ユヴェール学園諜報科 一限目は主従契約 (角川ビーンズ文庫)
- 角川書店(角川グループパブリッシング) (2009年10月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
- / ISBN・EAN: 9784044535056
感想・レビュー・書評
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これ、BL……?
挿絵が樹要さんであるだけに、どう見てもBLにしか見えませんが(笑)。行き過ぎた友情と深すぎる信頼関係、ということなんでしょうかね。
この作者の前シリーズは、話はともかく、扱っている術が気持ち悪くて一巻で挫折したのだが、今回は何とか……。でも、前シリーズもそこはかとなくBLくさかったようにも思うので、BLくさいのはこの作者のデフォルトなのか。そうなのか。
いや、別に、BLダメなわけではない。むしろ好きだ。
でも、ビーンズ文庫読むのにBLくさいのをあえて読みたいとは思わないのだよ。BLを読みたければ、BLを読む。ルビー文庫読みます。ただそれだけの話。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
回送先:川崎市立高津図書館
読むだけの価値を有するかと聞かれたら、少々首を傾げますが、時間をつぶすにはいいのではないかと。
もっともそれは、主従契約という言葉をめぐって、どのような解釈の糸口を見出すかにもよりますが(先行するレビューではBL臭いというご意見がちらほら、しかしそれは「主従関係」という言葉の解釈のミスリードでしかないと評者は考える)。
読みながら、「いや、これ拉致だよ!」と叫んだとある俳優さんの声がエコーのようにこだましたのは余談ですが。 -
学園ものなんですが、友情なのか恋愛なのかわからない関係に、どっち?って気になりました。
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ビミョー。
デビュー作わりと面白かったので新しいシリーズを買ってみましたが、中途半端です色々。少女小説なのか、BLなのか…ほんのりBLテイスト、と言うにはあからさまに狙いすぎだし、少女小説というには女子分が少なすぎてなんとも…
設定とかは相変わらず独特で面白いんですが、つるつるっと滑って読んでるうちに終わってしまいました。あまり記憶に残らない…
今後の展開で中途半端に狙わず、どれかひとつに絞ってとことん行く、と言うなら面白くなるかもしれませんが、これはちょっとお勧めできないな。