花嫁は砂漠にさらわれて (角川ルビー文庫)

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (220ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044550158

作品紹介・あらすじ

大和撫子を探し求めて茶道・着付け教室を訪れたアラブの王子・サイードに、稽古中の着物姿を気に入られてしまった真琴。理想の花嫁として国に連れ去られ、体の相性を確かめたいといきなり押し倒された真琴は、抗う間もなく初めてを奪われてしまう!泣き顔も可愛いと困るほど寵愛されて、真琴は必死で拒むけど、意外と優しくて寂しがりやな彼の素顔に、ついほだされてしまい…!?「こんなにも自分のものにしたいと思った相手は初めてだ」。スイート☆アラビアン・ロマンス。

感想・レビュー・書評

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  • 真琴君が素直で可愛いなぁ。
    サイードは強引すぎるが…。
    まぁでもほだされたんならしょうがないよね?

  • 高校生・真琴×アラブの王子・サイードのカップリングのお話です。

    大和撫子を嫁にするという望みを抱いていたサイードが見初めたのは、
    男子高校生・真琴っていうお話です。
    他の嫁候補から、砂漠に置き去りにされたりして、
    大変な目にあいますが、最後はハッピーエンドというお話です(^^)

    最近読んだ本って、イラストが織田先生のものが多いなぁ~
    と気づきました(^^;;
    絵、素敵だから目についちゃう(^^:;

  •  真琴は、ごくごく普通の高校生だが。
     祖母の教えにより、茶道と着付けの免許を持っていた。

     ある日、祖母に命じられて着付けの練習をしていたこところに、アラブの王子・サイードが現れた。
     たまたま祖母が留守をしていたため、真琴が応対していたのだが、日本の暑さになじめずにいたサイードはそこで倒れてしまう。
     倒れたサイードを手厚く介抱し、食事までご馳走した真琴をサイードはいたく気に入ってしまう。
     それというのも、実はサイードは幼い頃から「大和撫子と結婚したい」という夢を抱き続け、その夢を叶えるために来日し、そのために茶道・着付け教室をしている祖母を訪ねてきたのだった。
     たまたま女物の着物を着ていたことから、すっかりサイードに女だと勘違いされてしまった真琴は。
    「お礼に自分の家で食事を」
     とサイードに誘われ、迎えの車に乗ると、あれよあれよという間に、サイードの国へと連れ去られてしまう。
     突然のことに怒る真琴だったが、真琴こそが理想の花嫁だと言うサイードは、真琴を日本へと帰そうとしない。
     それどころか、「体の相性を確かめたい」といきなり押し倒されてしまい、真琴は抗うまもなく初めてを奪われてしまう!
     ショックを受ける真琴に、泣き顔もかわいいとサイードに寵愛されて、真琴は必死で拒むけれど、次第にサイードにほだされて……?

     という話でした。

     えーっと、率直に言えば好きになれないかなー……というところ。

     だって。
     いきなり外国に連れ去られて、無理やり犯されて、それで「好きだ」と言われても、普通はほだされないと思うんですよね。
     こういう辺りがちょっとしたBLファンタジー。
     まぁ、だからと言って、この作品を嫌いというわけではなくて、こういうのはこういうので、需要があるんだろうなー……と思うので、それはそれでいいと思います。

     私自身、こういう作品ばっかり読み漁っていた時期もあるので、評価に関しては、「いつ」読んだか、という問題も大きいと思います。

     最後はちゃんとハッピーエンドだったので、こういう「いやよいやよも好きのうち」系の作品がお好きな方にはオススメしておきます。

  • アラブの王子様もの。真琴は強引にさらわれ、べたべたに愛され、結局はサイードを好きになり結婚にいたるシンデレラストーリー。

  • この方の作品、ライトなラブコメ感覚で読めるけど
    決して稚拙ではないとこがいいですよね。

  • 大和撫子を探し求めて日本を訪れたアラブの王子・サイードに、
    理想の花嫁として国に連れ去られてしまった真琴。
    体の相性を確かめたいといきなり押し倒され、
    さらに気に入られた真琴は、困るほど寵愛されてしまい…!?
    (amazon内容紹介より)

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