お前になんか惚れてない! (角川ルビー文庫)

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
3.39
  • (7)
  • (14)
  • (37)
  • (2)
  • (1)
本棚登録 : 171
感想 : 14
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044520106

作品紹介・あらすじ

深夜残業、厭味な上司、そして厳しい取引先。最悪な一日に腐っていたシステムエンジニアの佐藤は、居酒屋で超好みの強気美人と出逢う。意気投合した体を重ねたらHも最高。けれど甘い余韻に浸っていた時、携帯に大嫌いな取引先からの連絡が入る。驚いたことに電話をかけているのは…目の前の男!?「男を漁る暇があったら仕事しろ」なんて憎まれ口を叩くクライアントの鈴木だけれど、佐藤の頭からはあの日の鈴木の色っぽい顔と極上のHが消えなくて…!?天敵同士の勘違いラブ。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 「見た目カッコいいのに...」と言われるタイプの孝士。イメージと違う。のんていう理由で降られることが多かったら、臆病にもなるよな。と思う。ましてや、本当に好きな人が相手なら。仕事面で優秀な孝士と潤。だからこそ、「武装」を解いて素直になれる相手は重要なのかも。ラブラブになった後の2人をもっと見てみたくなった。

  •  勢いで体をつなげた相手は、実は厄介な取引先相手だった。

     というお話。

     欠陥だらけのシステムの修正を一人で押し付けられたプログラマーの佐藤には天敵がいた。
     それは、そのシステムを使用している会社の鈴木。
     彼は、システムにエラーが出るたびに昼夜問わず電話をしてきて、佐藤はその対応に追われる日々。
     そんな中、居酒屋で出会った美人と関係を持ったところ、その相手が天敵の鈴木であることがわかって……

     とまあそんな感じの犬猿の仲が公私ともにパートナーになる話です。
     佐藤の勤めている会社はちょっとひどすぎるんじゃないかって感じもしますが、リーマンラブとしては、メリハリが聞いててとても面白かったです。

  • 社会人BL。攻め視点。
    何でか仕事のデスマーチ描写が好きです。
    読んでる時苦しいのに好きですw

  • 業種的にはよく書けているとは思ったけど、ネタもエロもなにか足りない。。(ーー;)残念。

  • SE業界のお仕事BL
    攻め視点です

    2日に1回かかってくる嫌味なクライアントからのクレームの電話…
    そのクライアントに卸しているシステムは、前任者が作った仕様書もないエラーだらけのシステム
    ある夜、気晴らしになじみの居酒屋に行った攻めは、人形みたいに綺麗な男と出会い、意気投合する
    酔った勢いで関係を持ってしまったら、実はそいつが嫌味なクライアントだった…というお話

    とにかく受けが素直じゃなくて可愛かった!
    普段は理路整然としていてデキル男という感じなのに、攻めに恋しちゃったらすねたり不器用だったり…っていうのが可愛くて!
    モテる攻めと嫉妬する受けが良かった
    最初に寝てしまってからお互いの正体を知る所が面白くてww笑っちゃいましたw

  • 同い年、ノンケ×ネコ経験のないゲイ。

    今回は登場人物がSEということで、システム関係の仕事に関する描写が結構多かったです。
    分かりやすい説明で読みごたえもあるのですが、その分人物の描写が少なくなってしまったのかなとも思います。
    攻めが天然タラシ?な割に女々しい絶妙なバランスをもう少し読みたかったかな。
    最初攻めが受けを気にする胃痛の部分などが良かったので余計に。

    個人的な好みとしては、もう少し受けに攻めっぽさがあった方が好きですが(結構あっさり陥落していたので)、キャラクター的には可愛くて良かったです。

    相変わらずエロ度は高いです。

  • 天敵同士のケンカップルの体先行ラブです。
    ノンケ×真性なのにあっさりそういう関係になっちゃうわけですが(笑)その後でお互いの正体を知って、険悪に…という展開。

    さくさく読めて楽しい話ですが特に目新しいものは無く印象にはあまり残らない感じかな…ちょっとした時間に楽しむにはぴったりです。

  • 攻め:佐藤孝士
    受け:鈴木潤


    システム開発の佐藤はいい加減な前任者のお陰でシステムエラーが起こるクライアントから毎日のように電話が架かる。ストレス発散の為に入ろうとした行き付けの居酒屋の近所で綺麗な男が男同士の痴話喧嘩になってる場面に出くわす。そして入った居酒屋では偶然にもその男と隣合わせになり意気投合。そのまま何故か身体を重ねてしまう。そして彼が実は自分の担当しているクライアントだと知り…。


    成宮ゆり先生は初読み。
    システム開発系の仕事が細かく書いてあって面白かった。
    受けと出会うまでノンケだった佐藤の一人称で書かれていて、サクサク読めて読み易かった。
    相手の鈴木の考え方があまり見えなくて分かり辛かったけどまあそれ以外は良かったのでは、と。
    受けが受けっぽくなかったせいか、あんまりベタっとしたイメージもない作品でそこが読み易かった原因かも。


    海老原先生の絵は…。うーん(+o+) 受けに涙ホクロがある設定なんだけど、えっと、どこに?
    他の部分でもあんまり上手だと思えない絵師さんでした。

  • 見栄っぱりの我慢勘違い大会ときどき意志疎通しつつ強引に押せ押せ。受けがツン美人なのに甘えたがりでかわいい!!
    なにより攻めが愛しい話でした。受け好き好き抱きたい言えないうわああああって煩悶している様が大変いじらしい。ごちそうさまでした。
    監視カメラがもの凄く気になったけどそれで免職とかにならないでよかったあ。あのあともページあったからそういう問題かとちょっと心配してしまった。
    たまーに不思議な文章があったのが残念。重複している……

  • 個人的に激ハマり(*´∀`)

全14件中 1 - 10件を表示

成宮ゆりの作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
中村明日美子
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×