タマラセ 探偵はドリルで突つかれる (角川スニーカー文庫)

著者 :
  • 角川書店
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (313ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044707026

作品紹介・あらすじ

「俺らの周りをウロチョロすんな、殺すぜッ!」突然襲いかかった少年の手から、鉄の爪が現れた…それはもしや魂裸醒!?どうも名探偵きどりの九里浜が三助の名を騙ってムチャするうちに、謎の渦中にハマったらしい。だが彼女の追う高校生失踪事件に魂裸醒がかかわってるなら、これは三助の出番だ。異能者・魂裸醒と戦う夏月を助ける「平和の守護者(九里浜談)」となった三助の前に意外な陰謀が!魂裸醒どものバトルとパズルが今、始まる。

感想・レビュー・書評

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  • 長編ストーリーとしての方向性と謎が見えて、謎が解かれるのが楽しみになった巻でした。夏月の両親と三助のお兄さんにどんな繋がりがあったんだろう。後天性タマラセが色々と問題ありですね。でも先天性タマラセだけではまた隕石が落ちてきてしまうのかな…?いずれ辿る運命を久里浜達にも話さなくていいのか…後で話した方が後々面倒なのでは…等考える部分はありましたがこれらを含めて今後どうなるかが楽しみでもあります。

  • この二巻目以降は、学園を舞台としたほのぼのドラマがない。
    あるのは戦い&殺戮。

  • タマラセシリーズ2巻目。
    後天的にタマラセを手に入れた者に起こる副作用。(暴走へのカウントダウン)
    能力者たちの「あがき」が見所だろうか。
    生きるため、生きていくため、生きることに意義を見出すため、それぞれが火花を散らせて戦い抜く!
    といった感じです。

    義務感と使命との違いはどこにあるのでしょうか。
    そんなことを考えさせられたこの一冊。

    難点としては、やはり設定を頭にいれるのに時間がかかる点。
    毎回登場する能力者達の設定説明の為に大きな時間を取られている気がします。
    そこが縛りになっている感じ。

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