アダルシャンの花嫁 (角川ビーンズ文庫 52-1)

著者 :
  • KADOKAWA
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感想 : 26
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  • Amazon.co.jp ・本 (218ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044507015

作品紹介・あらすじ

最強の誉れ高いカストリア帝国軍を、新興のアダルシャン王国が破った。予想を超えた幕切れに周辺諸国が騒然となる中、アダルシャン王弟にして常勝の英雄アレクシードのもとへ、和睦条件の政略結婚話が舞い込んできた。なんと花嫁のユスティニアは、先日までの対戦国だった大カストリア帝国の第6皇女。ところがこの姫君、まだたったの10歳で…!?読者支持率No.1!第2回角川ビーンズ小説賞"読者賞"受賞作。

感想・レビュー・書評

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  • 筆者のデビュー作


    戦乱の世

    戰の強い王弟の元に、
    和睦のために嫁ぐことになったのは
    わずか10歳の姫


    書きたいテーマがちょっとあっちこっちと
    散らばっている感じ


    次作に期待

  •  大国であるカストリア帝国軍を、新興のアダルシャン王国が破った。
     その勝利の立役者は王弟でもあり、軍を率いた大将でもあるアレクシード。
     そんなアレクシードに和睦の条件として、政略結婚の話がふってわいた。その相手は、カストリア帝国の第6皇女であるユスティニア――なんと10歳であった。
     もちろん、そんな結婚を承諾できるわけがないアレクシードだったが……

     という話でした。
     えーっと……ものすごく身もふたもない表現をすると、ロリです。
     でもまあ、まだ、甘いというよりはどちらかというと、戦争後のごたごたに振り回される戦うこと以外の能無しいい人・アレクがいろんなものに振り回されてしまう話……でしょうか?
     アレクは出自がいろいろややこしくて、国王の異母弟ではあるけれども、周囲からはその立場を認められているわけではない、という複雑な立場。
     そこから政治だとかもろもろの問題が発生してくる――当の本人は、平和が一番だと思っているのに、と。

     アレクシードと、ユスティニアの恋愛はこれから……ですね。

  • 和睦の条件として帝国の10才の皇女と結婚することになった、アダルジャンの将軍アレクシード、、、というキャッチーな(ファンタジー的には普通な政略結婚の気がしなくも(ry))つかみで読み始めたわけですが、つまるところこれは兄と弟の話なのだなと、しみじみ。このお話が指輪の前のシリーズだったんだなと思うとなにやら感慨深いです(直前に指輪を読みました) 可愛いユティ、読了ごちそうさまでしたー。

  • 雨川恵先生デビュー作品。
    このシリーズで雨川ワールドの虜に。

    和平のために敵国にやってきた、10歳の帝国の皇女。
    つい最近まで、その国と戦っていた20歳の王弟。

    完全な政略結婚だからこそ感じる、絆の物語。

  • 敵国同士の和平交渉で政略結婚させられた年の差カップル?の話なのですが、年齢差があり過ぎて、恋愛ものとは言い難いです。可愛いけど。
    しかし、このカップルの片割れ(王弟)が将軍なのですが、天然ボケで庶民的、しかも滅茶苦茶強いのが面白く、側近との身分無視の漫才のような会話も、王弟の周りに集まってくる豪傑達も、兎に角魅力的で面白い。

    もっと続きが読みたかった物語です。

  • ユティの発言にはハッとさせられます

  • 政略結婚で10歳の女の子が嫁いでくる話。

    読みやすくてガツガツ一気に読みました。
    1巻ごとに成長していくかな(2才くらいw
    と思ったらそうでもなく、幼女のままでした(´∇`)
    かわいいなぁ。

    まだ最終巻まで読んでないので続きが気になる。

  • 2008年8月25日

  • アダルシャンの花嫁シリーズ1
    最強の誉れ高いカストリア帝国軍を新興のアダルシャン王国が破った。予想を超えた幕切れに周辺諸国が騒然となる中、アダルシャン王弟にして常勝の英雄アレクシードの元へ和睦条件の政略結婚話が。しかし、花嫁となる大カストリア帝国の第6皇女ユスティニアはまだ10歳で…。

  • 10歳の姫の子供らしさと聡明さに温かい気持ちになります。

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