彩雲国物語 藍より出でて青 (角川ビーンズ文庫)

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  • 角川書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044499105

作品紹介・あらすじ

会試直前の王都に、天才・藍龍蓮がやってきた!自由人な彼のキテレツな振る舞いに、兄の楸瑛は大迷惑。しかし周囲の声なんて気にもせず、龍蓮が「心の友」(=秀麗と影月)のために巻き起こした大騒動とは!?(「王都上陸 龍蓮台風!」)ほか、恋する男女が想いを伝える「秋祭り」に起こった不思議な事件、龍蓮の茶州トンデモ観光案内で、秀麗たちもおおわらわな新作書き下ろしを収録。超人気シリーズ、お得感満点の外伝登場。

感想・レビュー・書評

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  • 龍蓮クン、本編では飛び飛びに出てたけど
    同期(心の友)のために
    裏でいろいろ頑張っていたのね。
    なかなか良いトリオです。

    春姫も香鈴も一途だけど
    彩雲国の女子たちは、なんか強め♪

  • 2012年9月25日読了

    やはりコメディだと皆が生き生きしていていいなぁ。
    特に静蘭のブラック面が活きてて嬉しい(笑)燕青とのやりとりも軽妙で、2人の仲の良さも前面に出てていい。
    しかし、櫂おじーちゃんイケメソすぎてすごいね!あれは昔はモッテモテだったんだろうなぁ。そんな人が後見になるんじゃ、影月はいい男になるぞ!

    あと、悠舜と凛の恋愛も良かった。どうやってプロポーズしたのかなぁ(^o^)
    男同士の会話も面白かったよね。克洵最高wwww あんなに率直に内容言っちゃう克洵もどうなのかwww

    今後の龍蓮にも期待。彼は何を為すんだろう。

  • 2022/12/29

    短編。試験のときの話と茶州の事件の前後の話。凜さんがかっこよすぎる。

    p238
    「俺、ちっとはマシな州牧やれてたかな。えん洵じーちゃんの期待に応えられたかな」
    悠舜は目を閉じた。夜遅くでも、まだ笑い声が聞こえる。十年前にはなかったもの。壊れていたもの。あきらめていたもの。そのすべてが証。
    「この街が、答えです。あなたに心からの敬意を、浪燕青」

  • 短編集

  • 表紙、りょ、両手に花…!!?
    そんなの劉輝さんもやってないのに…龍蓮…恐ろしい男…
    そしてやっぱりオタクは静蘭と秀麗パートが一番興奮してしまったよ…

  • 外伝2

    彼らの茶州での行いが報われたことを表すような外伝でした

    2017.6.18
    70

  • 短編集その2。メインキャラは藍龍蓮。本編ではあまり出てこなかったこのキャラの秀麗や影月との関係などが取り上げられている。一見捉えどころがなく「不思議ちゃん」「困ったちゃん」的な龍蓮だが、身分や能力に関係なく一人の人物として接してくれる秀麗や影月のことを大切に思っている様子が文章から伝わってくる。三人の会話のやりとりがとてもおかしく、電車の中で読んでいて変な笑いがでてしまった。次の巻からは、再び王都編。秀麗の奮闘ぶりを引き続き読んでいきたいと思う。

  • 龍蓮ファンにはたまらない短編集だった(*^^*)♪前回、茶州編が終わり秀麗、影月、龍蓮の三人の絡みが読めなくなっちゃうのかぁ(._.)と思っていただけに、本当に嬉しい!o(^o^)o克洵と春姫の初々しくも面白い話も大好き!縹家は相変わらず不穏(--;)

  • 彩雲国物語の中では、これが一番好きなんだろうと思う。
    こう、判りやすかった。『話が』じゃなくて『大切なこと』が?

    アニメよりも主人公の存在に意義があったように見える。

    20150225

    短編集・外伝。
    藍龍連関連の話。

  • 心温まる、珠玉の短編集でした。色々あった茶州編と、本編では見られなかった王都でのお話に、心温まり、涙し、とても満足する一冊でした。
    次巻からは秀麗は冗官。先を知っていても、どうなるのか、楽しみです。

    2015.1.23

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著者プロフィール

茨城県生まれ。2002年10月「彩雲国綺譚」で第1回ビーンズ小説賞の読者賞・奨励賞をダブル受賞。03年11月、受賞作をもとに改稿執筆した『彩雲国物語 はじまりの風は紅く』で作家デビュー。同シリーズは11年7月に本編が完結し、累計650万部を超える大ヒット作となる。他の著作に「レアリア」シリーズ、『エンド オブ スカイ』がある。

「2023年 『彩雲国物語 十六、 蒼き迷宮の巫女』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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