新ロードス島戦記4 運命の魔船 (角川スニーカー文庫 604-24)

  • KADOKAWA
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本棚登録 : 272
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (228ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044604288

作品紹介・あらすじ

海峡封鎖!?ロードス本島とマーモ島を行き来する交易船が、次々に謎の軍船に沈められる。軍船は帝国の新たな攻撃なのか?深刻な食糧不足が公国を再び危機に陥れる前に、スパークは仲間とともに海上に乗り出した。だが、古代王国の強力な魔法装置である軍船は、近づく船全てに火球を浴びせかけ、ついにはスパークたちの船もその餌食に。ようやく対岸に流れ着いた彼らを待っていたのは意外な人物だった!新展開ファンタジー巨編。

感想・レビュー・書評

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  • 再読。

    なんだかややこしい恋愛物の要素が鼻につく。
    またもや懐かしいキャラ登場。
    このシリーズの敵は完全に噛ませ犬な役回りで魅力に欠ける。

    ささ、次巻へ。

  • とうとう真の敵が出てきた感じです。

    魔法戦士リウイ、ロードス島ともに、グランドフィナーレ。そして、ソードワールドは、フォーセリアから次の世界へという感じなんでしょうか?

    しかし、リウイも、スパークも、最後を飾る英雄は、けっこうモテモテですねぇ。

  • 久しぶりのロードス島戦記。
    今回はマーモ島とロードス島の海峡に現れた魔法船を軸にストーリーは流れる。

    タイトルにもなっているこの魔法船だが、これまでの竜退治とかと違ってあっさりと対決は終わる。ページ数も200ページ余りと大変少ない。ともすれば外伝みたいなエピソードと変わらないようだとは感じた。
    ただ、本作で語られるニースとスパークとの婚姻、新生マーモ帝国の暗黒騎士団長ネータの死、破壊神カーディス教団の暗躍など盛り込まれる内容は多岐に渡る。本編は次回に続く大きな事件の序章に過ぎないような感じだ。

    結末もいささか尻切れトンボで物足りない。ネータの死を知った事でヴェイルの身の振り方が気になるがそれに対しても言及がない。
    次作を待てということか。

    また今回パーン、ディードリットが登場するも何の活躍もしていない。行間から判断すると今ではフレイムの属国の位でしかないマーモがその影響下を離れてスパーク公王の下でマーモ公国として改めて存在意義を発揮する触媒の役目を果たしているかのようだ。
    今後のロードス島戦記は寧ろ冒険ファンタジーものというよりも政治色を強めたファンタジーの色合いを強くしていくのだろう。寧ろそちらの方が興味深い。

  • 新生マーモ帝国まさかの展開と恋愛もの。恋愛話はいらないなぁ。

  • 新シリーズは納得いかないね。

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著者プロフィール

1988年刊行の「ロードス島戦記」(スニーカー文庫)でデビュー。以降、「魔法剣士リウイ」シリーズ(ファンタジア文庫)、「クリスタニア」シリーズ(電撃文庫)などで、ファンタジー小説の旗手として活躍する。

「2018年 『グランクレスト戦記DO 英雄の系譜』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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