薔薇のマリア VII.SINBREAKER MAXPAIN (角川スニーカー文庫 し 1-1-7)

著者 :
  • 角川書店
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本棚登録 : 291
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (427ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044710101

作品紹介・あらすじ

「カタリを生き返らせてやれるかもしれん」マリア、ユリカをはじめ、ZOOの面々が仲間の死に打ちひしがれていた時、トマトの発した一言が再びZOOに力を与える-いざ、洞窟を抜け神殿の奥底へ!今、マリアたちの決死の潜入作戦が決行される。迫るタイムリミット!行く手を阻む暗闇と謎の化物!!そしてトマトをも圧倒する存在!?果たしてマリアに笑顔は戻るのか、そして血塗れ聖堂騎士団との決着は!?ジェードリ編、完結。

感想・レビュー・書評

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  • 9784044710101 427p 2007・6・1 初版

  • カタリが死んじゃいました。
    はい。

    マリアローズたんがトマトクンの腕の中?で号泣。
    顔がぐちゃぐちゃになるまで泣いた。

    マリアたんがちょっと弱くなってます。
    そしてアジアンの名前を言わないところがかわいい。
    「あいつなら」抱きしめてくれるのにとかそういう風に言っててめっちゃかわいい。
    でもなんだかんだ言いつつアジアンが好き。

    マリアローズは、カタリが自分のせいで死んだと思っています。
    罪悪感があるみたいです。
    「会いたい」って何度も言ってて・・・。
    でも、カタリが生き返ったときは普通だったなぁ。
    怒鳴り散らしそうだったのに軽い応対だけ。
    なんかチョット腑に落ちないなぁ。

    あんなにカタリが生き返ってくるのを楽しみにしていたのに。
    ユリカは泣いて怒鳴ってて、あっちの方が人間味があった。
    敢えてマリアさんに人間味を無くしたのかもしれないが、
    今回はちょっとそれが仇になったかもしれない。

    この巻で少しブログ(http://pyonmyon0526.blog88.fc2.com/)に書いたキャラクターランキングが代わりかけた。

  • 頻繁に視点がいれかわる書き方でもキャラクターが個性を失わないというのがすごい。

  • ジェードリ編完結。何よりカタリどうなっちゃうの!?ってカンジでしたがめでたしでした。今回はカタリのことをめぐってのZOOのメンバーの心のうちがとてもぐっときました!!ただ、なんかすげー読みにくくて読むのに4〜5時間かかった。事情が飲み込めないことがありすぎて。

  • 一人称って偏見的になってどうもそのときの状況って分かりづらいのが多いんですが、この小説はそんなことなく、キャラクターの心情と共に上手く伝えてきていると思います。そのため感情移入がしやすく、明らかに泣く場面ではないはずなのに涙が出てくることが多々…。この巻では本当、良かったね、という言葉しか出てきません…。そして…初めて出てきたときからチーロが好きだったので、チーロ視点の章を読むのが楽しかったです。

  • もう七巻まで出たのか・・と驚きつつはやく新刊ほしいな><

  •  友達に圧力をかけられ購入。
     カタリ生き返ってよかった……!
     ジョーカーさんがとんでもなくいい役やってます。勝手にクローディアさんと幸せなってくれ。

  • カタリを生き返らせるために、マリアたちは血塗れ聖堂騎士団の本拠地・ゲヘナ聖堂へ侵入する。ジェードリ編、完結。

    SIX編のラストはけっこう盛り上がったと思うんだけど、今回はそうでもなかった。あだ討ちとか悲愴からの復活とかは好きな展開なのに。

    その理由を考えてみると、展開に粗が目立ったから、かな。

    以前からあれだけ目立っていたリリアンやブラックモアが、決戦ではほとんど出番が無かったところとか、リクのエピソードが消化不良なところとか。前回、リクとアジアンが何か関係があるみたいな描写があったけど、今巻では結局スルーされてたし(それ以前にリクの出番があまりない)。

    文章は好きなので、次回に期待。

  • 読み終わりました。
    カタリ・・・よかったね。
    マリアは相変わらずな感じですが、少しずつ変わってきてるのかな。
    次は・・・アジアン出るよね、きっとv

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著者プロフィール

作家。北海道大学文学部卒。
『純潔ブルースプリング』で第7回角川学園小説大賞・特別賞を受賞。
主著に『薔薇のマリア』シリーズ、「第九高校」シリーズなどがある。

「2013年 『マイワールド』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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