金蘭の王国 恋の嵐は王宮に吹いて (角川ビーンズ文庫 62-5)

著者 :
  • 角川グループパブリッシング
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  • Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044527051

感想・レビュー・書評

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  • シリーズ第二巻。湿ノ力に対抗するための乾ノ力。二つの力の均衡を守ることにより、人類は生きていける。崩れてきた均衡を守るため、幼馴染の三人は決意を固める。毒薬大好き!な女の子綺理と、ちょっと意地悪な王弟の冬惺、冬惺の従者で乾術師の翔波がメインキャラクター、かと思ったら実は真羅くんが影の主人公なのかもしれない。
    おー、面白かったです。話を転がすには、他のキャラクターが出てきた方がうまくいくみたいですが、そうなればもう三人の立ち位置は決まっているので楽しく読めるというか。毒薬が好き、とか各人でいろいろと特技を持っているので、それが活かせる話ができたらすごく面白くなるかも。らぶ方面では、意地悪なのに、無自覚に口説いているかのようなことをほざく冬惺ですが、私は彼らを観察してにやにやしている翔波と真羅が好きー。姪っこちゃんも可愛いです。なかなかおすすめ。
    同音異語をいろいろと使っているのが、私的には好きなのでちょっとポイントが高い。作者も好きなんだろう。きっと。

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