戦国恋姫伝 偽りの婚姻 (角川ビーンズ文庫 53-14)
- 角川書店(角川グループパブリッシング) (2010年10月30日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
- / ISBN・EAN: 9784044508135
作品紹介・あらすじ
幼いころから武術が得意だった望月家の藤姫は、同盟国の河上雪政と婚約をしている身でありながら、脚が不自由な弟の代わりに、戦に出ていた。そんな彼女についた呼び名は"姫将軍"。ところが和泉家との天下分け目の戦い「長石橋の陣」で敵の武将・那岐に一騎打ちを申し込まれ、敗れてしまう。そして藤姫は、和泉家の長子・飛鷹に嫁ぐことが決まり-!?乱世がつづく春華の地で花ひらく、恋と戦いの架空戦国絵巻、開幕。
感想・レビュー・書評
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他の方もレビューで言っていますが、先の展開があまりにも分かりやすいです。まあたったの一冊で予想不可能の展開というのも難しいかもしれないのでそれは置いといて。
キャラクターの性格もこの作者さんの作品に共通な感じ(一生懸命頑張る子みたいな)で、もう少しひねりというかアクセントが欲しかったですかね。個人の意見ですが。
ファンタジーといいつつ龍とかの存在感が薄かったので(まぁ主人公くらいしか今のところ使えないから…)、次の巻以降に色々出てくることを期待します。
なんか悪いことしか書いてない感じですが、この作者さんの作品はみんな和と中華みたいな世界設定で好きです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
よくも悪くも王道でした。
伏線を張られても、予想通り。
藤子はとてもかわいかったです。 -
疑似戦国ファンタジー。読みやすいけどあっさり。
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穂波が、えーと、『瑠璃の花に~』の深波を彷彿とさせるが、まあ、それはそれで流せる範囲。
この作者の前のシリーズは、二作とも途中で挫折したので、今回はどうかなぁ。始まり方としては、今までの中で一番好み。ただし、別に、これ、シリーズにせんでも読みきりでいいんじゃないの、という気もしないでもないが。一応、想いは通じているわけだし。
続けるとしたら、蒼龍の話とかがメインになってくるのかな。
とりあえず、次までは確実に買って読みます。 -
王道すぎて全部自分の予想通りに進んでいくというある意味珍しいお話だった。
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那岐の正体がわかりやすすぎてちょっと残念でしたが、全体的には好きな感じ。
戦う姫・和風ファンタジーが好きなら楽しめる話だろうなぁと思う。 -
2010/11/11:王道的な内容で読みやすかったですが、キャラも先の展開もあまりにも分かりやすかったです。
特に迅と穂波がキャラ重なる部分多くて混同しそうだったり、楓や蒼龍の存在感薄かったりでしたのでもう少しメリハリつけて欲しかったです。