純潔は夜に奪われる (角川ルビー文庫)

著者 : 緋夏れんか
制作 : 高座 朗 
  • 角川書店 (2007年7月発売)
3.00
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  • Amazon.co.jp ・本 (234ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044521042

作品紹介

超絶美形と噂の医師・門倉に最愛の妹が恋をしたことが心配な薬剤師の駒井。ところが彼の身辺を探るうちに、とんでもない秘密を目撃してしまう。-なんと門倉は正真正銘の吸血鬼だったのだ!本性を現した門倉は無慈悲にも駒井に牙を立てるが、実は童貞という駒井の血は彼らにとっては大好物!そのまま飢えた獣のように強引に門倉に躰を奪われ、さらに餌として躰を差しだすことを約束させられてしまうのだが…!?甘く危険な官能の夜に酔うエロティック・ラブロマンス。

純潔は夜に奪われる (角川ルビー文庫)の感想・レビュー・書評

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  •  駒井は、病院の薬局に勤める薬剤師。
     母が病気で入院した時に、薬剤師の人々が優しくしてくれたことをきっかけに、薬剤師になったのだった。
     また、駒井の妹も、同じ病院に看護師として勤めていた。
     ミーハーなところもあり、少々問題の多い妹だったが、駒井にとっては大切な妹であった。
     ところが、その妹が現在お気に入りだというのは、超絶美形と噂の救急外来医師・門倉という男だった。門倉は、夜勤専門の医師で、駒井が気がついていないだけで、その技術と容貌とが相まって、有名人であった。
     一方、その頃、貧血の治療に使われる薬品が、いつもより過剰に消費されていることに、駒井が気づく。
     原因を探ると、明らかに必要がないと思われる患者に対して、その薬品が処方されている形跡が見られた。
     そしてその筆跡を確認すると、門倉の字であることがわかった。
     ことの真意を確かめに、門倉の下を訪れた駒井だったが、そこでとんでもないものを目撃する。
     なんと、門倉が同僚の看護師の血を吸っている現場を目撃してしまったのだった。なんと、門倉は正真正銘の吸血鬼だったのだ。
     本性を現した門倉は、無慈悲にも駒井に牙を立てるが、タバコも吸わず、健康で、おまけに童貞であるという駒井の血は、吸血鬼である彼らにとって、とてもおいしいものだった。
     そのまま飢えた獣のように強引に門倉に躰を奪われ、さらに妹に手を出さない代わりに、餌として躰を差し出すことを約束させられてしまうのだが……

     という話でした。
     血を吸われる時には、代わりにとんでもない快感が与えられるようで、男性どころか女性ともそういう経験を持ったことのない駒井は、大きすぎる快感で、そのままいたされてしまう。
     おまけに、駒井は真面目な性格で、しっかり問題に立ち向かおうとする気概もあるので、門倉を退治しようとしたり、門倉の親戚であるという麻酔科の医師の下へ行って、門倉についての情報を集めようとする。
     その中で、門倉の過去に触れたりしているうちに、次第に駒井は門倉に惹かれている自分を自覚する。
     けれど、門倉には餌としてしか思われてないと思っている駒井は、その気持ちを素直に伝えることができなくて……という話でした。

     結局、駒井の妹に、門倉が駒井の血液を吸っているところを見られたことで、門倉が去ろうとしてしまい、それを引き止めるために駒井が思い切った行動に出て、それでハッピーエンドだったんですが。
     最初から最後まで駒井がひどく嫌がることもなく、割と素直。よくあるいやよいやよも好きのうち、という感じでもありませんでした。
     そういう意味では駒井はさっぱりしてて、現状を受け入れるだけの力があるので、いやなのにうんぬんかんぬん的なよくあるけど、状況によってはうっとうしいやりとりがなくて、さばさばっと読めた気がします。
     でもちょっと逆にさばさばしすぎてて、さらっとしすぎてる感はありましたが。
     でも、それもそれで、この物語の個性としてはありなのかなー……とは思います。

  • 医師(吸血鬼)・門倉×薬剤師・駒井

    吸血鬼、萌って人にならいいかも…。
    切ないとか、きゅんとか、ほんわか…でも、なんでもいいんだけど、心にくる所がなかった。

  • ★3.5
    読了日:? 出版日:07/2007

  • 2008年2月24日

  • 傲岸不遜な吸血鬼にエサにされた純情童貞の薬剤師。食後もたっぷり可愛がられています。攻が吸血鬼ときた段階で何でもありかなと。

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