金蘭の王国 恋の嵐は王宮に吹いて (角川ビーンズ文庫 62-5)

著者 :
  • 角川グループパブリッシング
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044527051

作品紹介・あらすじ

大貴族の姫・綺理と王弟の冬惺は幼なじみ兼、親の決めた許婚。だが突然、隣国の明花公女と冬惺の縁談が持ち上がり、王宮は大騒ぎ。綺理は冬惺に一目惚れした明花と、互いの国や家の威信をかけた一大ラブバトルを繰り広げるハメになり、あげくの果ては父に「色仕掛けで冬惺を陥落しろ!」とけしかけられる始末。さらにそれに乗じ、敵の紅楓家が策謀を巡らしているとの報が届き!?花の王宮も大波乱、豪華絢爛アジアン・ファンタジー。

感想・レビュー・書評

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  • シリーズ第二巻。湿ノ力に対抗するための乾ノ力。二つの力の均衡を守ることにより、人類は生きていける。崩れてきた均衡を守るため、幼馴染の三人は決意を固める。毒薬大好き!な女の子綺理と、ちょっと意地悪な王弟の冬惺、冬惺の従者で乾術師の翔波がメインキャラクター、かと思ったら実は真羅くんが影の主人公なのかもしれない。
    おー、面白かったです。話を転がすには、他のキャラクターが出てきた方がうまくいくみたいですが、そうなればもう三人の立ち位置は決まっているので楽しく読めるというか。毒薬が好き、とか各人でいろいろと特技を持っているので、それが活かせる話ができたらすごく面白くなるかも。らぶ方面では、意地悪なのに、無自覚に口説いているかのようなことをほざく冬惺ですが、私は彼らを観察してにやにやしている翔波と真羅が好きー。姪っこちゃんも可愛いです。なかなかおすすめ。
    同音異語をいろいろと使っているのが、私的には好きなのでちょっとポイントが高い。作者も好きなんだろう。きっと。

  • 金蘭の王国シリーズ2巻です。読み始めたのが夜中の1時だったので、途中までにしようと思ったのに、おもしろくて最後まで読んでしまいましたw
    まずはあらすじ…。

    毒薬の調合が趣味な少女・綺理(きり)、親が決めた許婚である王弟・冬惺(とうせい)、乾術師・翔波(しょうは)の三人は仲のいい幼なじみ。<br />そんな三人には子供の頃に、謎の淵妖・真羅(まら)と契約してしまったという秘密がある。だが突然、隣国の明花(めいか)公女と冬惺の縁談話が持ち上がる。冬惺に一目惚れした明花と綺理のラブバトルが始まる―。

    2巻になって急上昇w1巻よりもおもしろい!キャラが定着したせいか登場人物達がイキイキしてて、読んでいて楽しい!1巻より2巻がおもしろいのは珍しいと思うんだけど…一気に主人公達が好きになりました(^^)
    冬惺(トウセイ)やっぱりいいな。っというか春怜パパ素敵です!3巻が楽しみ(>_<)

  • 冬惺が明花にいう「契約で気持ちを汚すな」的な台詞が好き

  • 2010年11月1日

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