封印の女王 忠誠は恋の魔法 (角川ビーンズ文庫 69-1)
- 角川グループパブリッシング (2009年3月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
- / ISBN・EAN: 9784044546014
作品紹介・あらすじ
アダリアの若き女王リーゼロッテは王族として必要な魔法の力が足りない半人前。そのうえリーゼロッテがあこがれていた軍務長官のレオンハルトが王宮で暴動を起こし、彼女は王都から追われることに。だが封印人たる女王が王都にいなければ、封じられた魔獣が出てきてしまう。人々を守るため、ひとり王都に戻ろうとするけれど!?半人前女王の恋と冒険のファンタジー。第6回ビーンズ小説大賞優秀賞受賞。
感想・レビュー・書評
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恋愛ものっていうよりは冒険もので、その中で無理やり恋愛の雰囲気を出したような部分もあってそれがちょっと私にはダメでした。絵とイメージも違い、もっと上手なのがよかったなぁと思いました。
内容はなかなか面白かったので飽きずに読み終わりましたが、1回でいいなぁと思いました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ジャケ買い。とっても華やかな表紙にふらふら吸いよせられた。
表紙の白髪、黒髪、どちらもあまり本編に出てこなかったのが残念。
リーゼロッテは可愛いです。 -
これもある意味、投稿作のお手本。主人公が変わっていく姿とか前向きでいい……んだけど、如何せんキャラが薄い。男キャラ一体何人出てくんだ!?ってぐらい、ヒロインの相手役を見定めるのに時間がかかる(これは少女小説として致命的では…?)結局、あの羽の男を出した意味は何だったんだろう…
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俗にいう逆ハーものですね。最初は駄目な女王な主人公がだんだん成長していくというストーリーはひねりがないですが王道でよかった。が、いかんせん、出てくる男が多過ぎる。ひとりひとりの書き込みが浅くて、正直誰にも萌えられなかった。という点でマイナス。
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何故この本を読もうと思ったのか忘れてしまったのだが、多分「優秀賞受賞」と帯に書いてあったからだと思う。
王たるもののなんたるかを知らずに育ったダメ王女が即位することになったが・・・という感じで始まるのだが、この王女には魔法の力があっての、それは血筋によるものなのだが、この魔法により魔獣の出現を抑えるための封印をしている、という設定が珍しくてまあ読めました。