彩雲国物語―花は紫宮に咲く (角川ビーンズ文庫)

著者 :
制作 : 由羅 カイリ 
  • 角川書店
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本棚登録 : 1672
レビュー : 140
  • Amazon.co.jp ・本 (255ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044499037

作品紹介・あらすじ

長年の夢を叶え、晴れて彩雲国初の女性官吏となった紅秀麗。突然の大出世に驚いた街の人々からはちょっと敬遠され気味で、ショックを受けたりもしたけれど、ぐっとこらえて新しい環境に乗り込む決意をする。…が、バリバリ男性社会の外朝は秀麗に冷たくて、正式配属前の新人研修もなんだか前途多難。相変わらずな王様のすっとぼけた求愛をかわしつつ、ついに秀麗の戦いの幕が上がる!?大人気極彩色ファンタジー第3弾。

感想・レビュー・書評

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  • 2012年9月5日読了

    予想通りの大波乱でしたねー。でも、その代わりいい仲間と巡り合えたように思う。特に珀明くんがなかなかいいツンデレぶりで良かった(笑)
    波乱とはいえ、紅家総出って感じで紅家一人勝ちな雰囲気…(黎深一人勝ちか?)
    玖琅が拗ねた子供みたいで可愛いのに、実際あんな姿(アニメ参照)だとは思わなくてちょっとびっくりした。可愛い系のイメージ持ってたのに…←
    首謀者を追い詰める奇人様も良かった\(^o^)/ 奇人様、なんだかんだで秀麗に甘いと思うんだけどどうなのwww 仕事増やしてるように見せかけて、きっかけを与えてあげるなんて優しいわ~!奇人様推しになって行きそうで怖いww

    次巻は一転して、茶州。
    ひどいひどいと聞いてはいるけど、一体どんな場所なんだろう。

  • 女性というだけで蔑まれ、国試で好成績を上げたにもかかわらず、便所掃除と書類の整理。
    挙句には、先輩官吏から泥団子を投げつけられる始末。
    あぁ、悔しさで私が泣きそうだ。
    (泣かないと決めた秀麗の決心に倣い、私も泣かなかったけれど)
    胡蝶姐さんは、カッコイイ!

    劉輝も、ますます想いを募らせて。
    秀麗の立場や思いを慮る、それこそが愛することなんだろうなと思う。

  • ついについについにっ!
    秀麗が官吏に!!
    女だから、女なのに、女だけど。性差別のある世界でも、憤然と「自分」で立ち向かっていく様がかっこいい。こんな元気な女の子になりたかった…!

  • この作品、見た目とは裏腹にラブ要素より仕事頑張る女の子の奮闘記要素が強いのが人気の秘密なんだろうな、と思います。
    わたしもう30代だけど箇所箇所で気持ちわかるし、学ばされるし。

    もちろん、物語なので恵まれているところはあるかもしれないけど、このまままっすぐ頑張れ!とおばぁは応援したくなります

    2017.5.29

  • 無事に国試合格を果たし史上初の女性官吏となった秀麗が、朝廷での風当たりの強さにもめげず奮闘する様子が描かれる、シリーズ第3作。

    ようやく官吏としての秀麗の物語が始まる、重要な巻ですね。
    新人官吏の秀麗や影月が嫌がらせを受けてもそれに負けじと己を奮い立たせて頑張る姿は、自然と応援したくなるものです。
    また、今巻では秀麗の勉学の師匠である李絳攸の名前の由来が語られるのですが、ここ、彩雲国シリーズを通して、私が一番好きなシーンなのです。
    場所が絳攸の養い親の黎深の兄・邵可の自宅で、李の花が咲いている中、邵可によって語られるというところが素晴らしい。
    そんなわけで、個人的に思い入れの強い、好きな1冊です。

  • 貧乏姫君、自立を目指して新人研修編! 厳しい国試に合格し、いよいよ彩雲国初の女性官吏となった秀麗。超男社会の中で、差別どころか命の危険にまでさらされて!?
    仕事と恋とどっちを選ぶの...というところまではまだ行かないけど、片鱗は見えるかな。仔犬のような殿様が、ちょっと大人の男に見えてきた段階。
    それにしても、主上19歳かぁ...。確かにもう大人だけど、自分がこの年になると、ねぇ。男は加齢臭がするようになってからでしょ!(笑)

  •  何の予備知識も無しに読み始めたシリーズだけに、え? 恋物語じゃなくてお仕事サクセスストーリーに近いの? とちょっとびっくりした巻でした。
     いえ、私は恋物語は得意でないのでこれで良いのですが、1巻とか甘い雰囲気もあった気がするので、本当に純粋に驚きました。彩雲国物語が十二国記とよく比べられるのがわかった気がします。
     続きも少し気になるけれど、これはこれで完結していたので、読むのはもう少し先になると思います。
     余談ですが、私は女性ながらに医療用ウィッグを付けている身なので、カツラ、そんなに何度も蒸し返すほど面白いかなーと悲しくなりました。あ、でも黄奇人さんが仮面を取るシーンは最高に面白かったです。

  • 初の女性官吏に探花(3位)及第した秀麗\(^o^)/しかし、最年少で状元(1位)及第した影月ともども過酷な新人研修(洗礼?)が待っていた(-_-;)二人の頑張る姿に「負けるな!頑張れ!」と心の中で応援p(^-^)qそして最後はスカッとする終わり方♪しかし紅一族は怖すぎるわ~(--;)これに対抗できる藍家もかなり凄い一族なんだろうなぁ(^^;)今回、胡蝶ねえさんの大ファンなったけれど、秀麗と影月は茶州へ行ってしまうから、もう会えないかなぁ(._.)

  • やったー秀麗がやっと官吏に!と思ったらいろいろいじめられて…(ほろり)でも序盤で辛く当たる人に悪い人はいないって法則は当てはまりました。

  • 10年弱ぶりに再読3巻目。再読する中で、今まででいちばん涙が出てきた巻だった。
    色んな伏線は、当時気づいたものだけでなく、今だから気づけたものもたくさんあったように感じる。

    秀麗の姿は、社会人になった今、とてもしみる。
    中学生、高校生だった頃には夢を追う少女として重なり、今は働くひととして重なる。

    記憶の中で、このあとは今までのような明るさは減っていくような気がしているが、今のわたしなら昔とは違う視点で、気持ちで読めると信じて続きを読みたいと思う。
    2014.12.17

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プロフィール

雪乃 紗衣(ゆきの さい)
1982年、茨城県生まれ。小説家、ライトノベル作家。
2002年、『彩雲国綺譚(現・彩雲国物語)』で、第1回角川ビーンズ小説賞奨励賞・読者賞をダブル受賞。同作品でデビュー。アニメ化もされた代表作・代表シリーズとなった。
ほか、2014年『レアリアI』で一般文芸作も著している。

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