オペラ・カンタンテ 静寂の歌い手 (角川ビーンズ文庫)

著者 :
  • 角川書店
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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (255ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044514020

作品紹介・あらすじ

人生は舞台だ-死に至る病を負った、薬師カナギの旅は続く。謎の詩人と、魔導師の少女ミリアンを道連れに、不死を、永遠を求める旅は続く。私怨から彼らを追う人々を巻き込み、物語は「不死の法を得た魔導師」の城へ。そこに待ち受けるのは、命を懸けた勝負と、詩人の正体…。歌い手よ、かくして第二の幕が上がる!ビーンズ小説大賞受賞者×THORES柴本による、宿命のロード・ノベル。

感想・レビュー・書評

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  • なんだろう、このぽやーんとした感じは。
    不死者?カエキリアも魔術(魔物)の類いでかろうじて生きていたとか、死にかけじゃなくて、それっぽい立ち位置で不死者を演じてるおじさんくらいで登場してほしかったかも(笑)
    存在感が薄かったのもあるだろうけど、肉付けの話がいまいちだったのが残念…。

    ソラの立ち位置が分かったような分からないような。
    1巻では、大魔導師って認識だったんだけど、この巻の最後だと"世界の王"につくられた"もの"って言われてて、これは人格としてつくられたってことなのか肉体をってことなのか、いまいち分からなかったなぁ。
    具体的な魔術(魔法)は使ってないけど、存在自体が特殊ってことになるの?
    カナギの探す不死者が世界の王?
    ってか、彼と面識あるソラも然り、彼らは何者?
    謎が深まっちゃった…。
    …と思ったら、序盤の方に二人に関する大事な一文を発見した!
    なるほど…しかし、今のところ匂わせで終わってるから、核心はこれからってことかな。

    ミリアンの曖昧さとカナギの病弱さ(苦笑)に拍車がかかっちゃってるのもどうしていくのかな?
    バシュラールとソラの関係も一癖ありそうだが。
    何と言うか、"凄み"が足らない!
    ストーリーが絵に負けちゃってる!
    柔らかさというよりは、硬派な所を見せてほしいな。

  • 男2人に女の子って組み合わせが良い。

  • 借本。
    詩人の謎もチラッとわかり、若干先が読めそうな気もするけど、
    次巻にも期待しちゃうのはイラストのせいかもしれない。

  • カナギ、ソラ、ミリアンの三人の道中は険しいのに、どこか癒されます。
    どこまでもしぶといカナギと愛らし過ぎるミリアン大好きです。
    何となく二巻。

  • トリブラのイラストの人だったので、つい。病弱(と言うと怒る)主人公と謎の詩人と元暗殺者で今魔法使いの娘さんが何故か連れ立って珍道中。おかしい、ちっとも間違ってないのに何か違和感……

  • 二巻目

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著者プロフィール

第3回角川ビーンズ小説大賞にて「即興オペラ・世界旅行者」で優秀賞受賞。受賞作を改題・改稿した「オペラ・エテルニタ」で、2005年9月にデビュー。

「2023年 『サトリの花嫁 ~旦那様と私の帝都謎解き診療録~』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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