身代わり伯爵の脱走 (角川ビーンズ文庫)

  • 角川書店 (2008年6月28日発売)
4.01
  • (56)
  • (57)
  • (53)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 413
感想 : 30
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Amazon.co.jp ・本 (256ページ) / ISBN・EAN: 9784044524050

作品紹介・あらすじ

ミレーユの存在が国内外にもれてしまってさぁ大変! ジークは「政略結婚か後宮に入るか」という究極の二者択一を持ちかけてきて!? ついにリヒャルトの正体も明らかに! 衝撃の身代わり伯爵シリーズ第5巻登場!

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • ミレーユを取り巻く環境が大きく変わり、怒涛とも言える伏線回収に高揚感が止められませんでした。

    前作までのなんやかんやありつつも王宮生活を楽しんでいるシーンが多かったのと違い、今作からは苦難が大きくなっているように感じます。

    リヒャルトが絡んだ苦難な分、ミレーユにとっては精神的にもしんどいとは思いますが、苦難があればあるほど生き生きとしてくるミレーユに好感が持てます。

    さて、愛情というのは、禁じれば禁じるほど、手が届かないと思えば思うほど燃えるものとは思いますが、今作はそんなシーンが多く、糖度は高いかと思います。
    ミレーユとリヒャルトの関係はもちろんですが、個人的にはセシリア様とフレッドの関係もまた素敵だと感じます。

    もともと少し古い作品のため、今作に限らずポリコレ的に現代だったらやや問題になりそうな表現もありますが、コンフィールドにてミレーユとリヒャルトが語らった後のシーンは、思わず「不同意!!!!」と心で叫んでしまいました。
    昨今の行き過ぎたポリコレには辟易していましたが、私も大概そういった価値観に染まってしまったんだと、少し悲しい気持ちになりました。
    しかしながら、ときめきました。

  • 再読中。シアラン編はなんでこうも胸がきゅんきゅんするのでしょう。ホントに苦しくなるからすごい。すれ違いやらかんちがいやら大切に思う気持ちが裏目に出るやら、でまだまだ2人がくっつくのは先だけれど、この後ますます盛り上がるのですよね。あーもう何度目だろう読み返してるのは。

  • ついにシリアス展開に
    エセルバートの正体とか、キリルとかたのしいな
    もっとみんな活躍してほしいな
    人が増えてきてちょっとごちゃごちゃしてきた

  • ハナシが動いてきた。
    がヒロインがどうしてそこまでするのかは伝わってこない。
    どこを好きになったの?
    何をしてくれたの?
    男性側は、確かに、そこまで頑張ってくれたらって、ほだされちゃうのはわかるけど。

  • シリーズ第5巻

  • パン屋の娘ミレーユと双子の兄の親友リヒャルトが巻き起こす西洋風恋愛物語。

    リヒャルトはシアランの大公で、政権奪還に動き始めるけど、後ろ盾としてアルマテリスの姫を連れて行く予定だったけど、それがミレーユが選ばれたということで、予定を変更して一人で行くことになったらしい。
    母親のことがトラウマになって、置いてかれるのなら好きにならないといった件には胸が痛くなった。本当は好きなんだけれど、ミレーユ的には絶対認められないんだろうな。
    ヒースと一緒にシアランに向かうことに。がんばれミレーユ!と応援したくなる話だった。

  • 脱走というよりは殴りこみ…。
    そうですね、と納得してしまう次回へ続く、でした。
    いやでも、ちゃんと途中までは脱走?
    前に『大』をつけてもよい脱走だったかと。

    前から引きづっていた話が、ようやく始動(?)しました。
    覚悟を決めたヒロインと、いばらの道を突き進む事を決めたヒーロー。
    このまま微妙に政治介入!? とは思いますが
    すごいぞ王道ラブ、と呟いてしまいましたw
    でも今回それほどいちゃつきが…。
    何せ政治介入してますから(多分理由違うかと)

    個人的には紅の人達が面白かったです。
    あんたら何故にそこまで金額に詳しい、から
    雪合戦の下りまで。
    いやもうすごいと言いましょうか論点が違うといいましょうか…。
    しかし己の基準から考えると、どう考えても令嬢じゃないですから。
    背景知ってるのに、それでもそこにあてはめようって
    馬鹿じゃないかと思いました、思いっきりw

    でもいいんんじゃないでしょうか。
    やってる事はあれですが、すごく平和に思えますし。
    うん、やってる事はあれですけど…w

  • シアラン編、一冊目

  • 謎が明かされた今巻。リヒャルトが不器用過ぎて、ミレーユが鈍感すぎて周囲が可哀想になる…(笑)ここから新章がスタートです。続きが気になる…!

  • ミレーユの暴れっぷりが壮快!
    自分でも理由を理解していないけど、本能のままうじうじせずに突っ走るのが好感を持てる!

  • シリアス展開。欲しいものは素直に欲しいって……言わなきゃ駄目だよ、やっぱり!! 男なら力尽くで奪ってみせろ!

  • 読了 2009/11/1

  • リヒャルトの急接近に大混乱中のミレーユは、一人こもってクッキーを作り続ける毎日。そんなとき、突然自分の存在が国内外に漏れてしまい、ジークからシアラン大公との結婚を命じられる。それが嫌なら後宮に入れといわれたミレーユは怒り狂い、閉じ込められた場所から自力で脱走。フレッドもリヒャルトもなぜか助けてくれず、おまけにリヒャルトはシアランに一人帰ると言う。リヒャルトが王太子エセルバートだったことを知ったミレーユは、彼の立場を照明する助けとなる「月の涙」を渡しに、彼を追いかけることに。

    前半まではいつも通り、テンポよくコミカルな場面も多く楽しめます。が、後半・・・ハッピーエンドになることは分かっているけど、それでも読むのが苦しいくらいの急展開。お互い大切に想っているのにすれ違って、離れ離れになるリヒャミレを見ていられませんでした。シルフィじゃなくても、一緒にいてほしいと願わずにはいられません。セシリアとフレッドの別れのシーンもじんとして涙が出ました。この巻は今までより切なさ倍増って感じ?シアラン編の序章という位置づけらしいので、これからますます大変な事態になりそうな気もしますが、二人が幸せになれますように。

  •  状況が激変した主人公ズや、ルーディと熊(の中の人)の奮闘とかありましたが、いつの間にか婚約まで漕ぎ着けていた霊感カップルという衝撃の事実に全部持ってかれました。
     霊感カップル大好きですきゃっほう。

  • シアラン編本格的に幕あけです。

    リヒャルトはミレーユを巻き込みたくない。ミレーユはまだ恋心を自覚していないけれど、一緒に戦いたい。お互いを思うが故にすれ違い、時に心とは裏腹の言葉になってしまう。
    状況的に、自分一人のことだけではなくなってしまっているので、余計に身動きが取りづらいのはわかりますが、今刊のリヒャルトはヘタレでした。突き放すことでしか守れないと思っているようですが、それに甘んじるようなミレーユではないことも分かっていないようでは、パパにも認めてもらえないですよ。
    一方のミレーユの弾丸娘っぷりったら。多少考えなしでも、他人のために全力で突っ走るお嬢さんは嫌いではありません。
    それにしても、ジーク・リディ・フレッドの腹黒さと言ったら……。大国を背負って立つにはこのくらいでないとだめなのでしょうが、この人たちを敵に回すのだけはやめたほうがいい。
    それにひきかえヴィルはいい子だ。ちょっと変な趣味がある以外は、美少年だし、紳士出し、健気だし。そして横恋慕はしない、敵に塩を送る、と本当にいい人。一生報われなさそうです。

    シアラン大公の座をめぐる闘争は、まだまだ役者がそろっていない様子。はやくリヒャルトが安心してミレーユといちゃいちゃお菓子を食べることができる日が来ないかな。

  • 1/5

  • リヒャルトとどうなるのか――をどんだけひっぱる!?んだろう。

  • 毎回毎回爆笑できるのが素敵。雪合戦…その他諸々が。

  • リヒャルトとの急接近に戸惑うミレーユは自らの存在が
    国内外に漏れたことを知る。
    さらにリヒャルトの正体が判明し、彼はある決意を固めるが・・・
    −−−−−−*−−−−−−*−−−−−−*−−−−−−
    今回は今までで一番シリアス度が高かったかも。
    お互いを想いあってるんだからいい加減くっついちゃえばいいのに
    周りのあれこれに振り回されちゃって、もうじれったいなぁ・・・
    でもやっぱりこういう王道パターン嫌いじゃないや。
    (2009/05/20)

  • シアラン編の序章。ようやくリヒャルトの秘密も明らかになり、物語が大きく動きはじめましたね。リヒャルトとミレーユの絡みが少ないのは残念です。いつもに比べてシリアスな展開ではありましたが、今まで読んだ中では一番好きかも。

全24件中 1 - 20件を表示

著者プロフィール

清家 未森:第4回角川ビーンズ小説大賞で読者賞を受賞。受賞作を改稿した『身代わり伯爵の冒険』でデビュー。同シリーズの他、「六蓮国物語」シリーズ、「桜乙女と黒侯爵」シリーズも刊行。

「2022年 『後宮星石占術師 身代わりとなるも偽りとなることなかれ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

清家未森の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×