彩雲国物語 黄粱の夢 (角川ビーンズ文庫 46-18)

著者 :
  • 角川グループパブリッシング
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本棚登録 : 1498
感想 : 110
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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044499181

作品紹介・あらすじ

劉輝の父、覇王・〓(せん)華の時代。愛憎渦巻く朝廷で、必死に生き抜く第二公子・清苑を搦め捕った陰謀とは!?(「鈴蘭の咲く頃に」)秀麗を支える天下無敵の二人組、燕青と静蘭。交わるはずのなかった彼らの運命が交錯した夏を描く鮮烈な中編(「空の青、風の呼ぶ声」)ほか、秀麗の父・邵可と母・薔君の宿命の出会いと命がけの求婚を描く、著者渾身の書き下ろしを収録!!すべての物語が現在につながる、究極&珠玉の外伝集。

感想・レビュー・書評

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  • 秀麗のお母さんは、こんな人だったのか。
    あと、静蘭の子供の頃の話とか。
    ううーん、そりゃこんな環境で育てば
    性格が厳しくなっても仕方あるまい(^_^;)
    この巻、けっこ〜内容ヘビーでした。

  • 最後の外伝です。

    確か以前はすごく続きが気になってたのに

    やっと出た新刊が外伝で読む気が失せて

    それから読まなくなったんだよなー。

  • 外伝集(短編3つ+オマケ1つ)

    鈴蘭の咲く頃に

    静蘭(第二公子・清苑)が茶州に流罪になるまでの話
    静蘭とは少し違う清苑
    結局、最後の最後まで母子たりえなかった二人
    王のカリスマ性凄い
    王と旺季の会話かっこいい!
    清苑の思う母と実はまるで違った本当の母
    王と鈴蘭の君の最後の会話が切なく綺麗
    あの王に「嫁にしたのは間違いだった」なんて言わせた鈴蘭の君は凄い!!


    空の青、風の呼ぶ声

    静蘭と燕青の出会いの話
    家族を皆殺しにされた(と思っている)燕青と誰にも救われず一人きりになった静蘭(セイ)
    青春というには暗すぎる過去を持つ二人の、でもやっぱり青春な友情の始まり
    悪人でしかないはずの暝祥と晁蓋もかっこいい
    どこまでも晁蓋についていこうとする暝祥と自分はもう違うから一緒に行かないことを選んで死んだ晁蓋
    智多星と燕青が出会う(というか再会の)シーンは感動
    智多星のその後が幸せ
    静蘭の名前の由来
    茶州編を読み返したくなる…


    千一夜

    秀麗の両親の出会い(というか馴れ初め?)
    お伽噺の薔薇姫が所々出てくるからか、この短編自体がお伽噺のような綺麗な話


    千一夜のそのあとに

    千一夜の後日談
    相変わらずの紅家の三兄弟

  • 短編集はあんまり…なのですが、これはっ!
    1話目は切ないけど、やっぱり2話目がいいですな!!
    そして、通常モードの続きも気になるけど、多分多くのひとがするであろう第2巻を再読するのだ✨

  • みんな待ってた父様と母様の馴れ初め短編が収録
    なんだろう…この頃からみんな、ファンタジークソオタクはドロドロの男女愛が好きよね…

  • 2023/01/26

    短編。
    静蘭と母の別れや静蘭と燕青、薔君と邵可の出会いの話。ほだされる静蘭がいいね。邵可が恋に落ちるの面白い。本編では大人として劉輝を支え、秀麗を支え、静蘭を見守る邵可の恋。たのしい。

  • 読了

  • 外伝Part3くらいかな?静蘭と燕青の過去話と邵可と薔薇姫の過去話。燕青は本当に懐が深くて、ブラックな部分なんてまるでないように見えるけど、実際たくさん苦労してきて、でも本来持ってる明るさと家族からもらった温かさで生きてるビッグな男だと、そして静蘭は文句を言いつつも燕青のこと大事に思ってるんだろうなぁと思った。静蘭もたくさん苦労してきてるもんなぁ。もちろん邵可さんもしてた…そして思ったよりファンタジックだった。結構彩雲国物語はファンタジーが融合してることにより緩和されてる部分もあるよね。それがまた良い⸜(*ˊᵕˋ*)⸝‬

  • 番外編面白かったけどタンタンがすごく待ち遠しいよ‥。

  • 薔薇姫と邵可の出会い。静蘭の名前の由来や、静蘭と燕青との出会い。を知ることができた。

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著者プロフィール

茨城県生まれ。2002年10月「彩雲国綺譚」で第1回ビーンズ小説賞の読者賞・奨励賞をダブル受賞。03年11月、受賞作をもとに改稿執筆した『彩雲国物語 はじまりの風は紅く』で作家デビュー。同シリーズは11年7月に本編が完結し、累計650万部を超える大ヒット作となる。他の著作に「レアリア」シリーズ、『エンド オブ スカイ』がある。

「2023年 『彩雲国物語 十六、 蒼き迷宮の巫女』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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