彩雲国物語―想いは遙かなる茶都へ (角川ビーンズ文庫)

著者 :
  • 角川書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044499044

作品紹介・あらすじ

彩雲国の王様・紫劉輝の特別措置で、国試同期合格者の杜影月と二人一緒に、茶州州牧に任命された紅秀麗。けれど赴任先の茶州は今もっとも内政の荒れている土地で、彩七家の末席を占める地元の豪族・茶家と、王命を受けた州府の官吏たちが睨み合う一触即発の危険地帯なのだった。万が一の事態を避けて、隠密の長旅の末に茶州へ入った秀麗一行だったが、そんなにうまくコトが運ぶはずもなく…!?極彩色ファンタジー第4弾。

感想・レビュー・書評

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  • #読了

    なんだろう、ドキドキするほどの激しい戦いが描かれてる訳でもないのにすごく胸が熱くなる
    我が身一つで切り抜けてる2人(あ、いや全員だけどさ)がすごく心に勇気を分けてくれるー!

  • 茶州に着いたら
    茶一族のドロドロ劇に巻き込まれた。

    おもしろいんだけど
    本当に「〇〇は△△だった」が
    多い小説だよね…。

    力を貸してくれたヒトが
    実は一番の黒幕だったわけです。

  • 静蘭の過去が明らかになって、しんどい! ますます推せる!
    茶州州牧の着任のため茶州に向かう道中、妨害にあい、茶一族の跡目争いに巻き込まれる。茶次男とのルートは悩むほどなの?? 静蘭の切なすぎ、健気( ノД`)…

  • 4-04-449904-7 c0193¥457E.

    角川ビーンズ文庫BB46-4  .

    彩雲国物語 ④想いは遥かなる茶都へ

    著者:雪乃紗衣(ゆきの さい)
    イラスト:由羅カイリ(ゆら かいり)

    発行所:株式会社角川書店



    2004年10月1日 初版
    2006年4月30日 第12版

  • 秀麗が多くの人を魅了するわけが良く分かる。
    影で多くの者に守られながら困難と真摯に向き合い克服していく様に心打たれた。ファンタジー小説とわかっているから安心して楽しめる。

  • 表紙は静蘭2度目の登場〜 しかしまたもや秀麗と二人ではなかった上にもう一人が…きっと今回は不満であろうw と笑っていられたのは初めのうち。

    ここからはコミカライズされてないので展開知らず楽しみに読みはじめ。巻を重ねてゆくにつれ重くなると何かのコメントでみたけどもイキナリこうくるなんて思わないじゃないですか。
    まっさらな初読と以後では読むテンションがガラッと変わるそんな巻。
    静蘭の過去がしんどくて紅一家への尽くしようやお嬢様モンペになるのよーくわかる
    過去が読めるとわくわくしていた序盤。それがあんなこんなそんなだなんてーーーーー!!!
    なにがあったか具体的に察した今となっては…。推しを!推しを!よくもあんな目に!!こんなに、こんなにも、ブッた斬られるのを待ち望んだキャラはそうそうない。
    燕青がいてよかったほんとよかった大事なことだから二度言うほんとよかった!!!
    龍蓮ーー殺伐とした後半にオアシス!

    「私のほうがずっとましです。そう思いませんか」
    思う思うよめっちゃ思う!!!

  • 私は表紙で既に気が付いておくべきだったのだ・・・
    満を持しての静蘭×秀麗のターンなのだということに・・・・・・
    いや、ラストの告白・・・静蘭あんた・・・あんた・・・マジかよ・・・マジでか・・・・・・

  • 図書館で。
    1巻は面白かったんだけど、3巻まで来てう~ん、という感じになったのでこの辺で良いかなぁ。後はネタバレで←ヒドイ(笑)
    1巻はダメ王の性根を叩きなおす!という非常にわかりやすいお話だったのが、女性の権利獲得、職業意識の改変!みたいな話になっちゃったので。

    2巻の王宮アルバイト編、3巻の難関突破・新人研修までは良かった。ただ、新人官吏を一番トラブってる州だか県だかに突っ込むってどうなのかな~ それ、もう少し経験積んだ人間の役目じゃない?とかツッコミを入れたくなったというか… そしてヒロインの良い男ホイホイは…まぁラノベだから仕方ない仕様として。でも恋愛要素をからめると、女性の社会進出だとか既存の組織改編って辺りから大分ズレる気がするんですよね。そして後者のテーマだと新人が入って1、2年で改善されるハズもなく、ジュニア系ラノベ恋愛モノとの相性が悪すぎって感じでして。

    多分作者さんはエンセイさんだっけ?が好きで、2巻だかに彼がシュウレイさんの片腕になるとか書いちゃったからここで部下にする~みたいな展開にしたのかもしれないけれども。地方出る前に中央でキャリア積んだ方が良くない~?みたいなね。ウン。その辺りがあまり合わなかったのでこの辺で良いかなぁという感じです。ハイ。(大体中央官吏が出向するというのに、そのパーティメンバー何?みたいなね。もっとこう、あるだろ!とツッコミを入れたくなったりモニョモニョ…)

  • ちょっと裏ボス感のあるキャラがでてきました。

    影のある男に惹かれるのはわからなくもないが、そこは王様選びましょうよ、と思わず突っ込みたくなる姫の気持ち。作者さんからすると焚きつけるためのシーンなんだろうけど。。。

    なんかモヤが残った。続きも早く読もう

    2017.5.30

  •  すぐに茶都の話かと思ったら、なかなか就任しませんね。
     秀麗が若様になびいているようなのが、すごく意外な巻でした。この淡い恋愛(?)、次巻ですっきりするかなぁ。

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著者プロフィール

茨城県生まれ。2002年10月「彩雲国綺譚」で第1回ビーンズ小説賞の読者賞・奨励賞をダブル受賞。03年11月、受賞作をもとに改稿執筆した『彩雲国物語 はじまりの風は紅く』で作家デビュー。同シリーズは11年7月に本編が完結し、累計650万部を超える大ヒット作となる。他の著作に「レアリア」シリーズ、『エンド オブ スカイ』がある。

「2023年 『彩雲国物語 十六、 蒼き迷宮の巫女』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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