身代わり伯爵の決闘 (角川ビーンズ文庫 64-4)

著者 :
  • 角川グループパブリッシング
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044524043

感想・レビュー・書評

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  • リディエンヌに頼まれ、公爵の娘であるシャロンに脅され、乙女のための劇団を立ち上げることになったミレーユ。一方フレッドとミレーユの間で大混乱のヴィルフリートはルーディから惚れ薬を手に入れるが、その効果は・・・。ミレーユへの恋を自覚したリヒャルトは、いつもより積極的。ミレーユは戸惑うが、そんなとき彼女のもとにシャロンの恋人だというイアンが現れる。シャロンの父親についてや、イアンの事情を知ったミレーユは、彼らを結びつけるために最高の舞台を用意しようと奔走することになるが、無事駆け落ちを成功させることができるのか?!

    混乱した大人数のキャラにはだいぶ慣れて、話自体も伏線らしきものを拾いながら読むのは楽しかったです。が!何でこのラストなの!あまりに気になって、気も狂いそうです(苦笑)アルテマリス編完結巻ということで、ある程度の区切りを想像していたのですが、前作よりも続きっぽい・・・よ。ここはきっちり線引いて欲しかったので評価は厳しめですが、ストーリーとしては大変良かったです。コミカルな場面も多くて、人がいるところでは読めません(笑)リヒャルトとミレーユの関係もちょっとは進展中?エドゥアルトの親バカっぷりもたまりません。

  • (09.04.09)

著者プロフィール

清家 未森:第4回角川ビーンズ小説大賞で読者賞を受賞。受賞作を改稿した『身代わり伯爵の冒険』でデビュー。同シリーズの他、「六蓮国物語」シリーズ、「桜乙女と黒侯爵」シリーズも刊行。

「2022年 『後宮星石占術師 身代わりとなるも偽りとなることなかれ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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