彩雲国物語 隣の百合は白 (角川ビーンズ文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
3.94
  • (219)
  • (145)
  • (245)
  • (5)
  • (0)
本棚登録 : 1611
感想 : 121
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044499150

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 外伝集。
    年末に開かれる武術大会の商品は
    八十をすぎてなおモテる色男櫂瑜の
    恋愛徹底指南だった。
    女性との出逢いが皆無な羽林軍の
    男たちはもちろん
    秀麗にちっとも振り向いてもらえない
    劉輝は目の色を変えるが…
    (恋愛指南争奪戦!)

    少年だった邵可が兄を慕う弟たちを残し
    修羅の道を選ぶことになったのは…
    (お伽噺のはじまりは)

    吏部尚書にして歩く災害、紅麗深。
    妻、百合姫との出逢いとなれそめは…
    (地獄の沙汰も君次第)

    ほぼ一冊、紅麗深。
    百合姫偉い…絶対麗深みたいな男やだ…
    黄鳳珠可愛そう…

    本編のシリアスなところがなくなるからか
    おちゃらけているというか
    はじけているというか
    最近、御史台やら縹家やらで
    明るいところが少なくなってたから
    このキャラにはこんな過去が
    あったんだ~とか楽しく読めた。

  • 彩雲国物語 15冊目
    このシリーズの番外編は3冊目

  • どたばたから一転、側近が去ってしまった次の年。影を引きずるねえ。
    黎深のツンデレは他人だからかわいく見える。百合はえらいなあ…
    黎深はもっとすなおに幸せになってほしいっす。

  • 十三姫も好きだけど、百合さんも好き。
    私はやっぱり、男らしくて颯爽とした女性が好きだ。
    っていうか彩雲国に登場する女性はみな、そうか。
    でも、ちゃんと書き分けられてるんだからさすがだ。

    外伝って外伝だけど、絶対読まなきゃだめだよなぁ。
    この本とか。

  • 番外編

  • 劉輝の、邵可の、黎深の、彩雲国物語外伝第4巻。

    ちらっと話にでてきてて気になっていたエピソードです、うんうん。本編が結構深刻なことになってるのでほのぼの感があって和みます。

  • 2012年10月23日読了

    メインは紅家2人でしたねー。
    つか、奇人様が可哀想って言うか…いじられキャラだったんですね(笑)
    4人で13号棟に押し込められてた話は面白すぎた。誰が黎深に家事仕込んだんでしょうか。悠舜かな?
    もっとこの4人の話、読みたいなー。

    個人的にはコメディだった恋愛指南の方が好きなんだけど、終わりがシリアスすぎて泣ける…(ToT) 劉輝が不憫すぎだ。
    でも、櫂おじーちゃんから恋愛指南頂けるとなれば、あたしも参戦したいッスね!寧ろお傍付になりたい…←

    これから本編がハードになるっぽいので、丁度いい閑話休題でした。
    でも、やっぱり彼らはわいわいやってるコメディが似合う。

  • 士気の下がる年末の羽林軍をどうにかしようと将軍達の提案で優勝者には恋愛指南が受けられるという武術大会が開催されることに。秀麗との関係が進展しないで悩む王や義理で出る羽目になったものまで、むちゃくちゃな課題に挑むことになり...。
    秀麗も家計の為何も知らずにバイトに来るが...。

    ちょっと思うのは王なんだから櫂州公なんて直接呼び出せばいい気がする。どたばた楽しそうなサービス的なコメディだった。

    もうひとつは、紅ショウ可が娘の身を案じ、珠翠を助けたりする話。
    そして彼が家を出る話と弟の紅黎深と残された百合姫のなれそめや青春時代、コウユウを拾う話など。

    黎深のおれさまっぷりが半端ない。百合の背景やキャラクターは意外性もあって、この話は軽いノリだけじゃない面白さがあった。

  • 面白かった(*^^*)

    百合姫の上洛の回がお気に入り。
    笑った( ´艸`)

  • 番外編

    邵可の話、紅家三兄弟の話
    黎深が不器用過ぎて
    絳攸は黎深が絶対なんだね
    黎深の愛は伝わりにくい!

全121件中 11 - 20件を表示

著者プロフィール

茨城県生まれ。2002年10月「彩雲国綺譚」で第1回ビーンズ小説賞の読者賞・奨励賞をダブル受賞。03年11月、受賞作をもとに改稿執筆した『彩雲国物語 はじまりの風は紅く』で作家デビュー。同シリーズは11年7月に本編が完結し、累計650万部を超える大ヒット作となる。他の著作に「レアリア」シリーズ、『エンド オブ スカイ』がある。

「2023年 『彩雲国物語 十六、 蒼き迷宮の巫女』 で使われていた紹介文から引用しています。」

雪乃紗衣の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
有川 浩
日丸屋 秀和
有川 浩
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×