貴方が咲かせた恋の薔薇 (角川ルビー文庫 123-3)

著者 :
  • 角川グループパブリッシング
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本棚登録 : 38
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (245ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044541033

作品紹介・あらすじ

大学生の笠原真尋はモデルのバイト帰りに酔っぱらいに絡まれたところを、正体不明の大男・芹沢に助けられた。ボサボサの髪に無精ひげという超ダサイ風貌の芹沢。でも親しくするうちに彼の広い知識と優しさに少しずつ惹かれていった真尋は、バイト先のことなどを色々と相談するようになる。そんなある日、「憧れのメンズモデル」の話をすると、無口になった芹沢から突然食事に誘われ、疑問に思いながらも待ち合わせ場所に行くと、なんと美形に変身した芹沢が待っていて…。

感想・レビュー・書評

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  • 酔っぱらいに絡まれたところを助けてもらった真尋。だからと言って、家でご飯を食べさせるのは危ないのでは...。と思うけれど、空腹の芹沢を見捨てられずに家に連れて帰ってしまう。それから何故か一緒にご飯を食べるようになった2人はすごく楽しそうで、こっちまで楽しくなってくる。真尋はもう少し警戒心を持った方が。と言いたくなるけれど、代わりに周りに注意を払う人がいるから大丈夫かな。とも思った。

  • 大学生でモデルのバイトをしている真尋が、酔っ払いに絡まれたところを正体不明の大男芹沢に助けられる。
    真尋と芹沢の話。芹沢は実は有名な脚本家で、モデル顔負けの美形だった。
    すれ違いがあったけれども、ハッピーエンドに収まる。

    真尋、にぶちんだあー。
    芹沢、なぜ倒れるほど空腹を抱えていたのか?・・・ナゾだ。

  • キュン ★★★★★
    P    ★★

  • 脚本家×モデル。
    みろくことこさんのイラストに惹かれて購入。
    ぐるぐるしている受が可愛かったので満足。

  •  大学生の笠原真尋はバイトの帰りに酔っ払いに絡まれてしまう。
     大きな身体の酔っ払いに女と間違えられ声をかけられ、男だとわかっても襲われそうになったところを、正体不明の更に大男・芹沢に助けられた。
     ボサボサの神に無精ひげ――どう考えても全うではない格好の芹沢は「何か食べさせろ」と言い盛大なお腹の音を響かせてそのまま倒れ込んでしまう。
     その姿に同情を覚えた真尋は、彼を自分の部屋に連れて行き、チャーハンを食べさせる。
     豪快にチャーハンを食べ終えた芹沢は、どういうわけだか真尋になついてしまったようで、それからも数日に一回、真尋の元を尋ねてきて、一緒に食事を取るようになる。
     実はバイトでモデルの仕事をしている真尋は、これからのことについて悩んでいると、芹沢は親身にアドバイスをくれる。そんな彼の広い知識と優しさに少しずつ惹かれていく真尋。
     けれど、ある日真尋が仕事で一緒になった「憧れのメンズモデル」の話をしたところ、無口になった芹沢から突然、食事に誘われる。
     真尋が疑問に思いながらも待ち合わせ場所に行くと、現れたのは見違えるような美形に変身した芹沢で……という話。

     最初、いきなり真尋が女の人に間違えられて襲われかけるところから始まったので、イマイチモデルだと言われてもピンとこない。
     女の人に間違えられるくらい小柄で華奢なのに、どうしてモデル……と思っていたら、実は真尋は大きかったようで、途中で、「180センチには届かないものの男でも大きいほう」というような感じの描写があったんですが。
     180センチ弱ある人を女の人に間違えるなんて、酔ってたからといえ、それってちょっとどうなんだろう……? と思ってしまいました。
     さすがにそれだけ身長があれば、間違えたりしないと思うんだけど……という。

     それと、もう一つ。
     芹沢が、招待ばらす前と後とで、性格変わりすぎだと思うんですが……。
     まぁ、これは敢えて作者さんが今回のテーマとしてやっていることなので、それはそれでいいと思うんですが、なんだかちょっと不自然……というか、使ってるシーンが違うからそう思うのかなー……?
     なんというか、芹沢が売れっ子脚本家でイケメンだってわかった後も、もうちょっと自宅でのんびりしてるシーンがあれば、外見は変わっても中身は変わってないんだよー……というところが強調できたと思うし、私ももう少し萌えられたと思うので、ちょっと残念でした。
     まぁ、変わった後のはっきり自己主張しつつ、独占欲丸出しの芹沢も嫌いじゃないんですけどね……。

     全体としては、面白かったは面白かったんですが、些細なところが気になって、じっくり楽しめなかったのが、少し残念でした。

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