- Amazon.co.jp ・本 (237ページ)
- / ISBN・EAN: 9784044604196
作品紹介・あらすじ
ロードス統一を唱えたマーモ暗黒皇帝ベルド。その覇業のために、生涯を捧げた一人の男がいた。その名はアシュラム。人々は彼を黒衣の騎士と呼び、畏怖した-。英雄戦争終結後、亡きベルドの遺志を継ぎ、最後まで自由騎士パーンの好敵手であり続けた男の哀しき過去。運命を変えたベルドとの邂逅。そして、美しきダークエルフ、ピロテースと共に新天地を目指す苦難の旅。いま、ここに世界の架け橋となる物語の幕が開く。
感想・レビュー・書評
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久々の水野良氏の力作。実にアシュラムという男を魅力的に描いている。
特にアシュラムの苦い頃を描いた「暗黒の覇者」が出色。従来のアシュラムのイメージを180度反転させるストーリーが面白かった。
が、しかし、本編よりもこういった外伝物の方が面白いというのは、皮肉というよりも大問題だぞ!
田中芳樹氏の『銀英伝』も本編があれだけ面白いからこそ外伝が引立つのだ。その点を履き違えては困るぞ!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
再読。
どれもあっさり読み終える長さ。
良くも悪くもよくある外伝。
本編で語られていた魅力以上のものは本書からは得られなかった。 -
『ロードス島戦記』と『クリスタニア』を繋ぐ物語。両方を読んでいてコレを読むとニヤリとしてしまいますが、『クリスタニア』のみの読者には「?」で、どちらも知らない方には「なんだコレは?」という作品です。
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ロードス島戦記外伝。アシュラム編。