悪い男に愛されて (角川ルビー文庫)

著者 : ふゆの仁子
制作 : 陸裕 千景子 
  • 角川書店 (2004年8月30日発売)
3.13
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  • 9レビュー
  • Amazon.co.jp ・本 (234ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044505011

作品紹介

実の兄に欲望を抱いたことさえある自分の性癖を、認めきれずにいる津久見円。ある時、会社の敏腕顧問弁護士・佐伯恭祐から、ゲイの集まるパーティの存在を聞く。意を決してそこを訪れた円だったが、不運にも見ず知らずの男に薬を盛られ、疼く体に酷いほどの快楽を与えられてしまう。相手さえ認識できない状態だったとはいえ、兄の名を呼びながら快感を貪ったことに罪悪感を抱く円。しかも、自分を抱いた男が佐伯であったと知り…!?これは、すべて仕組まれていた恋の罠。逃げることは許されない-シークレット・ラブロマンス。

悪い男に愛されて (角川ルビー文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 【※BL注意】

     津久見円は、実の兄に欲望を抱いたこともある自分の性癖を認められずにいた。
     そんな円は優秀な弁護士の父を持ち、また、同じく優秀な兄を持ってコンプレックスに感じていた。
     円は法学部卒業後、司法試験も受けずに企業に就職、そこの「契約部」の人間として働いている。
     そんな中、会社の顧問弁護士である佐伯と仲良くなり、また仕事の面でも素晴らしい手腕を発揮する佐伯に憧れを持っていた。
     ところが、その憧れていた佐伯から「ゲイの集まるパーティ」の招待状をもらってしまう。
     どういう意味なのかわからずに困惑する円だったが、「兄の結婚」を耳にし、ふらふらとその店へと向かってしまう。
     そこで薬を盛られ、前後不覚になり、疼く身体に酷いほどの快楽を与えられる。相手が誰だかもわからないまま、兄の名前を呼び続け、快楽を貪ってしまう。
     ところが翌日、実はその相手が佐伯だったことを知り、「兄にばらさないこと」を条件に、佐伯との契約を結ぶことになる。
     その間は、いつでも佐伯が好きなときに円を抱いていい、という内容であって……

     という話でした。
     憧れていた人にめちゃくちゃにされて、それでも嫌いになれない自分に心が揺れる円はまあ、普通に思い込みの強い系の受けですね。
     佐伯視点が物語にほとんどないので、結局、佐伯が何を考えているのかはよくわからずじまいでしたが、最後のおまけで、ものすごく愛していたんだ……ということが伝わってきたので、よしとしますか。
     最初から両思いなのに、いろいろな策をめぐらす系攻めにつかまってしまったがために、相当な寄り道をしていまった感じがしますが、それがなければラブラブになれなかったんだと思うので、仕方がないのかな、と今では思っています。

     まあ、ベタな感じで普通のBLだったので、真ん中の点数にしてあります。

  • 絵師さん買い。
    「愛されてシリーズ」1作目

    弁護士×リーマン

    攻め:弁護士・佐伯恭祐
    受け:会社員・津久見円

    法務部で働く円は事業の契約の件で弁護士佐伯が指導する部署で働きだして1年半、佐伯の仕事の仕方や敏腕さを尊敬していた。ある日つい自分の性癖の話から佐伯にゲイの集まるバーを紹介されつい足を向けてしまう。そこで初めて会った男にいかがわしい薬を盛られて朦朧としたところを助けられたが、それを施したのは佐伯だったらしく、、、。


    攻めの受けに対する感情がゆがんでる、、と思う。
    そもそも、好きならもっとストレートに相手を追い詰めればいいだろうに。ゲイの集まるバーに誘いながら自分は行かず、別な男に相手をさせる→そこで変な男から絡まれる→自分登場、ってどんだけ回りくどいんだ?
    別な男とは”須藤”という友人みたいなのだけど、須藤を介する意味が分からん。正攻法で口説けば落ちる受けだったと思うんですけどねぇ。
    とはいえ、そういう追い詰められるようなことがないとエロエロしいこととか、受けの切なさとか出ないから、まあ作品としては有りなんでしょうけれどね。
    最後には攻めが受けに対する気持ちを伝えるはずだから、黙って読んでたけど攻めはホント酷い男です(爆)

    最後は幸せだからいいんじゃないですか?っていうオチでした(笑)

    陸裕先生の挿絵買いでしたが、こういう酷い攻めの作品には、陸裕先生の絵は綺麗すぎるかなぁって思いました。綺麗すぎて酷さが出ない(笑)
    でも、好きな絵師さんなので良いです!

  • 悪い男に愛されて
    酷い男に愛されて
    狡い男に愛されて

  • 佐伯の鬼畜っ振りより、円の阿呆っ振りのが気になりました。最後の天然っ振りはお約束で素敵でしたけども、序盤は……。三十近いはず?の割には迂闊すぎないかなーとも思ってしまいました。けれど、最初は特に好感持ってるのか苦手意識を持ってるのかが判り辛かった。
    状況描写の文章も時々判り辛かったです……が、お話自体は結構面白かったです。

  • あらすじ:実の兄に欲望を抱いたことさえある自分の性癖を、認めきれずにいる津久見円。ある時、会社の敏腕顧問弁護士・佐伯恭祐から、ゲイの集まるパーティの存在を聞く。意を決してそこを訪れた円だったが、不運にも見ず知らずの男に薬を盛られ、疼く体に酷いほどの快楽を与えられてしまう。相手さえ認識できない状態だったとはいえ、兄の名を呼びながら快感を貪ったことに罪悪感を抱く円。しかも、自分を抱いた男が佐伯であったと知り…!?これは、すべて仕組まれていた恋の罠。逃げることは許されない―シークレット・ラブロマンス。

  • ちょっと洒落にならないきっかけからエロモードに突入です。

  • 弁護士×リーマン

  • 実の兄に欲望を抱いたことさえある自分の性癖を、認めきれずにいる津久見円。ある時、会社の敏腕顧問弁護士・佐伯恭祐から、ゲイの集まるパーティの存在を聞く。意を決してそこを訪れた円だったが、不運にも見ず知らずの男に薬を盛られ、疼く体に酷いほどの快楽を与えられてしまう。相手さえ認識できない状態だったとはいえ、兄の名を呼びながら快感を貪ったことに罪悪感を抱く円。しかも、自分を抱いた男が佐伯であったと知り…!?これは、すべて仕組まれていた恋の罠。逃げることは許されない―シークレット・ラブロマンス。
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  • ●感想●</BR>
    会社の法務部に所属の受・津久見 円×カリスマと呼ばれる敏腕弁護士で35歳の攻・佐伯 恭祐。</BR>
    どこからどこまでが計画的犯行だったのでしょうか・・・。
    <blockquote>「しかし、薬の作用があるにしても、あそこまで感じやすい体は私も初めてだった。ろくに自慰の経験もないだろう綺麗な体が見る見る昂揚していく様は、処女を抱くより遙かに興奮させられた」</BR>
    「・・・佐伯、先生・・・」</BR>
    テーブルの上についていた佐伯の背広の袖口が、かすかに落ちて手首に嵌めていた時計が顔を覗かせる。普段、佐伯はローレックスを嵌めているが、今日は違っていた。</BR>
    黒のバンド。はっきりとは見えないが、あのフェイスには見覚えがあった。</BR>
    「『お願いです』」</BR>
    淡々と、佐伯は言葉を紡ぐ。</BR>
    「『早く、達かせて』・・・だったかな?」</BR>
    「どうして・・・」</BR>
    背筋が冷たくなり、頭の中が真っ白になる。耳元で激しく脈を打つ音が聞こえ、体のあちこちでうるさいほどに鼓動が聞こえてくる。</BR>
    「意識が朦朧としていた君の頭の中で、私の顔は認識されなかったようだね」</BR>
    佐伯はくすくすと笑う。</blockquote>
    そんなに悪い男でしたか?佐伯は。結構、乙女で純な男じゃないですか〜。悪いことって言えば一服、盛ったくらいでしょ。その位、円を墜としたくて仕方がなかった訳なんだから。可愛いじゃないですか。どっちかと言えば、円の兄・周の方が悪い男ですよ。っていうか、狡賢い。「こいつ、イヤな奴だな〜」と。まあ最後に漏らした本音で少しは許せるものの、基本的に非道です。
    ラストでの円、佐伯、須藤の会話が最高でした。でも、それだけの理由で伊達眼鏡って・・・滅多に見ることのできないだろう佐伯の様子が可愛い。円のボケもスゴいですけど・・・ホント鈍いっすね。須藤の意地の悪さが垣間見れて楽しかったです。なんだか円の印象が薄いのは他のメンバー(佐伯・須藤・周)のキャラが濃いからか、オオカミの群の中の子羊って感じです。
    <blockquote>「どうしてそこで、先生の名前が出るんだよ」</BR>
    円は困惑していた。</BR>
    初めて打ち明けられた兄の本音に、どう反応していいのかがわからない。</BR>
    「僕はそこまでお人好しじゃない。どうしてかを知りたければ、自分で直接確かめればいい。」</BR>
    「そんな、無理だ」</BR>
    「無理かどうか、試しもしないうちに決めつけるのはやめた方がいい」</BR>
    兄は儚い笑み浮かべる。</BR>
    「円の目から見て、僕の欲しいものをなんでも手に入れてるように見えるのは、僕が絶対諦めなかったからだ。欲しいものを手に入れるためには、どんな努力も惜しまなかった。」</BR>
    「兄さん・・・」</BR>
    感情が穏やかで、怒ることなどない兄の素顔を垣間見て、円は言葉を失う。</BR>
    「楽して手に入れたものなんて、何一つもない。それから−−」</BR>
    そこで一度言葉を切った兄は、首を左右に振った。</BR>
    「本当に欲しいものは、手に入れることができなかった。とてもとても、大切に愛でてきたつもりなんだけどね」</blockquote>
    周の本当に欲しいもの・・・やっぱりなぁ〜、納得。円の前ではずっと良い兄を演じていたからこそ、円は兄を慕っていたわけで。過去に熱を出して円が寝込んでいたときの様子から、周への思いと性癖は察したのですが。この時点で、すでに二人の男を悩殺している円が一番悪い男なのか・・・。</BR>
    続きの<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/redirect?path=ASIN/4044505020&link_code=as2&camp=247&tag=makishome09-22&creative=1211">酷い男に愛されて</a><img src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=makishome09-22&l=as2&o=9&a=4044505020" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" />では、脇役でお気に入りの須藤と周のお話だそうで。こちらの方がくせ者同士、どうなることやら・・・楽しみです。続けて読みます!</BR>

    ●あらすじ●</BR>
    実の兄に欲望を抱いたことさえある自分の性癖を、認められずにいる津久見円。ある時、会社の敏腕顧問弁護士・佐伯恭祐から、ゲイの集まるパーティーの存在を聞く。意を決してそこを訪れた円だっが、不運にも見ず知らずの男に薬を盛られ、疼く体に酷いほどの快感を与えられてしまう。相手さえ認識できない状態だったとはいえ、兄の名を呼びながら快感を貪ったことに罪悪感を抱く円。しかも、自分を抱いた男が佐伯であったと知り・・・!?これは、すべて仕組まれていた恋の罠。逃げることは許されない−−シークレット・ラブロマンス</BR>

    ●シリーズ刊●</BR>
    <a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/redirect?path=ASIN/4044505020&link_code=as2&camp=247&tag=makishome09-22&creative=1211">酷い男に愛されて</a><img src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=makishome09-22&l=as2&o=9&a=4044505020" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" />

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