彩雲国物語 黄金の約束 (角川ビーンズ文庫 46-2)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 1991
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044499020

作品紹介・あらすじ

彩雲国に暑い夏がやってきた。朝廷の諸官は夏バテと超過勤務で次々とダウン。人手不足を補うため、貧乏街道爆走中の名門紅家のお嬢様・秀麗に助っ人要員のお呼びがかかる。だが外朝は女人禁制、それに春先に求愛を蹴って後宮を辞した手前、城内をウロウロして王様にばったり会ってしまうのもマズイ。仕方なく変装(!?)し、こっそり仕事を始めた秀麗だったが-。絶好調・極彩色ファンタジー、待ってましたの第2弾。

感想・レビュー・書評

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    角川ビーンズ文庫BB46-2.

    彩雲国物語 ②黄金の約束

    著者:雪乃紗衣(ゆきの さい)
    イラスト:由羅カイリ(ゆら かいり)

    発行所:株式会社角川書店

    2004年11月15日 初版発行
    2004年11月15日 6刷発行

  • #読了

    彩雲国物語シリーズ2巻目。
    秀麗の優秀さが凄い!と思ってしまう巻です
    あ、いやこれからずっと思うのかもだけど笑

    心に弱い所があっても凛と前を向く秀麗の姿はやっぱり愛しく思えるなぁ

  • キャラそれぞれの個性は結構強いので、
    波にのるとおもしろく読めます。
    でも、やっぱり「実は○○は△△だった!」ってのは、
    1冊中に一回にしといて…(笑)

  • 「私は私のしたいことをするんだよ」こういうスタンスで生きていきたい。

    「だったら結び直せばいいんだろう」その前向きさ見習いたい。

    表紙に早速静蘭登場
    もしかすると内心お嬢様とふたりがよかったかもしれないけどもおにーちゃん大人だから大切な二人と一緒でたぶんきっと嬉しかろう
    劉輝も微笑ましい悪夢の中で、秀麗へは何気に身も蓋もない一方、静蘭はベタ褒めでブラコン発揮。
    そしてブラコンといえば「おじさん」
    楽しい。出てくるとわくわくする。しかし身近にいたら大迷惑。

    第1巻は桜と薔薇。今巻では時を動かす鍵となる桜。
    「下賜の花」そんな公の行為ではなくても花にまつわるシーンは印象的で今後どうつながるのか気になるところ

  • 後宮は辞して、今度は人手不足の朝廷に男装して助っ人で働く秀麗。黄尚書の仮面の理由はちょっと笑ってしまった。女の人なのかと思ったけど。静蘭派だけど結局は主上とくっつくんだろうなぁ。主上が知らずに秀麗に桜の苗をプレゼントするのがイケメンだった!

  • またイケメンが・・・
    非情に申し訳ないが、黄奇人と景侍郎からBLの波動を受け取ったのはきっと私だけではないはずだ

  • シリーズ2作目。まだまだ序章。

  • 続けて2巻も。

    主人公のひたむきさと素直さが人気のポイントなのかな。
    新しいキャラもみんないい人で。そろそろ意地悪キャラとかでてきてもいいかな、と。

    2017.5.21

  • 秀麗はやっぱり可愛い。強くて、努力家で、機転が利く…でも賢すぎるがゆえに弱いところもあって、そこがまた愛おしい。今回は劉輝が秀麗に会えて、秀麗の心の傷を知らず知らずのうちに癒すような贈り物をしたシーンが一番ぐっときました。彼と秀麗と、寄り添う未来があるかはわからないけれど。今後はどんな展開になっていくのかなあ。

  •  久しぶりに寝食を忘れて読みふけるような本に出会えました。
     黄鳳珠さんが素晴らしいです。仮面の頃から好きだったのに、仮面の内にあんな秘密を隠していたり、意外な攻撃性があらわれたり、奇人変人エピソードがザクザク出てきたり。もう心を鷲掴みにされた気分です。
     静蘭も相変わらず格好いいし、今回は素の表情(なのか?)も垣間見えて、なんか黒くていいですね。
     謎の子供二人組や優しげで変な「おじさん」も登場し、ストーリーそのものより、キャラクターの魅力で最後まで引っ張られた感じです。(「おじさん」は最初ショタコンの変態かと思って読んでしまいました。)
     かと言ってストーリーも面白くないわけでは無かったです。燕青のエピソードは十二国記を思い出させて良かったです。
     ラストも後引くものだったので、早く続きが読みたいものです。また図書館に予約を入れないと……。

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著者プロフィール

茨城県生まれ。2002年10月「彩雲国綺譚」で第1回ビーンズ小説賞の読者賞・奨励賞をダブル受賞。03年11月、受賞作をもとに改稿執筆した『彩雲国物語 はじまりの風は紅く』で作家デビュー。同シリーズは11年7月に本編が完結し、累計650万部を超える大ヒット作となる。他の著作に「レアリア」シリーズ、『エンド オブ スカイ』がある。

「2023年 『彩雲国物語 十六、 蒼き迷宮の巫女』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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