シュガーアップル・フェアリーテイル銀砂糖師と緑の工房 (角川ビ-ンズ文庫)
- 角川書店(角川グループパブリッシング) (2011年3月31日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784044550448
感想・レビュー・書評
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目をかけてくれる人はいれど半ば孤立奮闘ぎみだった前巻までとはうって変わって、ペイジ工房の面子とのチームワークがメインの回でした。
アンを銀砂糖師にする為にブリジットの元へ行ったシャル、シャルを取り戻す為に自分の持てる全ての力で勝負するアン。
経て二人が元の関係へ戻り、銀砂糖師になれたアンを祝福するシーンに感動しました。
工房の人たちも個性的でいい人ばかり。
傷心のブリジットの前に 美しい妖精が現れる所で、次巻へ続きます。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
シリーズ4冊目。
銀砂糖の在りかと引き換えに羽を渡したシャルを助けに行くアン。
相変わらずアン頑張り屋さん。銀砂糖師になったことで、不遇な環境からも抜けられてよかった…
『初めての銀砂糖』っていうのはぴったり。
アンは銀砂糖師になったシーンが素敵でした
次巻も楽しみ -
2011.Dec.17.Sat.読破
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シャルがアンに祝福をあげるシーンが素敵でした。
二人の恋模様や、新聖祭の準備、謎の妖精など気になることが盛りだくさんです。
早く続きを読まなければ! -
4巻まで読んで、シリーズ中一番面白かったです。ペイジ工房の面々、最初はどうなることかと思いましたがみんな良い人でした。ブリジットも悪い子じゃなさそうで良かった。
今巻はアンのがんばりも見どころですが、シャルの心の動きが今までよりも分かりやすく書かれていたと思います。彼がアンを大切にする理由がよくわかる。
みんなで協力することは偉大…でも個人の力も重要。そういうことの大切さを気づかされるお話でした。 -
前巻でアンは念願だった銀砂糖師になったから、この巻でシャルを取り戻して完結しちゃったら淋しいなぁ…とか思ってたけど、銀砂糖師を探す(?)戦士妖精に、部屋に引きこもるブリジットの前に現れた美しい妖精。
謎の妖精が2体も現れて、まだまだ話が続いてくれそうでちょっとひと安心^^
今回はブリジット以外、アンに敵意や悪意を向ける人がいなかったし、何より、ペイジ工房の職人たちは個性的だけど、皆、良い人ばかりだったから、いつもより心穏やかに読めた気がする。
でも、次巻への布石になっている2体の妖精がもし同一人物だったら、次はちょっと荒れそうな予感…(-"-;) -
ペイジ工房編スタート、でいいのかな?
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毎度思うのですが、砂糖菓子を作っているシーンを読むとうっとりします。今回も、アンの頑張り、そして出来上がった作品共にとても素敵でした。
シャルも戻ってきてめでたしめでたし。といきたいところですが、不穏な影がちらちらと…。
今後も目が離せないです。
あとミスリルかわいい……!