身代わり伯爵の花嫁修業 I 消えた結婚契約書 (角川ビーンズ文庫)

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
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感想 : 39
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044524128

作品紹介・あらすじ

リヒャルトと婚約したミレーユは、男装で第五師団員として働きながら、ラウールの下でスパルタ妃教育を受けるという二重生活を送ることに!!そんなミレーユに太后殿下は妃修業の第一試験として、ミレーユと大公の消えた結婚契約書の行方を捜すように命じる!!一方リヒャルトは娘命の舅・エドゥアルトに結婚の許しをもらいに行くが-!?「命を狙われるのも花嫁修業のひとつですわよ」ラブ増量!!波乱の新章スタート。

感想・レビュー・書評

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  • シリーズ12冊目。

    これからはミレーユとリヒャルトのラブコメっぷりが見れるのかな?と思いきや、まさかのパパ!
    パパめちゃめちゃ邪魔してくるじゃないw
    でもミレーユへの愛ある行動なのでただただ笑える。

    今まではシアランにいたとはいえ大公奪還までの話だったから、ここからが本当のシアランでの生活って感じになるのかな。
    とても楽しみです。

    ラストの方での、エルミアーナとフレッドの会話がすごく嬉しかった。あ、やっぱりそうなんだねとすごく安心した。

  • いよいよ花嫁修業に精を出し始めるミレーユ。想いが通じた喜びにいちゃいちゃすることを夢見ていたのに、リヒャルトの夢は壊れることに……(笑)。ぐははは。これは外で読むの禁止。にーやにやしちゃってたまらんですなー。どんな大事件になるかと思えば、策略でそっちの方向。まあ、新章としては妥当な始まり方では。いろいろと暗雲もたちこめてきて、これからも楽しくなりそうです。

  • 本当は自重なんてしたくない開き直ったら暴走系だった新大公様リヒャルトと、そんな積極的な彼にあたふたしつつもより魅力的になっていくミレーユにプラスして第五師団をはじめとした周りのキャラが魅力的で読み終えるのが惜しいくらいでした。両親と向かい合えたリヒャルトと婚約者のくだりにうっかり泣いたよ私!あとおかっぱ王子もええ子になって……!頑張れ!あと団長を心から応援しています。キリルの動向がさっぱり読めないので、次の巻が出るまでのんびり妄想しています、リヒャルトの禁欲生活っぷりを(あれ?)

  • リヒャルトがオズワルドから大公位を奪還して、ようやく、シアラン王宮の皆様にスポットが当たります。
    アルテマリスに負けず劣らず、個性的なお方ばかりです。

    久々の明るいノリに安心しました。

  • 面白かった~!一気読み!表紙にキリルがいるから大活躍してくれるのかと思ったら意外に出番少なかったw

  • お初のシリーズ。やはり最初の巻から読むべきか(-_-)

  • シリーズ第11巻

  • 甘いので塩を舐めながらお読み下さい(笑)

    最初になかなかの甘さ加減でポテチが食べたくなりました(笑。塩ぉーっ。プロポーズをされたミレーユは花嫁修業としてさまざまな事に挑戦したり、巻き込まれたりするのですが、ミレーユが変わらず鈍いところが可愛いです。そして虎の巻・・・読んでみたい(笑。

    続きがかなり気になります。

  • とりあえず本人達の意志確認は出来ました。
    後は親に…そう、あの親に許可を得るだけ~なのですが
    それはもうナイスタイミング☆ と言いたくなるくらい
    素晴らしい状態で、次々とやってくる『色々』が。

    初っ端からご愁傷様です、としか言いようのない、父親からの宣言。
    その前に、この人どこでふっきれましたか? と聞きたくなるくらい
    爽やか~にさらっと吐いてます、すごいです。
    人間、突っ切るとすごいですね、という見本品になれるかと。

    とはいえ、すごい『試験』です。
    ついでに色々あぶりだせはしましたが、本物だったら恐ろしや~。
    そしてお子様、分かりやすい過保護ぼっちゃま脳内でした。
    いやでも普通そうで…ちょっとこのキャラの濃い世界では
    普通な感じが…するのは気のせいですか?w

    しかし『彼』の発言は一体…どういう事でしょう?
    まさかよくある、子供の頃にうんちゃら~ではなさそうですし。
    いやでももしかしたら、行動派な主人公ですし
    何らかの手続きをしちゃった、とか??

  • 新章スタート。花嫁修業編@シアラン。
    功労者?なのに戴冠式に出席できないのはどうしてなのか、とシアラン編最終巻を読了したとき、納得がいかなかったのですが、こう繋がるならそれもあり、かな、と。

    それにしても偶然の出会いがどうこう云々という演出は、リヒャルトが1)亡命中はアルテマリス国王庇護の下、アルテマリスに居た、2)オズワルド(偽大公)とミレーユの結婚式の際、大聖堂での逮捕劇中、かなり青春&恋愛直球なセリフを連呼してクーデターを起こしてた訳なので、主だった貴族は列席してるので・・周知の事実ではあるので、どうなの?と思ってみたり。大体がミレーユの地位をより磐石にするには今回のクーデターの協力者且つ功労者であることも認めてしまった上で、身の安全のため、身代わりを仕掛けたほうが理論としては通るような・・・。

    となんだかな疑問はありましたが、せっかく想いが通じ合ったのに、自分の性格も災いして、リヒャルトの受難はまだ続くようでした。一筋縄ではいかなさそうなシアランの王太后や、フレッドの婚姻など、キャラクター設定はよく描けてるシリーズだな、とここに来て思う。

    ・・最近自分の本棚がパステルカラーで笑える。

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著者プロフィール

清家 未森:第4回角川ビーンズ小説大賞で読者賞を受賞。受賞作を改稿した『身代わり伯爵の冒険』でデビュー。同シリーズの他、「六蓮国物語」シリーズ、「桜乙女と黒侯爵」シリーズも刊行。

「2022年 『後宮星石占術師 身代わりとなるも偽りとなることなかれ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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