彩雲国物語 花は紫宮に咲く (角川ビーンズ文庫 46-3)
- KADOKAWA (2004年7月31日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784044499037
作品紹介・あらすじ
長年の夢を叶え、晴れて彩雲国初の女性官吏となった紅秀麗。突然の大出世に驚いた街の人々からはちょっと敬遠され気味で、ショックを受けたりもしたけれど、ぐっとこらえて新しい環境に乗り込む決意をする。…が、バリバリ男性社会の外朝は秀麗に冷たくて、正式配属前の新人研修もなんだか前途多難。相変わらずな王様のすっとぼけた求愛をかわしつつ、ついに秀麗の戦いの幕が上がる!?大人気極彩色ファンタジー第3弾。
感想・レビュー・書評
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女性というだけで蔑まれ、国試で好成績を上げたにもかかわらず、便所掃除と書類の整理。
挙句には、先輩官吏から泥団子を投げつけられる始末。
あぁ、悔しさで私が泣きそうだ。
(泣かないと決めた秀麗の決心に倣い、私も泣かなかったけれど)
胡蝶姐さんは、カッコイイ!
劉輝も、ますます想いを募らせて。
秀麗の立場や思いを慮る、それこそが愛することなんだろうなと思う。 -
ついについについにっ!
秀麗が官吏に!!
女だから、女なのに、女だけど。性差別のある世界でも、憤然と「自分」で立ち向かっていく様がかっこいい。こんな元気な女の子になりたかった…! -
#読了
彩雲国物語3巻目。
秀麗の奮闘に何故か心がギュッてなって泣きそうになった
女であることを忘れないで、っていい言葉だわ…
私も忘れずにいたいな。
あー、なんか泣きそう笑 -
秀麗が管理試験に合格して
「同期」のお仲間もできました。
首席の影月クンは
普段はおっとり優しい子ですが
酒が入ると別人になります。
そんな彼とふたりして
ド田舎の茶州へ州牧として赴任…
を命じられたものの
行く手を阻まれ中です! -
お父様兄弟のブラコンぶりに笑う
有望ショタの登場、劉輝さんそっちのけで秀麗ちゃんといい雰囲気作る静蘭さん、燕青さんもおるよ!と、やっと秀麗の物語の幕が開ける3巻 -
この作品、見た目とは裏腹にラブ要素より仕事頑張る女の子の奮闘記要素が強いのが人気の秘密なんだろうな、と思います。
わたしもう30代だけど箇所箇所で気持ちわかるし、学ばされるし。
もちろん、物語なので恵まれているところはあるかもしれないけど、このまままっすぐ頑張れ!とおばぁは応援したくなります
2017.5.29