赤き月の廻るころ 奪われた王位 (角川ビーンズ文庫 70-7)

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
3.63
  • (7)
  • (9)
  • (11)
  • (2)
  • (1)
本棚登録 : 81
感想 : 1
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (252ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044547073

作品紹介・あらすじ

「だからわたしは-国を捨てて、ここへきた」ついに結ばれたレウリアとジェラール。しかしジェラールは腹心の部下であるギースに裏切られ、孤立無援の状況に!レウリアは自国にジェラールの擁護を頼むが決裂し、二人は引き離されてしまう。レウリアの身を案じたジェラールは、しばしの別れを決意し、『海の民』の頭領・レアムと結び、自国へ房るため動き出したのだが!?最終章突入、運命のグランド・ラブロマン第7弾。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 7巻目ですが、なんか最近の展開って同じような感じがするのは私だけ?ジェラールと離れたレウリアがジェラールを追いかけ、追いついたらトラブルが発生して、最後はレウリアの不思議な力で精霊を押さえて解決って感じです。

    ちょっとずつは先に進むし、違うキャラが出て来たりもするんですけど、レウリアがこういう性格なら毎回同じような展開になるのかなぁ。ジェラールのオレサマキャラは好きなんですけど、レウリアの浅はかさには、ちょっとついて行けないときもあります。

    今回の新キャラであるラグナスは、チビジェラールって感じでかわいかったですけど、いかんせん年齢が低すぎて、ジェラールの敵ではないですね。(初回限定に入っているちらしは、P178まで読んでから見た方が正解です。)

    前巻でジェラールを裏切ったギースは、なんだか本当に裏切っているのか怪しい描写もあるし、次巻は気になりますが、たまには別の展開も考えて欲しいかな?

全1件中 1 - 1件を表示

著者プロフィール

4月22日生まれ、愛知県在住。第6回角川ビーンズ小説大賞にて<奨励賞>受賞。2009年に「赤き月の廻るころ」でデビュー。その他の著作に「蒼の狼は華を愛でる」、「薔薇は王宮に咲く」「巫女華伝」がある。

「2023年 『後宮の錬金術妃 2 悪の華は黄金の恋を夢見る』 で使われていた紹介文から引用しています。」

岐川新の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×