支配者の恋 (角川ルビー文庫 122-4)
- 角川書店(角川グループパブリッシング) (2009年12月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (297ページ)
- / ISBN・EAN: 9784044540043
作品紹介・あらすじ
極秘来日したアラブの小国マラーク王国の第二王子・ラシードの身近警護を任されることになった警視庁警護課に勤務する東堂桂一。しかしラシードは、恐ろしくワガママで横暴な女たらし。同じく極秘で来日し入院中の父王の見舞いにもなぜか行こうとせず、遊ぶために外出を続ける年下のラシードに苛立ちを隠せない桂一だったが『あんた俺の護衛だろ?だったら言うことを聞けよ』とラシードに押し倒されて…!?逆らうことさえ許されない、運命が支配するこの恋-。岩本薫が贈るスペシャル・ラブ・ロマンス登場。
感想・レビュー・書評
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SPと外国の王子様との話。現実離れしていたので、ファンタジーとして読了。
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薦められて読んだのだが、とても面白かった
同性愛者ではないもの同士が惹かれあう様子は、男女の恋を見ているような自然な感じでよかったです -
興味のないカップルでも、どんどん話を読み進められる、相変わらずすごい作家さんです。
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アラブのわがまま王子×眼鏡SP
日本で療養する国王を見舞うため、来日したラシード王子。
彼の護衛に任命された桂一は、奔放なラシードに振り回されます。
王子のわがままっぷりに辟易する真面目SPが萌えます。 -
積んどく
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アラブ小国の第二王子 ラシードと彼を警護するSP東堂桂一のラブロマンス。
傲岸不遜なわがまま王子に振り回される桂一。しかしいつしかラシードの生い立ちによる暗い影をみつける。そして誰もがラシ-ドの立場を慮って進言をしないのに、強い口調で彼をいさめたことで、一気に懐かれしかも身体まで奪われてしまう。
とはいえ、立場も違えば性別も…というのに戸惑う桂一は自分の気持ちを認めることができず、認められるようになってなお「いつかは別れてしまう相手」と距離を置こうとする。
相手を好きだと認識するまで、そして認識してからもなお悩む受け(桂一)の心の襞が細かく書かれている作品。