ロードス島伝説: 亡国の王子 (角川スニーカー文庫 604-15)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 387
感想 : 17
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  • Amazon.co.jp ・本 (274ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044604158

作品紹介・あらすじ

英雄戦争から遡ること30年。呪われた島・ロードスは、未曾有の危機に瀕していた-。それは、島の南西部・モス地方から始まった。大地の妖精族ドワーフが築いた石の王国から出現した魔神の大軍は、国を亡し姿を消した。彼らとの友好で独立を守っていたスカードは、不在の国王に替り若き王子ナシェルが全権を掌握する。そして、運命の時を迎えた…。ベルド、ウォートを始め英雄たちの若き姿が甦る。待望の書下し新シリーズ、感動の開幕。

感想・レビュー・書評

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  • 久しぶりに本棚から取り出して読み出した。僕が読んだ中では日本のファンタジーでは最高傑作と思っている。異世界で英雄たちが集結し、邪悪な魔神の軍勢を倒して行くというもの。
    英雄たちがとてつもない能力を発揮するのだが、それと同時に亡国の王子の悲劇もしっかりと描かれる。
    第1巻の本書は戦記の始まり。これから英雄たちがどのような活躍を見せるのか、主人公の王子がどのような顛末を迎えるのか。
    数十年ぶりにワクワクしながら追体験している。

  • ロードス島を舞台とした作品群の中では一番好きです。
    学生の頃夢中になって読みました。

  • 本棚整理中に出てきたので読みました。
    懐かしい。。。

    ファンタジー小説の王道です。
    普通のロードス島より30年前のお話。

    ロードス島で古の魔人が解放されて、
    とある国のハイパー王子が頑張るお話。

  • 「ロードス島伝説」全5巻。番外が1巻ほどあります。
    「戦記」より遡ること30年前。戦記を読んでいれば若い頃のキャラクターたちを楽しめますし、ロードスをもっと深く知ることも出来ることと思います。
    今回の主人公は王子。彼を支えるのは賢者、傭兵、聖女たち。ストーリィもそうですがキャラクターも魅力的です。

  • ロードス島戦記の前日譚。魔神戦争。
    コレを読むとベルドとファーン王が好きになります。

  • 何度目かの再読。


    定期的に読みたくなるシリーズ。
    結末がわかっていても十分楽しめる。

    ナシェルがある事実を認めそこから考え方を変える場面が毎度ぐっとくる。
    自分が行き詰まった時になんどこの場面を思い出したことか。名シーンです。

    細かいとこ、第4章でマイセンの息子をジェナートと表記されてるとこが何箇所かあり戸惑ってしまいました。

    ささ、次巻へ。

  • 全5巻
    『永遠の帰還者』1巻

  • ロードス島戦記で語られていた魔神戦争のお話。満を持して登場の感があり、書かれるべくして書かれた作品の登場にまず喜んだ。
    しかし開巻して間もなく、本編では一切語られることの無かったナシェルなる人物が登場し、彼が主役となって物語が進むことに戸惑った。てっきりベルドとファーンとフラウスとウォートとニースの話になると思ったのに、この展開は意外。作者は~戦記の二番煎じを避けたようだ。
    そしてナシェルが実は天賦の才を持った勇者の資質があることが仄めかされる。う~ん、最初から想定しておけばよかったのにねぇ、作者は。

  • ナシェルというチート王子と英雄たちの物語。

  • 悪くはないんだが…出てくる人物、皆が皆、高潔すぎるような…もうちょっと人間くさい奴がいてもいいのに。今後に期待かな。

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著者プロフィール

1988年刊行の「ロードス島戦記」(スニーカー文庫)でデビュー。以降、「魔法剣士リウイ」シリーズ(ファンタジア文庫)、「クリスタニア」シリーズ(電撃文庫)などで、ファンタジー小説の旗手として活躍する。

「2018年 『グランクレスト戦記DO 英雄の系譜』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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