マキゾエホリック Case3:魔法少女という名の記号 (角川スニーカー文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (334ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044720032

作品紹介・あらすじ

クラスメイトは、巫女や妹、殺し屋に幼馴染みに、ハーレムから魔法少女まで-彼らが起こすありえない事件を、すべてを記号化する男・灘英斗とともに解決してきた転校生の高浪藍子。だが藍子に届いた脅迫状によって最大の危機が訪れた!「体育祭で1年乙組を優勝させないと、人が死ぬ」-最強のクラスをも分裂させる特別編成、魔法少女と災魔の死闘、そして"スパイ"。31人の愛すべき問題児たちの記録はここで幕を閉じるのか。

感想・レビュー・書評

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  • マキゾエシリーズ第3弾。
    秋の体育祭を間近に控えた藍子のもとに、一通の脅迫状が届いた。
    「体育祭で一年乙組を優勝させろ。さもないと人が死ぬことになる」…変人奇人、人間外まで所属する乙組にとって、何でもない要求のはずのそれ。しかし体育祭実行委員である「お嬢様」鬼灯楓の「体育祭用特別クラス編成」発言により、乙組の優勝は大きく揺らぎ始めることに。
    さらに今回の騒動には「災魔」と呼ばれる怪物達まで関わっているらしい。
    またもや事件に深く巻き込まれてしまった藍子は、この事態を無事収束させるべく灘と共に動き出すが…?
    今回は変身ヒーロー&ヒロインものにお馴染みのベッタベタな展開が繰り広げられるのですが、そこに至るまでの経緯が実に複雑かつ難解です。「魔法少女」と「スパイ」の関係、そしてやっぱり暗躍する「黒幕」。見所は沢山ありますが、私的にはなんといっても「小人間」こと樋渡さんでしょう! 彼女みたいな人のことを世はツンデレと呼ぶのだと思います。

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