彩雲国物語 蒼き迷宮の巫女 (角川ビーンズ文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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感想 : 125
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044499204

感想・レビュー・書評

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  • 楸瑛頑張ったから、もう少し恵まれても良かったのに。。。
    と思わずにはいられませんでして

    2017.8.10

  • 縹家の大巫女縹瑠花を亡き者にしようとした黒幕は、門下省の旺季でないとすると誰なのだろう?。その点が読んでいて非常に気になった。あと、藍楸瑛がせっかく時の牢屋から珠翠を救い出し、色っぽい会話の一言でも出るのかと思えば、珠翠の第一声が「お腹が空いた」というのは何かガッカリしたというか。まあ、シリアスな展開の一服の清涼剤的なやり取りがまだ随所にあってその点は何かホッとした。話もクライマックス。続けて読んでいきたいと思う。

  • 「彩雲国物語 蒼き迷宮の巫女」

    何が何だかわからなくなってきました!
    玉座を奪うために国を挙げ立て直そうとする者。
    単純に引っかき回して戦争を起こそうとしている者。

    いったい誰が黒幕なのか?

    いまの王は優しすぎて、好きな者、近くにいてくれる者のために王をやっている。
    かたや王を認めず玉座を奪おう地している者は嫌いな者や物事のために王になりたいと思っている。

    どちらの言い分も納得できるんだけど。。

  • 最初から最後までハラハラドキドキ(゜゜;)先が気になって早く読みたいのに、読み終わるのが嫌で躊躇してしまった(^^;)楸瑛が珠翠を助け出す場面、秀麗とリオウが頑張っている場面、劉輝と旺季が話している場面等々、心に残る場面がいっぱいあったけれど、瑠花を助け出した羽羽の場面と縹家一門及び縹家系全寺社の門が開く場面が一番感激した(ToT)まだまだ大変な事が続きそうだけれど、みんな頑張れ!

  • 瑠花姫、珠翠、リオウ、璃桜、楸瑛、秀麗。今回縹家に行っていた面子の好感度爆上がり。自分も、仕事を頑張ろう、と思える。
    あと少しで完結。読み終わりたくないけど、読み終えたい。最上治の意味を、大人になった今、改めて考えたいなあ。
    2015.10.11

  • 縹家の宮で目覚めた秀麗。外界と隔絶された宮から
    出るには、大巫女・瑠花に会わねばならないため、
    異能「千里眼」を持つ珠翠を探すことに。
    一方王都では、各地で水害、地震が起こる中
    更に史上最大の蝗害の対処に追われていた…

    残念色男、楸瑛頑張りましたね…!
    旺季の芯の通った考え信念、今までの生き方
    全てもっともすぎて、もうすっかり
    しょんぼりしちゃっている劉輝が
    頑張れるか気になる所です。
    彩雲国シリーズって男性より女性の方が漢前な印象…
    ついに次が最終話。どうまとまるのか楽しみです。

  • 異能の一族・縹家の宮で目覚めた秀麗。外界と隔絶された宮から出るには、大巫女・瑠花に会わねばならない。けれど彼女の居場所は分からず、異能「千里眼」を持つ珠翠を探すことに。一方王都では、史上最悪の大災害、蝗害に対し、重臣たちが協議を重ねていた。しかし対処の全権を委任した国王の劉輝は、ただ見守るだけ。珠翠探しと並行し、蝗害の対処法も探る秀麗は、劉輝の救いとなれるのか!?クライマックス直前の第16弾。

  • おもしろかった。好きという移ろいやすい感情ではなく、嫌いなものを減らすために政治をやってきた、という旺季の言葉が沁みた。
    劉輝に足りていないものは何なのか。それが埋まることを祈る。

  • ドツボから最後通牒突きつけられたような巻でした。
    それでも、狂ったおばさん化した瑠花もようやく立ち直り、後継もできて、蝗害に対する対処法も見つかりました。
    秀麗の命は残り少なくても、見事御史として為すべきことをして再び朝廷に戻るところが男前。
    劉輝が最後の最後でいいところ見せてくれるか、クライマックスを楽しみにしています。

  • やっぱり人を出し過ぎたのではないかな?
    だから、回収していく際もさらっと感が
    いなめなく、もったいなさを感じてしまう。

    ついに王様とおうきが話したけど、
    話した内容は的確だったが、それでも
    もっと早く気付かせる事は出来たように思う。

    それが出来なかったのは、自分たちも自分で
    精一杯だったからとしか思えない。

    こうなるとじーちゃん&先王がしてこなかった事も、
    大きくなっていく。自分たちで何もかもやらないとという
    考えだったのかもしれないが、そのせいで下の
    民達が揺れるのもわかってただろうに…。

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著者プロフィール

茨城県生まれ。2002年10月「彩雲国綺譚」で第1回ビーンズ小説賞の読者賞・奨励賞をダブル受賞。03年11月、受賞作をもとに改稿執筆した『彩雲国物語 はじまりの風は紅く』で作家デビュー。同シリーズは11年7月に本編が完結し、累計650万部を超える大ヒット作となる。他の著作に「レアリア」シリーズ、『エンド オブ スカイ』がある。

「2023年 『彩雲国物語 十六、 蒼き迷宮の巫女』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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