。
あと政とか内乱とか言ってる割に、その内容が全く出てこないのが薄っぺらい。(この辺は十二国記と比べちゃうのが良くないのか。。)
キャラ目当てだけなら楽しめると思う。 -
全22巻
星4.5 -
好き!
ザ・サード以来の好き感。ヒロイン、という呼び方は違和感だけれど。火乃香と秀麗は似てると思うんだ。
くっきりはっきりしっかりすっきりしたストーリー展開とか、ひとりひとりのキャラクターの姿勢とか。
惹き付けられる要素がたくさん。イラストに腰がひけても、ぜひ大人の方にも読んでほしい。 -
何冊か読んだのですが、あまり好みに合わないようです。
状況的には結構苦境に立たされたりもするのですが、どうみても主人公に甘いというか、都合が良いというか。
なにより少女向け?というのか登場人物の皆様の美麗なこと、優秀なこと、いやいやいや・・・って感じで無理でした。
とっても大変な目にあってすっごく苦労してでも真面目に頑張って最終的にはちゃんと報われました!の繰り返し、みたいな・・ -
このシリーズがすごく好きです!
秀麗ちゃんの成長を見るのがとても楽しいです
キャラクターの中ではもちろんヒロインである秀麗ちゃんが好きですが、男性キャラの中では朔洵と絳攸と楸瑛・清雅・蘇芳がすきです~
完結しました、してしまいましたね。
長い間ご苦労様でした!
完結巻の感想も書いていますのでよろしければどうぞ -
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角川ビーンズ文庫BB46-1.
彩雲国物語 ① はじまりの風は紅く
著者:雪乃紗衣(ゆきの さい)
イラスト:由羅カイリ(ゆら かいり)
発行所:株式会社角川書店
2003年11月1 初版発行
2004年11月20日 8刷発行 -
ここから、後に伝説の女性と謳われる 紅秀麗 の風は吹き出したーー。
ーーー
「骸骨を乞う」以外は番外編含め全て読了済みです。
この1巻は、あとがきによるとこの巻で終わり予定だったらしく、確かに他の巻より恋愛が強く、伏線も綺麗に回収して終わっているなと思いました。
『彩雲国物語』は、男尊女卑な政治の世界で、女性で民の気持ちが分かる秀麗が、持ち前の頭脳と意地で奔走していく人生の話です。
心根の強い女性が好きな方にオススメです!!
巻が進む事に恋愛より仕事の話になっていって、人物も増えていって、より壮大になって面白いので、1巻を読んで文章が苦手でなければ、ぜひ読み進めていってほしいです!
シリアスな場面とコミカルな場面のメリハリがはっきりしていて、疲れずに読めました。
敵かなと思う人物も、仲間同士では和気あいあいとしたシーンがあり、視点を変えることによって見えてくる人間味が良いです。
巻によって色んなキャラの過去が分かったりもするので、気になっている方はぜひ! -
#読了
読み直し!
うん、何回読んでもワクワクしちゃう。
イケメン揃いだし、ヒロインがヒロインらしくなくて好き笑笑
守られたいヒロインがどうしてもね…いまいちね…笑笑
秀麗格好良いよ!ナイスヒロイン!笑 -
新装版が出ているのを見かけて、ついつい引っ張り出しての再読。
懐かしい。大好きなシリーズの第一巻。
一巻は、序章というか、ある意味完結している後宮話。
個人的にはお仕事で頑張っていく秀麗が好きだから二巻以降の話の流れが好みなのだけど、いろんな設定の土台がこの一巻に詰め込まれていて、ここのお話がなかったら全てが始まってこなかったんだなと思うとやっぱり大事な「はじまりの風」。
爺さんズのやりとりに、なんとなく胸に迫るものが。
前読んだときはそれほどではなかったのだが、このトキメキはなんだろう・・・ -
テンポよく読める読みやすい文章だし、
主人公の女の子もすっごい私好みの性格で
おもしろいんだけど(一応、ネタバレ改行 ^o^)
↓
「実は○○は△△だった!」ってのは、
1冊中に一回にしといて…。
なんか最後の方、
読んでてキャラわからんくなってきた。 -
ふと、何年か前に夜に放送(再放送⁇)していた
一度見たアニメが面白かったことを思い出して、
1話から全部見ようと思い立ち、結果
めちゃくちゃハマってしまったものの原作。
アニメは2期まで続いたけど、
その後はどうなるのー!? という
気になる終わり方。
小説はアニメ化した部分のその後も続いているとのこと。
ネットでも私と同じような人が散見して
アドバイスする方は皆、
「原作を読むなら1巻から読んだ方がいい」
というわけで早速手に取ってみた。
久しぶりに読んだライトノベル。
読みやすい。
アニメで知っている内容だったけれど、
アニメで見落としていた登場人物の心の機微を
拾い直せた。
アニメで見て知っているから
今後の展開に対するワクワクはなかったが、
物語を深く味わえた満足感は大きい。
読んで良かった。
アニメの続き部分も気になるが、
まずは順に読んでいこうと思う。 -
彩雲国物語。タイトルは以前から知っていたけどこうして読む日が来ようとは
コミックス版を読み、原作小説が図書館に揃っていたのでこれ幸いと読みはじめ。
読む前はどんな物語だと思っていたかな。
イケメンわんさか出てくる逆ハーレムなラブコメ? 確かにいい男達は出てくる。が、ぼんやり想像してたのとは、だいぶ違った。
たくましく努力家な女の子の成長譚
でもまだ原石の彼女がこれからどう磨かれ削られのし上がっていくのか、先の展開知らないのでまっさらのまま読み進めていこう。
ちなみに推しは静蘭。この先もともかく無事でいておくれ
ところでビーンズ文庫版と角川文庫版とありますが、コミックス読んだあとでは由羅さんの美麗挿絵がないのはなんだか物足りないし勿体ない
ビーンス文庫版、電書化しませんか? -
流石に男性率多し。中華風。王族、貧乏貴族の娘というキーワードにピンときたらぜひ。まだこの巻はチュートリアルみたいなもの。
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色々混ざっているような…迷走しているような…
「お、良いこと言う」や「こう転がったか!」って思う場面もあった一方…
"少女漫画感"が急増してくだらないセリフや展開にイライラすることも。
また、妙に露骨・不潔なとこともある…19歳にして男女多数合わせてほぼ毎日誰かと寝た設定とか…恋はしらないがセックスはいっぱいしている…主人公がいないあいだもそれつづけるってこと?… つながらない・納得いかないところもある。
その主人公も、頭が良いのはずだが、結局一人だけ裏でおこっていることに気づかないまま… 一人だけが少女漫画から降りてきた、かわいいけど、空の飾り物のような存在。 -
中華風ロマンスの金字塔。
貧乏お嬢様が偉い人頼まれてダメ王様の教育係を引き受けることに…。
今でこそよく見られるようになりましたが、この小説が生まれたからこそ、流行った設定なのでは⁇と思うほど。
一見ただの恋愛小説かと思いますが、実際は人の生き方、考え方をよく描いており、様々な思惑が入り混じる。
絵に惹かれて読み始めましたが、非常に濃い内容で読み始めたら止まらないです。 -
141:図書館で1巻を見つけたので、遅まきながら読んでみました。少女小説らしい読みやすさは大変好ましいです。さらっと読めてしまいましたが、もうちょっとふつうのひとが出てきてもいいかな……ぜいたく?
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やっと読んだけどめちゃんこ面白いな…アレッッ劉輝さんてこんなキャラだったんか…か、かわいいな…
もちろん秀麗ちゃんもかわいい
だが私は静蘭さんと秀麗ちゃんコンビ萌えだ -
久々にライトノベルを読みました。本を読まない中一の娘が、本に興味を持つきっかけになればと、人気ありそうな作品を色々試し始めているのですが、これはちょっといまいちかな。男色や両刀がどうの、夜の生活がどうの、子が出来る云々、今どこまで知っているかはわかりませんが、おそらく、まだわかった上で楽しんで読める知識レベルではないかな、と。どうだろう。「ホモ」という言葉は知っているみたいですけど。
これ自体は、勢いがあってそれなりに楽しく読めましたが、文章がちょっと軽いというか、時々違和感がありました。その昔の新井素子氏なんかも文体が話題になった人ですが、今読んだらどうなんだろ。軽くはあるが、日本語として崩れている感じはしなかった気がするのですが、、、また読み返してみようかな。
まあ、美形で超優秀なキャラがバンバン出てきて、時々ぐっとくるところもあり、人気があるのもわかります。後半は、陰謀が明らかになって展開していくあたり、「この人って実は〇〇」というパターンが多過ぎて、ちょっと食傷気味になってしまいました。もう少し抑えた方がよかったような。。。
あと、ちょっとわかりにくかったな。もう一回読んでも、人が伏せられた場面で、これはこの人の独白、みたいなことがわからない気がする。そこも、娘には早いかな、と思うところです。読解力低いので「最後の方、訳わかんない」で終わってしまいそう。
続きは読んでもいいし、読まなくてもいいかな、という感じ。 -
2018年4月22日紹介されました!
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ビーンズ文庫の一番人気「彩雲国物語」シリーズの第1巻を、今頃になって手を取ってみた。当時は続きを書くつもりが無かったそうで、この巻で完結した話になっている。このシリーズの面白さを知るには、もう少し続刊を読む必要がありそう。
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ティーンズ向けの読み物ですが十分に楽しめました。なかなか色々詰まっていました。続きも読みます。
2017.5.21 -
人気のシリーズだと以前から知っていたので、図書館で第1巻がたまたまあったのを機に読み始めた。中学生くらいからでも読みやすいライトな文体で、中華風ファンタジー。
しばらくおつきあいしてみよう。
4巻まできたんだけど、ちょっと美形が多すぎでしょ〜(^。^)
ま、そこはおおらかに目をつぶって、秀麗ちゃんを応援しましょう。 -
妹が唐突にはまって買ってきたので、借り読み。
十二国記の様な中華風ファンタジーです。
むつかしー漢字名が多いので、馴染むのに時間がかかるねーと言いつつ妹と読んでました(妹は既に3巻目)。
ラストが怒濤の解説調だったのが気になったけど、概ねおもしろかったので続きも借りて読むかも。
06,07,04 外伝含む「藍より出でて青」まで読了 -
あとがきを読んでびっくり。これがデビュー作だなんて!とにかく面白かったの一言に尽きる。張り巡らされた伏線にあれこれ悩み、やっぱりなと思う部分と、えー!と驚かされる部分の配分が絶妙。キャラクター一人一人も魅力的で、目が離せない人ばかり。とにもかくにも彩雲国の世界にぐいぐい引き込まれて、読み進めるのが楽しくて、魅了されたんだろうなあ。ぜひ続きも読もうと思います。