ロードス島戦記―灰色の魔女 (角川文庫―スニーカー文庫)

著者 :
制作 : 出渕 裕  安田 均 
  • 角川書店
3.74
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本棚登録 : 709
レビュー : 76
  • Amazon.co.jp ・本 (295ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044604011

作品紹介・あらすじ

30年前の魔神との戦いの傷も癒え、平和の続くロードス島に、新たなる戦乱の兆しが現れ始めていた。暗黒の島マーモの皇帝ベルドが、カノン王国を攻め滅ぼしたのだ。しかも、彼の背後には強大な力を秘めた謎の魔女、カーラの姿があった!その頃、辺境の村ザクソンの青年パーンは、己の正義感の赴くまま、神官のエト、ドワーフの戦士ギム、魔術師スレインらとともに、故郷の村を旅立とうとしていた。自分の前に立ちはだかる、大いなる運命も知らずに…。

感想・レビュー・書評

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  • 『指輪物語』よりもオイラにとっての剣と魔法とエルフの出てくるファンタジーはこれをおいて他になし。何度読んだことか。そして現在までシリーズは続いており、今も読んでいる。

  • ファンタジー小説の名作。ライトノベルの先駆けとなった作品と言えるけれども、メディアミックスされた展開や、そもそもが『ソードワールド』というTRPGの世界観を踏襲した小説として、この作品が切り開いた地平はかなり大きいと思う。

    私が注目したいのは、巻頭の登場人物の紹介がイラスト付きで書かれているということ。この工夫によって、「ファンタジー」という当時は一般的ではなかったジャンルについて、ある程度のイメージが描ける作りになっている。たぶん、これはTRPGの方法論から導入されて、そこから一般化した方法だと思う。今はそこからもう一歩進んで、象徴的なシーンを描くという方法に変わっているけれど。

    物語的には「(パーンが)行って行ったままの物語」になっているのは、最初から何巻も刊行することが前提だったからだと思う。田舎の若者が仲間や英雄と触れ合うことで成長する物語だけれど、単体として読めば、あまり上手い構造になっているとは思えなかった。やはり登場人物が多すぎるし、ロードス島を右上から左下まで移動するにしても展開がアッサリしすぎな気がする。

    でも、作者の文章力で救われている。見せ場を見せ場として書く能力は突出していると思う。特に、冒頭のゴブリン退治は、これ以上のゴブリン退治は読んだことがないなぁと思うくらい、物語に入り込む入り口として申し分なかった。

  • 日本における西洋中世ファンタジーの世界観を植付けた作品群の第1作です(と思っていたい)
    お世辞にも読みやすい小説ではないが、剣と魔法、亜人(エルフ、ドワーフ、オークなど)が闊歩する世界をうまく書けていると思います。
    青年の旅立ち、古くからの友人、新しい仲間との冒険譚。今風な強烈なキャラクター性は少ないが楽しく世界を創造できる作品です。
    トールキン「指輪物語」に挫折した私としては、重厚なそれよりもライトな本書がフィーリングがあった(小学5年生の時だけど。。。)

    ※ちなみに日本人が知っているエルフの容姿は、ロードス島戦記のヒロイン、ディードリットが元といわれてます。イラストレータ出渕 裕が「エルフの耳は長い=ロバの耳」としたのは有名な話。

  • (学生の頃友達に借りて読んだ。ファンタジー小説の作家になれぬものかと考えたものさね)

  • ゲーム系ライトノベルの草分け的存在。ヒロイック・ファンタジーにRPGの要素を強く加え、ゲーム化やアニメ化などメディアミックスの先駆けとなった。

  • 中学生の頃、友達に借りて読んだ。当時、とても面白く、すぐに読み終わった。続きが読みたくて仕方なかった。

  • 何度目かの再読。

    全体的にあっさりすんなり物語は進む。
    完全版として指輪物語、十二国記のようなボリュームで細部もきっちり描かれたものを読んでみたい。

  • 中学高校時代夢中にさせてくれたロードス島戦記。
    パーンとディードリットの相思相愛イチャイチャっぷりを楽しむシリーズでもある。その第一弾。

  • 初めて読んだのは中学生のとき。
    武者修行に出た青年戦士が大きな事件、戦争にに関わっていくRPG定番の物語。ゲーム小説の古典なので今読んでも面白かった。
    ただ2014年現在、この世界関連のゲームは軒並み入手困難なのが残念。

    新装版は追加されたカシュー王関連の所が、これまた絶版の本のネタ知ってないと理解できないのが何とも。2巻以降は改定されてないそうなので、無理に新装版買う必要はないと思われる。

  • かつて自分をファンタジー小説の世界へ引きずり込んでくれた大恩ある一冊。

    うん十年ぶりに再読。さすがにいろいろと首をかしげたくなるところも。

    まずロードス島。島というには王国が何個もあったりして、大陸レベルなんじゃないかなぁ。
    あと集団の戦争で王同士が一騎打ちってねえ。ありえないでしょ。

    ウッドチャックをみすみすとり逃がすのもありえないかな。スレインかディードが足止めできたはずでしょうに。

    とまあどうでもよい文句書いたけど、それ以上の魅力があることは間違いないです。

  • 20年以上前、中学生時、入院見舞いの友人が暇つぶしに置いて行ってくれた。お陰で退屈する事なく、退院。友人に感謝!

  • 王道のファンタジーですね。超王道です。戦いのシーンは迫力がありました。最強の魔術師をどうやって倒すんだと思ったら・・・まさかそんな展開になるとは。

  • ファンタジー小説が好きにななったきっかけの本です。主人公パーンの長い旅立ちの話。ここから全てが7巻まで、カーラという魔女を追いかける事も続いていきます。エド・スレイン・ディード・ウッド・ギム。それぞれの背景もしっかりしています。また、パーンだけではなく、この後の巻で他のキャラ達もそれぞれの方向で戦いに挑み、決着をつけていく。その最初がこの1巻です。

  • 中高生の時にハマったな~(笑)!

    小学校の時から、ファミコンにはまり、ドラクエにはまり、現実の嫌なことを忘れるためにファンタジーの世界に逃避するために読んだもんだから、それはそれはのめりこんだもんです!

    ファンタジー小説の中でも王道を行く作品だと思います。

    テーブルトークRPGという、コミュニケーションゲーム(?)を小説化した内容なんですが、この作品がファンタジー小説のパイオニアだったのではないでしょうか?


    あの中村うさぎさんも、当時、仕事仲間だったロードス島戦記の水野良さんがミリオンセラーを記録したのを見て「あの水野良ができたんなら、私にもできるはずだ!」と作家の道を歩み始めたそうですから、ファンタジー小説やライトノベルの黎明期を味わいたい方は必見です!

  • ファンタジーの面白さを教えてくれた

  • 2012年5月13日読了。中学時代むさぼるように読んでいた「ロードス」シリーズの第1作。騎士志望の青年パーンは5人の仲間たちと共に、ロードス島全土を巻き込む戦乱と、「灰色の魔女カーラ」との戦いに巻き込まれていく・・・。懐かしすぎて正常に評価できないが、村の近くに巣食うゴブリン退治の冒険から王女の救出・酒場でのパーティ結成、ロードス島をかつて魔神から救った「七英雄」やカーラの正体の設定など、今読んでもこれだけ良くできた和製「剣と魔法の冒険」ストーリーはなかなかないのではないか・・・?

  • シリーズもの.妖精が出てきて不思議な力を使う設定に当時はとても驚いた.今頃は”新”ロードス島戦記も出ているもよう.

  • 中学時代の親友の影響で読んだシリーズ。剣と魔法の世界に夢中だった。登場人物が立ってて面白し。また読みたくなってきた。

  • ディードかわいいよディード

  • 日本における冒険ファンタジーの原点と言える作品ではなかろうか。剣士や魔術師、神官に盗賊、エルフにドワーフ、違う能力・種族の仲間が集まっての冒険。

  • 久しぶりに読み返した。
    面白い。
    ちょっと展開が早過ぎる(内容が軽い)ところはあるけど。
    小学生のころ、夢中で読んだのを思い出した。

  • 私のファンタジーの原点。

    初めて読んだのは小学生の頃で、
    当時はまっすぐなパーンと美しいディードに憧れたものですが…
    大人になって読み返すとスレインが男前過ぎて泣けます。。。

  • 「D&D」の後に目にした「ソードワールド」であり「ロードス島」であった。ワクワクしましたねぇ♪自分とは違うキャラクターになってスーパーヒーロー並に活躍して・・・・。この、本でエルフって美しくて賢い印象が蔓延したんですよねぇ(笑)そんなに、賢明なら種が衰退する事も人間に闊歩させる事も無いはず(笑)なのにねぇ・・・でも、ディードリットは好きですよ冬馬由美さんの声がまた良かった。

  • 完結後にこの作品に出会いました。ラッキーだったと思います(笑)
    ここまで王道なファンタジーは普段あまり読まないのですが、この作品だけは別格。むしろこれで満足してしまったとも言う。
    パーンが主人公の5巻までが好きですが、やっぱり7巻まで読まないとすっきりはしない、かな。

  •  ライトノベルを読み始めるきっかけとなった本です。まさに、剣と魔法の正統派ファンタジー。自分の中でも、色々と原点になった本だと思う。

  • ご存知ロードス島戦記。日本ファンタジーはここから本格的になったと言っていいんじゃないんでしょうか。この作品で出渕裕が日本でのエルフのイメージを作った。今読んでも普通におもろい。

  • 小学校のときワクワクしながら、よー読みました。

  • ロードス島を舞台に島中旅をし、灰色の魔女を追いかける物語。
    自分がライトノベルにはまるきっかけを作ってくれた作品。

    この小説を読んでいなかったら、ここまで読書を好きになれなかったと思う。

  • 中学生の頃に読んで“冒険”に憧れました。
    騎士とか、剣とか、竜とか、魔法とか、エルフとか、ドワーフとか……正当派ファンタジーに興味を持ったきっかけです。

  • 思い出深い作品です。
    ファンタジー好きな自分の原点はここにあると言っても過言じゃない。
    これを皮切りに、スレイヤーズやオーフェンなども読み始めたものです(´-ω-`)

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著者プロフィール

1988年刊行の「ロードス島戦記」(スニーカー文庫)でデビュー。以降、「魔法剣士リウイ」シリーズ(ファンタジア文庫)、「クリスタニア」シリーズ(電撃文庫)などで、ファンタジー小説の旗手として活躍する。

「2018年 『グランクレスト戦記DO 英雄の系譜』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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