身代わり伯爵の結婚 (角川ビーンズ文庫 64-2)

著者 :
  • 角川書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044524029

作品紹介・あらすじ

庶民的パン屋の看板娘、ミレーユ。双子の兄の予測不可能な行動のせいで、またも『身代わり伯爵』として登城することに!そんな彼女に、隣国の女公爵(特技:呪詛返し)との結婚話が舞いこんだ。彼女いない歴16年なのに(ちなみに16歳)!というか、そもそも女なのに!!さらには再び陰謀の予感が…?かくして、『身代わり伯爵』の笑いと涙の冒険がはじまる!!奇人変人美形筋肉増量中、超王道王宮ファンタジー第2弾。

感想・レビュー・書評

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  • 双子の入れ替えで起こるドタバタ劇。まあねえ、馬鹿馬鹿しいけどねえ、読んじゃったねえ。隣国のオカルト好きの国主の姫さんを巡っての話だけど、勿論恋愛要素もあって、わちゃわちゃやってます。清家未森は、六蓮国物語の方がまとまりがあったよ。

  • なかなか恋愛は進まず、もっとグイッと!!と思っちゃうけど、この天然っぷりが微笑ましくもあるのかも。
    こんだけキャラがたくさんいるのに、全員面白いわーと思える本ってなかなかない気がする。今のところ嫌なキャラがいない。
    王道だから安心して読めるし、読んだ後嫌な気持ちにならないのが嬉しい。

  • お母さんの気持ちをもう少し考えるといいと思う
    肝試しはいやだなあ
    兄は立派にスパイへと成長している
    妹もがんばれ 守られるだけでない人におなり

  • 完全乙女向け、恋愛×冒険ストーリー!

    なんというかもう! もだもだします。笑いあり、トキメキあり、これぞ少女小説。お調子者だけど妹バカのフレッドも、リヒャルトのクーデレもいいですけど、私はカイン、大切なときにはきちんと活躍するカインがお気に入り。シルフレイアとお幸せに!

  • 味覚音痴な天然カップルのやりとりは読んでいて飽きません。というか、どんどんエスカレートしているような…?
    極めつけは、ミレーユがパンを配りに行こうとしたあの場面。あんな状況じゃなければ、素敵なプロポーズの台詞だったのに‼︎

    物語は新たな登場人物を迎え、次第に深みが増してきました。シアランという国が今後大きく関わってきそうな感じです。
    リヒャルトの背負うものが何なのか、フレッドがまともな人間になる日は果たして来るのか、そしてミレーユは無事にパン屋を継ぐことができるのか⁉︎
    気になる次巻に乞うご期待!

    2014.02.21

  • 隣国を巻き込んでくるとは。話が国外に広がっていく布石?
    天然どうし。
    恋のはじまり。
    カワイイ。

  • 手は出すまいと決めていたのに手を出してしまった~
    もともと身代わりネタと双子もの大好きだから仕方がない

    ミレーユ並みに思い込みが強い子苦手なんだけど、
    立ち直り早くて前向きだから面白いわ
    作家さんの書き方うまいなー

  • 図書館で借りて今ごろ読みました(笑)

    一巻の最後とちょこっと繋がっていたので、続きを楽しみにしていましたが、またウキウキとあっという間に読み終わりました(笑)

    あとに続く登場人物が二人登場するので面白かったです。

    今回はお化けうんぬん、ということでミレーユが一巻よりもバタバタしていました(笑)

  • 物語は1巻ラストの後からはじまる。
    つまりは、1巻ラストが2巻のはじまり。
    再び、男装して身代わりになることとなったミレーユの物語。

    この2人、またしてもじれったい奴らです。
    新キャラも出てきて、波乱の幕開けかと思えば……
    意外なキャラのこれからの展開が気になります。
    フラグが上がったようにも思えた、後半の某シーン。
    前巻が、周囲にばれてはいけない状況。
    今回も同じだけれど、ある程度の登場人物が秘密を知っていて、
    それについてのミレーユの復讐も面白い。

    そして、何よりアニキは美味しいところに登場。
    妹ラブの彼の行動の真意は少し疑うけれどこれからが楽しみ。

  • テンポよく読めないのは、微妙に合ってないのかしら?バタバタのラブコメ。天然怖い。

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著者プロフィール

清家 未森:第4回角川ビーンズ小説大賞で読者賞を受賞。受賞作を改稿した『身代わり伯爵の冒険』でデビュー。同シリーズの他、「六蓮国物語」シリーズ、「桜乙女と黒侯爵」シリーズも刊行。

「2022年 『後宮星石占術師 身代わりとなるも偽りとなることなかれ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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