黒衣の騎士 (角川スニーカー文庫 604-18)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 192
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (237ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044604196

作品紹介・あらすじ

ロードス統一を唱えたマーモ暗黒皇帝ベルド。その覇業のために、生涯を捧げた一人の男がいた。その名はアシュラム。人々は彼を黒衣の騎士と呼び、畏怖した-。英雄戦争終結後、亡きベルドの遺志を継ぎ、最後まで自由騎士パーンの好敵手であり続けた男の哀しき過去。運命を変えたベルドとの邂逅。そして、美しきダークエルフ、ピロテースと共に新天地を目指す苦難の旅。いま、ここに世界の架け橋となる物語の幕が開く。

感想・レビュー・書評

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  • 久々の水野良氏の力作。実にアシュラムという男を魅力的に描いている。
    特にアシュラムの苦い頃を描いた「暗黒の覇者」が出色。従来のアシュラムのイメージを180度反転させるストーリーが面白かった。

    が、しかし、本編よりもこういった外伝物の方が面白いというのは、皮肉というよりも大問題だぞ!
    田中芳樹氏の『銀英伝』も本編があれだけ面白いからこそ外伝が引立つのだ。その点を履き違えては困るぞ!

  • 再読。

    どれもあっさり読み終える長さ。
    良くも悪くもよくある外伝。
    本編で語られていた魅力以上のものは本書からは得られなかった。

  • 『ロードス島戦記』と『クリスタニア』を繋ぐ物語。両方を読んでいてコレを読むとニヤリとしてしまいますが、『クリスタニア』のみの読者には「?」で、どちらも知らない方には「なんだコレは?」という作品です。

  • ロードス島戦記外伝。アシュラム編。

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著者プロフィール

1988年刊行の「ロードス島戦記」(スニーカー文庫)でデビュー。以降、「魔法剣士リウイ」シリーズ(ファンタジア文庫)、「クリスタニア」シリーズ(電撃文庫)などで、ファンタジー小説の旗手として活躍する。

「2018年 『グランクレスト戦記DO 英雄の系譜』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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