東方妖遊記 心が紡ぐ第二の盟約 (角川ビーンズ文庫 54-12)

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
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  • Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044510121

作品紹介・あらすじ

神も妖も存在する古代中国・殷の時代。妖と心を通わせる少年・晄と水妖の王・汪李は、領主の楓牙王子と占術師・累焔とともに邑を全滅させる凶悪妖怪を探していた。そんなある日、晄は黄河岸辺で倒れていた青年を家へ連れ帰ることに。その矢先、晄が刺客に襲われた!しかも敵の罠にはまった晄は、妖を倒す武器・炎招戈が使えなくなってしまう。さらに邑には凶悪妖怪が現れて!?楓牙や汪李、晄を溺愛する兄姉たちに守られながら心の絆や命の大切さを実感した晄は!?夢現遊戯、第2弾。

感想・レビュー・書評

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  • 新キャラがいろいろ登場。
    おーりのかっこかわいさが素敵。
    謎が増えたり減ったりで次も気になる。

    あらすじで「炎招戈が使えなくなる」と書いてあるものの、本編では意外とあっさりまとまっているのがちょっと不満。
    間違ってはいないけど・・・ねぇ、という感じ。

  • 副題通り、妖一匹げっとです。

    しかし王子の涙ぐましい努力といいましょうか
    お兄さんの腹黒っぷりがさらに上がってるとか
    さすがこの兄の妹! と思うような彼女。
    結局何が変わるわけでもなく、ごく普通に食いぶちがひとつ増えただけ。

    命とは?
    憎悪を持たずに生きられるのか?

    突如答えろと言われれば困りますし
    いつも笑顔でまっさらで生きていける事もないです。
    人としてそれは無理なので、それを持ちつつ生きる事。
    別段それがいけないとは思いませんし、いいのではないでしょうか?
    と思ってしまったら、この話そこで終わりですよね…w
    うん、命は粗末にしてはいけません、としか言えませんし。

  • 続きもの。面白いんだけど、納得はできない。命って結局価値観だと思う。

    心は人だけが持ってるとは限らないってことですよ。

  • よくよく考えたら、殷って……もしかして封神演義のあれか?

    ま、良いや。記憶がかなり曖昧なものの、どっかで聞き覚えがある、この殷っつー場所が舞台。

    主人公コウくんが、何やら特別な事情持ちで、それを助ける為におつきの者達が奮闘する……って話でいいんだろうか?
    いや、そもそもそのおつき(護衛)の方々を集める為の物語という方向性なんだろうか?
    しかしながら、人間同士の争いが、今後の物語を左右する――と思われていた前の巻に続く今作では、なんと神の世界も巻き込んで色々起こるらしいよ! という伏線が登場した。

    まぁ、なんだ……。
    今回に限っては、ちょっと考えるところがある。素直に面白いと言い切れない何かがあるんだよな。
    テーマとして扱われたのかは判らないが、せめてサブテーマくらいには思いたい『命の重さ』が今回取り上げられた。
    非常に難しい問題である。
    これまで幾多の物語がこれについて語っているが、殆どの場合、明確な答えは出せないままに終わっている。
    が、これに限っては、答えが出ちゃってるんだよ、参ったね。しかも、私が是非に反論したい方向で。
    別に良いんだけども。思いの形は人の数だけ存在するから、そうなんだろうけども。

    そこだけがちょっと……うーん、悲しい? さびしい? 不満?

    話の内容的には面白かったし、それ程素に戻るだけの切れ目があったわけじゃないんだけども、以上の部分だけに違和感を感じた。

    ああいや、これは私個人の感想である。

    20150306

  • 仲間が増えたー!はやく晄が成長できるといいねえ~
    楓牙の株が上がったのは甚だしき嬉しきこと

  • キャラが増えました!
    それも男前です!!いいですね!!男前!!
    たどたどしい青年とか本当御馳走様ですありがとうございます!
    少年にくっついてく青年とかかわいいですよね。そりゃあいう事なしです。あいかわらず晄くんが愛されててよかったです。

  • NEWキャラ登場‼そしてやはりコウの魅力にやられちゃうのな。(笑)

  • 黒幕………正直に言って、え、またこの人なの?という感じでした。てっきり一巻で役目を終えたと思っていたので、名前が出てきてびっくり。そして王様が何気にピンチだ。

  • 所々、笑える場面があり、楽しめた。
    例えば、変化の技をコウにほめられるイハクをみて、こっそり変化の練習を始めちゃうオウリさんとか。可愛いのと、容姿とのギャップに、ついついほほがゆるんだ。

  • 名づけのシーンがいつもあたたかくて素敵。

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