彩雲国物語 紅梅は夜に香る (角川ビーンズ文庫)

著者 :
  • 角川書店
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本棚登録 : 1704
感想 : 110
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044499112

作品紹介・あらすじ

任地の茶州から王都へ帰ってきた、彩雲国初の女性官吏・秀麗。しかし久々の故郷に喜ぶ間もなく、彼女はある出来事の責任をとるため、高位から一転、冗官として再出発することに!しかも、一時登城禁止を言い渡された秀麗は、街で自分にできることを探し始める。周りの皆に見守られつつ、ガンバル秀麗だけど、突然ヘンテコな貴族のお坊ちゃまに求婚されて!?またもや嵐が!?超人気シリーズ、満を持しての新章開始。

感想・レビュー・書評

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  • おもしろかった。

  • 978-4-04-449911-2 

    4-04-449911-X c0193¥457E.

    角川ビーンズ文庫BB46-11.

    彩雲国物語 ⑪紅梅は夜に香る

    著者:雪乃紗衣(ゆきの さい)
    イラスト:由羅カイリ(ゆら かいり)

    発行所:株式会社角川書店

    2006年9月1日 初版発行
    -

  • 2022/12/31

    冗官になった秀麗が王都を走り回る話。突然求婚してきたタンタンを巻き込み贋作騒動などなどを解決するために走り回る。タンタンお疲れ様…

  • #読了

    タンタン君、最後の最後でキメたー!!
    やっぱこのシリーズは人が優しく描かれてて好き。
    勿論酷い人たちもいるんだけどさ。

  • 求婚される秀麗さん
    いやそれにしても秀麗さん…引く手数多だな…あらゆる意味で…

  • 王都に戻ってきたら「ヒラ」官吏。
    しかも、しばらくは登城禁止。
    なのにちょっとした疑問がもとで
    あやしい詐欺事件の謎を追うことに。
    相変わらずの秀麗です。

    新キャラの「タンタン」こと
    蘇芳がいいね〜。
    無気力無責任男かと思いきや
    心根の優しい青年だった。

  • 確かになぁ、頑張っても報われない、結局使い捨てられるだけ、ってわかっていて頑張れる人は少なくて、そうかもしれないけどその中にも頑張る理由を見つけられるところが強さなんだろうな。

    彼女の評に関してはたんたんくんに同意する。

    最後の王との2人のシーンが良かったなぁ。

    2017.6.10

  • 茶州の州牧職を解任され、都に返ってきた秀麗。そんな中、秀麗の元にトンチンカンな求婚をする蘇芳が現れたり、幼馴染の三太に求婚されたりと秀麗の周りは別な意味で賑やかに。一方、謎の絵師碧幽谷を探し街へと降りてきた劉輝一行は、贋作騒動に巻き込まれる話の流れ。頑張り屋の秀麗、ヒラに降格になり謹慎中であっても騒動を巻き起こす。一時はその騒動の結果、見方になってくれたある人を罪人にしてしまうけれど、助かってよかったなと思う。最後、劉輝が任命した官吏を総解任するという提案がされ、次の巻の話はどうなるのか?。見ていきたい。

  • 「彩雲国物語 紅梅は夜に香る」

    今回は、官吏を謹慎処分とされている主人公が贋作の犯人を捕まえるという少し今までとは違ったお話し!

    近々中の身のため公な行動をとることなく今までのつてや、親身になってくれる官吏の友人、果ては王さままで力となり見事に解決。

    とはいえ、やっぱり初の女性官吏を嫌う貴族は多くまたもや不穏な動きが。。

  • 官位をとられて冗官になり、登城も禁止された秀麗ちゃん(゜゜;)家事に没頭するのかと思ったけれど、そこは秀麗ちゃん!自分で仕事を見つけて頑張ってる(^^)いきなり求婚、贋作・贋金調査など大変な事が次々起こるけれど、事を治めようと頑張る秀麗を見るのが大好き(*^^*)♪最後で冗官は一斉退官及び処分の案が出てたから心配(゜m゜;)

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著者プロフィール

茨城県生まれ。2002年10月「彩雲国綺譚」で第1回ビーンズ小説賞の読者賞・奨励賞をダブル受賞。03年11月、受賞作をもとに改稿執筆した『彩雲国物語 はじまりの風は紅く』で作家デビュー。同シリーズは11年7月に本編が完結し、累計650万部を超える大ヒット作となる。他の著作に「レアリア」シリーズ、『エンド オブ スカイ』がある。

「2023年 『彩雲国物語 十六、 蒼き迷宮の巫女』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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