葛城副編集長の最後の賭け (角川ルビー文庫 131-3)

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
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  • Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044550424

作品紹介・あらすじ

名門・葛城家の規律が煩わしくて家を離れ、東京で文芸誌の副編集長をしている葛城。そんな彼のもとに、葛城家の使用人の諒が上京してくる。不幸な生い立ちから葛城家にとらわれながらも、凛としてひたすら仕える諒の姿が好きだった葛城。一方、諒もまた葛城のことを慕っていると知り、お互いを求める気持ちが募る二人、しかし、このままでは身分の違いからお互いが離されると感じた葛城は、諒を自由にするため、人生を捧げた賭けにでるが…。

感想・レビュー・書評

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  • 再読。成澤准教授のスピンオフ。 飄々とした葛城さんのお話し。あんな旧家の出だとはビックリでしたね~。 主従関係素敵… でも、チョッと最後はドタバタした感じ…、もうちょっと読ませて欲しかったかな。

  • めでたしめでたし。末長くラブラブしてほしい。そして尻にひかれてほしい。

  • もそっとワイルドな方かと思っておりましたが意外と細やかな葛城副編集長でした。

  • まさかこの作品で三島由紀夫サンが出てくるとは思いませんでした。やっぱりBL作品の世界を広げるには必須なのか!?宿命というか、そういうのを感じました。
    それでも「副編集長」と言っている割にはあまり仕事関係はなかったと思います。
    そして久しぶりにノーマルなBL(BLをノーマルと位置付けるのはおかしいような気がしますが、適当な言葉が出てこない作品)を読んだ気がします。
    しかもハッピーエンドだし、楽しかったです。
    期待はしていたけど、素敵でほっこりです。

  • とにかくこれでもか!ってくらい『本家』の人間がする受けへの仕打ちとそれに耐える受けがイライラするワケなんだが、最後の最後にスッとしたよw ナイスキャラ!w  
    そして読む度にやっぱり言ってしまう『高遠作品大好きだ!!』

  • 葛城さんは結局それでよかったのかな。

  • 「成澤准教授の最後の恋」成澤の親友で文芸誌の副編集長をしている葛城夏彦と葛城本家の使用人、深見諒の恋。
    お世辞にも上品とは言えない見た目の夏彦でしたが分家とはいえ旧家の血筋。
    幼い頃から葛城家の使用人として仕えていた諒にとって外からくる夏彦は自由の象徴であり憧れでもあったのですね。
    高永さんの描く出会いの時のカットがとても素敵でした♪
    囚われの身の姫を救い出す王子(笑)王子は、姫に自分から望んでそこから出てこいと言います。
    姫が王子の手をとりハッピーエンド。
    しかしこの姫、意外としたたかでした。夏彦、頑張れ!

  • 読後、あっさり感。

  • ちょっとしっくりこない気が? あれじゃ遅かれ早かれ、後継者問題が浮上すると思うんだけど……それで良いの???

  • 高遠先生の新作で期待していたのだけど、ルビー文庫だから?か高遠先生の作品のなかでは穏やかでした。

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