ふしだらな純愛 (角川ルビー文庫)

著者 :
制作 : 小路 龍流 
  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
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本棚登録 : 27
レビュー : 2
  • Amazon.co.jp ・本 (220ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044536039

作品紹介・あらすじ

大学生の小実は、アルバイト先の広告代理店で隣に住んでいた初恋のお兄ちゃん・恭介と再会する。今をときめく人気プランナーの恭介は昔と変わらず小実を構うけど、そんな彼に自分の恋心は明かせない。しかし、小実の想いを知った同僚の宮越に脅迫され襲われかけたところを、偶然恭介に助けられてしまう。自分の想いを知られたくなくて、自分から誘ったと嘘をついてしまう小実。だが、なぜか苛ついたような恭介に「男が欲しいなら、俺が相手をしてやる」と強引に押し倒されて…。

感想・レビュー・書評

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  •  大学生の小実は、友人から紹介されたアルバイト先の広告代理店で、幼い頃隣に住んでいたお兄ちゃん・恭介と再会する。
     実は小実は男同士が結婚できないとも知らなかった小さい頃に、恭介と結婚の約束をした間柄だった。
     すっかり今をときめく人気プランナーとして数々の賞を取り、有名になった恭介だけれど、相変わらず幼い頃と同じ様に小実を構って来る。
     ところが、小実の気持ちは少しずつ幼い頃と変わっていて、恭介が同僚の女の人と話すのを見たり、恭介に連れて行ったクラブでいろんな女の人に声をかけられているのを見たりすると嫌な気持ちになってしまう。
     そんな自分の気持ちを理解できなかった小実だったが、自覚しても、昔と変わらず接してくれる恭介には恋心を知られたくなかった。
     そんな小実の想いを知った同僚の宮越に脅迫され襲われかけたところを、心配になってかけつけた恭介に助けられる。
     自分が恭介のことを「好きだ」という気持ちを知られたくないばかりに「実は男が好きかもしれないと悩んでいて自分から宮越を誘った」と嘘をついてしまう。
     だが、そのセリフを聞いていらついたような恭介に「男が欲しいなら、俺が相手をしてやる」と強引に押し倒されて……。

     というあらすじ。

     その後、好きな恭介に迫られて、好みが拒めるはずもなく、おいしくいただかれてしまった後に。
    「俺の家の方が職場に近いから」という理由で、恭介の家に同居することを無理やり了承させられて……。
     と、まぁ、そんな感じで。
     この時点で、小実は気が付いてもよかったんですが。
    「他の男としないかどうか見張る」という意味で、同居させられてるに違いない、と小実は思い込んでいて。
     一生懸命恭介が帰って来るのを起きて待って、料理とか家事をする訳ですよ。

     その姿がまるで新妻……(苦笑)

     いや、とっても純粋で可愛かったです。
    「同居させてもらうの嬉しいから、少しでも何かしてあげられたら……」って。
     おまけに、そんな小実ちゃんに恭介はあぐらをかいて、縦のものも横にしない……。
     コーヒー欲しかったら「コーヒー」って小実ちゃんに声をかけておしまい。

     なんて亭主関白!

     ……じゃなくて。
     実は恭介が自分のことを好きだなんて思ってない小実が、「春休みが終わったら同居は解消」って思い込んでて、一旦、自分の家に帰った事があったんですが……。
     その間、より困ってたのは恭介の方だったんじゃないかと、思ってしまうくらいの亭主関白でした。
     でも、小実ちゃんがいるからって、真っ直ぐ職場から家に帰ってた恭介もかわいいよね。

     そんな二人の既成事実先行のラヴラヴ話でした。

  • アルバイト先の広告代理店で、人気のクリエイターになった初恋のお兄ちゃん・恭介と再会した大学生の小実。不埒な同僚に社内で襲われたところを恭介に助けられたけど、なぜか苛ついたように押し倒されてしまって…

    大学生の小実は、アルバイト先の広告代理店で隣に住んでいた初恋のお兄ちゃん・恭介と再会する。今をときめく人気プランナーの恭介は昔と変わらず小実を構うけど、そんな彼に自分の恋心は明かせない。しかし、小実の想いを知った同僚の宮越に脅迫され襲われかけたところを、偶然恭介に助けられてしまう。自分の想いを知られたくなくて、自分から誘ったと嘘をついてしまう小実。だが、なぜか苛ついたような恭介に「男が欲しいなら、俺が相手をしてやる」と強引に押し倒されて…。

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