赤き月の廻るころ 二人きりの婚礼 (角川ビーンズ文庫 70-8)

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
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  • Amazon.co.jp ・本 (252ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044547080

作品紹介・あらすじ

「すべてが終わったあかつきには-レウリア、俺の妃になってほしい」セラルークの陰謀が、ブロウのみならず隣国周辺を巻き込む脅威であることを突き止めたジェラール。空前の危機に立ち向かうため、レウリアの働きかけにより、ジェラールは恋敵のロシュアと共闘することを決意する。三国が手を結び初の会談が行われようとする前夜、ジェラールは改めて、レウリアへプロポーズをするが-!?完結直前、堂々の第8弾。

感想・レビュー・書評

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  • 話のまとめに入った感じです。ギースのことが結構あっさり片付いたので拍子抜けで、ちょっと残念です。個人的にはジャウザが気に入っているので、彼には最終巻でもっと活躍して欲しいです。

  • 8巻目。6巻でジェラールを裏切ったかと思えたギースが大活躍でした。(セラルークの陰謀で、ちょっと危なかったですけど。)

    ギースによって、侯爵の悪事の証拠が集まり、やっとジェラールがブロウの王宮に帰還できたところで、セラルークの次の陰謀が芽を出して来ちゃいました。

    ブロウだけじゃなく、ロクソン、ツァーリアと3カ国が協議して事に当たることになりましたけど、気になるのは、セラルークの言葉。止められるのは術をかけた本人とレウリアの命って・・・。

    だからなのか、ジェラールのプロポーズを受けたあと、レウリアが指輪を寝てるジェラールに返しちゃって、いなくなったところで終わっちゃいましたけど、これってどうなんでしょ。

    起きたらレウリアはいないわ、指輪は戻されてるわって、レウリアは、自分の決意の現れだと思いますけど、ジェラールにしたら意味不明ですよね。最後はやっぱり勝手なレウリアだなぁって思いました。

    帯に「完結直前!」とあるとおり、次の12/1発売分が最終巻で、1/1発売分が短編集ということです。次が出るのがだいぶん先ですけど、待ち遠しいです。

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著者プロフィール

4月22日生まれ、愛知県在住。第6回角川ビーンズ小説大賞にて<奨励賞>受賞。2009年に「赤き月の廻るころ」でデビュー。その他の著作に「蒼の狼は華を愛でる」、「薔薇は王宮に咲く」「巫女華伝」がある。

「2023年 『後宮の錬金術妃 2 悪の華は黄金の恋を夢見る』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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