赤き月の廻るころ 二人の求婚者 (角川ビーンズ文庫 70-2)

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
3.52
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本棚登録 : 132
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (252ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044547028

作品紹介・あらすじ

「おまえは俺に身を任せていればいい」結婚の打診があるとも知らず、神秘の国ツァーリアへ赴いたレウリア。ジェラールとの再会に胸をときめかしつつも、相変わらずの強引さに激怒するレウリアだったが、何者かに襲われ、ジェラールと二人きりで谷底へ落ちてしまう!!脱出を試みる二人だったが、各国の陰謀に巻き込まれ!?「守られるだけなんて、趣味じゃないもの」俺様王子VS強気な姫君が贈る、運命のグランド・ラブロマン。

感想・レビュー・書評

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  • やはり、始めは一巻のみだったのだなと、、

    レウリアのキャラ変わってませんか??
    最後の方は、戦えてと戻ってきた感じもするが
    良くも悪くもただ恋愛第一の女の子に
    なってしまった印象。

    一巻では、優しくもある種疎まれた存在から
    必死に自分が出来ることを探して戦う女性の
    印象が、強かったのに、、

    特に、パーティーの時のジェラールの助言に
    リジンはいい人だとずっと言っているところ。
    単なるお人よし設定だったら、気にならないけど、
    一巻で、他国に潜入&1巻でも良い人が悪いやつだった
    &王女という立場だといたら、政治的意味合いも持ってると
    言われたときに「いい人だから」で片づけないで欲しかった。

    魔術師に対しての言葉も気持ちを変えられるほど
    意味を持てないのがつらい。過ごした時間が一瞬だから仕方ないが。

    残念だけど、一巻の、印象で買ったため
    次の巻からは…。

    今後能力を活かすように匂わせてる部分は気になるが。

  • 1巻よりも展開がはっきりしていたのでわかりやすく面白かったのですが、性格の設定の統一感に少し疑問があったのと、女の子の気持ちで共感できない部分があって残念でした。

  • ジェラールもレウリアも若いなあ。。。って感じ。。

  • シリーズ2作目。
    1作目から1年後の話になってますが、今回は、レウリアの母の故郷であるツァーリアでのお話です。久しぶりに再開したジェラールは男っぷりがあがってていいです。いつの間にやら王太子になっています。

    レウリアにちょっかい出しもくりのジェラールに、反発しながらも惹かれているレウリアですが、二人の間の関係は、前巻から変わらず。ジェラールは完全にレウリアを好きな感じなんで、レウリアがはっきり自覚しないと先に進めないんでしょうねぇ。
    王女様の首にキスマークはやり過ぎ感がありますけど・・・。

    最終的にはお城崩壊となり、今回はジェラール暗殺のとばっちりを受けた感じのレウリアですが、前回あんまり出てきていなかった魔術師とかレウリアの能力がちょっと出てきました。精霊にお願いして、風や水とかも自在に操れたら、確かにすごい。台風の進路とかも変えられそうです。

    ツァーリアの王太子のリジンと親衛隊長のヨシュアという新キャラも出てきてますが、最後にキャラ設定が逆だったのには驚きました。

    最初に出てきて、読む頃には忘れていた結婚話が次に出てきそうですね。
    ヨシュアさん、黒髪で好きな顔ですが、性格的には俺様ジェラールの方が好きです。レウリアには受けがよくないですけど・・。

  • ジェラールとレウリアはもっとラブラブのシーンがほしいと思います。
    何とか足りないですね(笑)
    最後、リジンとロシュアの対話はとても気にします。
    ますます面白くなりますね~

  • ジェラールのオレ様っぷりが魅力的
    一見メインに見える従者の影が薄いのが気になるところ。
    あのポジションにいて、何もないとは思えないので彼は今後に期待かな。
    その一方で新キャラが不穏な動きを見せてくれて、
    主人公二人のことよりも従者がただの従者で終わるのかが気になってみたり。


    読了 11/19

  • 2009年9月20日読了♪

  • うーん…
    もう一押しかなあ…
    これからに期待しよう($'`)

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著者プロフィール

4月22日生まれ、愛知県在住。第6回角川ビーンズ小説大賞にて<奨励賞>受賞。2009年に「赤き月の廻るころ」でデビュー。その他の著作に「蒼の狼は華を愛でる」、「薔薇は王宮に咲く」「巫女華伝」がある。

「2023年 『後宮の錬金術妃 2 悪の華は黄金の恋を夢見る』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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