妄想少女6 だって私は二次専だから (角川スニーカー文庫 191-9)
- 角川書店(角川グループパブリッシング) (2010年11月30日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (294ページ)
- / ISBN・EAN: 9784044720094
作品紹介・あらすじ
「そんなの嫁達への裏切りよっ!」両親に萌えイラストを否定されフランス留学を強制された紗衣は、ミラージュ・ネルへと引きこもってしまう!連れ戻そうと乗り込んだ光宏達だったが、二次元少女達の激しい(恥ずかしい?)妨害に遭い絶体絶命!?一方嫁達とイチャつく紗衣も揺れ動く自分の心に戸惑っていた…。果たして光宏は閉ざされた紗衣の心を開くことが出来るのか!?クライマックスの第6弾。
感想・レビュー・書評
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9784044720094 295p 2010・12・1 初版
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1巻を発売直後に読んだ後、続編購入を忘れ、昨年末一度に残り全巻を揃えて、ようやくイッキ読み完了。総合評価としては4点となりました。要するにおもしろかったという感想。
お嬢様なのに二次専でオタク絵描きのヒロイン紗衣はホームセンターで偶然購入したペンタブで描いたイラストの少女を「萌えて」呼び出せる。一方彼女の運営するWEBサイトの熱烈ファンである光宏は紗衣を上回る「萌え」妄想力でイラストの2次元少女を呼びだしてしまうというのが話の骨格。シリーズを通して20人以上(5巻で萌えキャラリクエストされた4人を含む)の2次元キャラが登場し、最終巻ではイラストサイト自体が異世界で実体化しそこに引きこもった紗衣を中心にキャラ総出演。もっともキャラ数の割には印象が薄いのはページ数に対してキャラが多すぎたのかも。それでも飽きさせないテンポがあり、各キャラにコスプレ的設定を明確につけているため混乱もなく読めたのは評価したい。 -
二次元妄想劇の終幕。
基本前巻からの続きなので、今までと違い単巻では楽しめないかも?
今回のカバー裏より一言
[嫁]
夢の終着駅。時には現世で待っている。