ロードス島戦記―灰色の魔女 (角川文庫―スニーカー文庫)

著者 :
制作 : 出渕 裕  安田 均 
  • 角川書店
3.74
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本棚登録 : 709
レビュー : 76
  • Amazon.co.jp ・本 (295ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044604011

感想・レビュー・書評

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  • 『指輪物語』よりもオイラにとっての剣と魔法とエルフの出てくるファンタジーはこれをおいて他になし。何度読んだことか。そして現在までシリーズは続いており、今も読んでいる。

  • ファンタジー小説の名作。ライトノベルの先駆けとなった作品と言えるけれども、メディアミックスされた展開や、そもそもが『ソードワールド』というTRPGの世界観を踏襲した小説として、この作品が切り開いた地平はかなり大きいと思う。

    私が注目したいのは、巻頭の登場人物の紹介がイラスト付きで書かれているということ。この工夫によって、「ファンタジー」という当時は一般的ではなかったジャンルについて、ある程度のイメージが描ける作りになっている。たぶん、これはTRPGの方法論から導入されて、そこから一般化した方法だと思う。今はそこからもう一歩進んで、象徴的なシーンを描くという方法に変わっているけれど。

    物語的には「(パーンが)行って行ったままの物語」になっているのは、最初から何巻も刊行することが前提だったからだと思う。田舎の若者が仲間や英雄と触れ合うことで成長する物語だけれど、単体として読めば、あまり上手い構造になっているとは思えなかった。やはり登場人物が多すぎるし、ロードス島を右上から左下まで移動するにしても展開がアッサリしすぎな気がする。

    でも、作者の文章力で救われている。見せ場を見せ場として書く能力は突出していると思う。特に、冒頭のゴブリン退治は、これ以上のゴブリン退治は読んだことがないなぁと思うくらい、物語に入り込む入り口として申し分なかった。

  • ファンタジー小説が好きにななったきっかけの本です。主人公パーンの長い旅立ちの話。ここから全てが7巻まで、カーラという魔女を追いかける事も続いていきます。エド・スレイン・ディード・ウッド・ギム。それぞれの背景もしっかりしています。また、パーンだけではなく、この後の巻で他のキャラ達もそれぞれの方向で戦いに挑み、決着をつけていく。その最初がこの1巻です。

  • 2012年5月13日読了。中学時代むさぼるように読んでいた「ロードス」シリーズの第1作。騎士志望の青年パーンは5人の仲間たちと共に、ロードス島全土を巻き込む戦乱と、「灰色の魔女カーラ」との戦いに巻き込まれていく・・・。懐かしすぎて正常に評価できないが、村の近くに巣食うゴブリン退治の冒険から王女の救出・酒場でのパーティ結成、ロードス島をかつて魔神から救った「七英雄」やカーラの正体の設定など、今読んでもこれだけ良くできた和製「剣と魔法の冒険」ストーリーはなかなかないのではないか・・・?

  • 私のファンタジーの原点。

    初めて読んだのは小学生の頃で、
    当時はまっすぐなパーンと美しいディードに憧れたものですが…
    大人になって読み返すとスレインが男前過ぎて泣けます。。。

  • 「D&D」の後に目にした「ソードワールド」であり「ロードス島」であった。ワクワクしましたねぇ♪自分とは違うキャラクターになってスーパーヒーロー並に活躍して・・・・。この、本でエルフって美しくて賢い印象が蔓延したんですよねぇ(笑)そんなに、賢明なら種が衰退する事も人間に闊歩させる事も無いはず(笑)なのにねぇ・・・でも、ディードリットは好きですよ冬馬由美さんの声がまた良かった。

  • ご存知ロードス島戦記。日本ファンタジーはここから本格的になったと言っていいんじゃないんでしょうか。この作品で出渕裕が日本でのエルフのイメージを作った。今読んでも普通におもろい。

  • TRPGが原型のハイ・ファンタジー小説。エルフも精霊も神も魔法も存在する、典型的なファンタジー世界が舞台。
    第一部(全7巻)のパーンやディードリッヒが主人公の話が一番良い・・・と思う。

  • ライトノベルの始祖!
    ファンタジーの王道!コレを読まずして
    ファンタジーを語るべからず。
    とりあえず読め!!

  • 日本のいわゆるファンタジー小説のさきがけの一冊。

    他の物語と違い、主人公が「ただの人」で、世界の変化の中で生きていく、その中で徐々に成長していく姿がすごくいいです。

    「主人公」が選ばれた人じゃない、というのは、国内外のどのファンタジーの中でも、コレだけじゃないかな、と思います。

著者プロフィール

1988年刊行の「ロードス島戦記」(スニーカー文庫)でデビュー。以降、「魔法剣士リウイ」シリーズ(ファンタジア文庫)、「クリスタニア」シリーズ(電撃文庫)などで、ファンタジー小説の旗手として活躍する。

「2018年 『グランクレスト戦記DO 英雄の系譜』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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