もうひとつの夏へ(上) (角川スニーカー文庫)

  • 角川書店 (1990年3月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (224ページ) / ISBN・EAN: 9784044602024

みんなの感想まとめ

不思議な導入から始まるこの作品は、深夜のコンビニで出会った男の言葉をきっかけに、男女4人が水道水を飲まないことで見える廃墟化した街という異世界に引き込まれます。中学時代に楽しんだ読者が再度手に取ること...

感想・レビュー・書評

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  • 中学の時に読んで面白かった小説を読み返してみたが、これがなかなか良い。

    ある日、深夜のコンビニに突然現れた男は「水道水を飲んではいけない」と言い残して消えてしまう。その場に居合わせた男女4人がしばらく水道水を飲まないでいると、視界の中に重なって廃墟と化した街が見えてくる。

    って導入から、物語が始まるSFもの。
    まだ今みたいにインターネットとかなくて、パソコン通信って言ってた時代が懐かしい。
    当時実際に起きた校庭に机で9を書く事件なども織り込んで上手いこと物語が作られていて引き込まれる。
    もっと純文学的要素を強めたら村上春樹っぽい作品になったんではないか?と思わせる主人公もなかなかいい。
    後半のストーリーはすっかり忘れているので、読むのがちょっと楽しみ。

  • 淡々とした文章だが、行間に感情が見え隠れする。
    青臭い登場人物たちに、懐かしさと親しみを覚える。
    ほろ苦くも、すっきりとしたラストは、SFらしい美しさを持っている。

  • 好感を持てる登場人物がいないせいかハマれなかった。下巻が面白いといいなと思う。

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