- 角川書店 (2006年12月22日発売)
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感想 : 33件
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Amazon.co.jp ・本 (400ページ) / ISBN・EAN: 9784044728014
作品紹介・あらすじ
小・中・高校の一貫教育学校の音楽室に、死んだはずの女性が現れたとの噂が。学園の理事長は、探偵の素質を持った少年・少女を選抜、本格推理委員会を設立し、事件解決を命じるが、事件は意外な方向へと向かい……!
みんなの感想まとめ
ミステリーとキャラクターの成長が見事に融合した作品は、音楽室に現れた死者の謎を解くために結成された本格推理委員会の活躍を描いています。魅力的なキャラクターたちが過去を乗り越え、本来の姿を取り戻す過程は...
感想・レビュー・書評
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中学生の時にたまたま角川文庫のフェアで手に取った作品。
表紙もかわいいし、各キャラが強いところが自分好みだった。
個人的には叙述トリックだと思っているが、この作品で初めて触れた詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
城崎修一や管原雅、先生や美咲が、過去を乗り越え本来の姿を取り戻していく様子に心を打たれた。
最後の修一の謎解き、大どんでん返しの衝撃がとても強い作品だった。 -
主人公の家の何ともラノベっぽい家族構成とか面白かった。
推理よりも、それぞれの登場人物が抱えたトラウマをそれぞれ乗り越えていく話だと思う。
でも、主人公の探偵の才能(というか観察力)は本物だと思う。
委員会のメンバーとかキャラがすごい立ってるから、富士見ミステリー文庫あたりから出てれば本格ミステリーだしよかったかも。
それにしても、椎の超人的な直観力がうらやましい。 -
『純粋な論理的思考のみによって、考えられる唯一の犯人は絞り出せた。
だけど俺はーやっぱり真犯人が別にいたのだと思う。』
本格と名乗ってはいるが、ライトノベル的なキャラ設定でだいぶ狙ってる感じがした。
少し生ぬるいかな。
碇シンジ的な主人公はエヴァだけで充分だ。 -
本格ってドロドロの方に本格なのね。ライトノベルは読みやすい。
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全国有数の大型一貫校に通う『城崎修』は、高等部に進学早々『本格推理委員会』に強制入部させられる。おりしも、小学部の音楽室に幽霊が出ると言う噂の真相を確かめるべく調査に乗り出す。
タイトルに本格推理とあるとつい期待して読んでしまうのだが、ミステリーと言うよりはキャラ物(?)といった感じでした。
それにしても、ライトノベルやジュニア向けと呼ばれる物の中には、キャラクターを際立たせるためなのだろうけど魅力的と過激を勘違いしているものが多いような・・・。
最後まで『椎』は必要だったのかと事件を起こした動機が今一つ分からなかった。 -
中学卒業するくらいのときに、ビーンズ文庫以外のラノベをあまり読んだことがなくて、本屋でこれを見かけたときに、ラノベっぽいのが読みたかったのと、表紙がかわいかったのとタイトルが好みで、あと何かの賞を受賞したというPOPから手に取ったのを今でも覚えてます。
木ノ花学園の設定もつぼでしたし、学校の夜道の景色がとてもきれいでした。
ほかの登場人物はあんまり覚えてないのに、薊理事長だけ豪快な性格だったこととなによりも名前を覚えてるのが自分でも不思議です(笑) -
小学部の特別棟に流れるピアノの音と幽霊騒ぎに隠された真実。解かれるべき謎の大きさに対して文量を取りすぎている気がしなくもないものの、そのぶん丁寧に張られた伏線と緻密に整えられたどんでん返し実現のための仕込みに驚かせてくれるため、本格ミステリとしては上々の仕上がり。主役の修だけでなく、事件の関係者それぞれがどん底の状態で抱えていた傷を曝け出し、そこから悲しみを踏み越えるところまでをきちんと描き切っているところも良かったポイントです。賑々しいキャラクターやライトノベルちっくなノリに目を奪われがちですが、物語性の意外と高い作品でもありました。
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自分に酔ってる感じ
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本格推理の定義は何ぞや。
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読んだのは半年前・・・イマイチ記憶に残ってません。
学園ミステリは好きなジャンルの一つだけど・・・
ちょっとライトすぎた感じ。 -
突然の全校集会、突然の委員任命。
幼馴染とその他2名と共に、脅されて(?)事件を調査しに行く羽目に。
…と、ここまでは普通だったのですが、その後の展開が…。
必要な所なんだろうとは思うのですが、それほど重要ではないというか
最近よくある、解かなかったら良かったのに~な過去。
それほどまでに過去に囚われているのなら
言いあいをする前に逃げればいいのではないでしょうか?
解きたくない、という意思を貫き通せばいいのではないでしょうか?
最後の一言で復活するくらいなら、もうちょっとこのぐだぐだ感を
すっきりした状態にしてほしかったです。 -
それなりに楽しめた。
ただ、主人公のあの陰鬱でウジウジした態度はあんまり好きじゃない… -
「で、でも、私、どんな顔をしたらいいのか、わからない……」
「そんなの簡単だろ―どんな顔も作らなくていいんだよ」 -
ライトノベルって感じの小説です。私的にはちょっと物足りない感じでした・・。
でもこれだけははっきり言える。
響くんは可愛い。 -
青春ミステリ。
タイトルに惹かれて(推理委員会って!)購入したけれども、いわゆる本格推理に対するアンチテーゼのようです。
名探偵のトラウマ、萌え、誰も死なない、などなど。
米澤穂信の古典部シリーズみたいなこの雰囲気は好きです。
いろんな人がそれぞれの心の傷を癒していく物語。序盤にあれ?って思ったところは最後に全部解けます。
事件を解決すること=真相を詳らかにすることじゃないっていうのは同意。
名探偵って推理するだけじゃなくって困ってる人を助ける人であってほしい。いやホームズも好きだけど。
残念なのは2点。
ところどころに出てくる、子どもを諭す役割の大人たちが言う言葉がペラい。
本編に必要ないエピソードが多い(読んでて楽しいけど)。
かな。
逆に言えば委員会っていう荒唐無稽な設定にしたんだからもっとはっちゃけてもいいような。 -
新しい高校生活!
いきなり、理事長(保健室の先生)が出した試験で
満点を取った城崎修・・・本格推理委員会に入部に?
トンデモ設定に、なんでもあり登場人物の物語かな?
ところが、語り手の修くんの透明感ある・・・ありすぎる
面倒ごとはすべて集まる
ま、、、まるで「キョンくん」※某(ハルヒ)作品の語り部
そんなお笑い含みの話は・・・
ところが
結構、本格推理(現代的な叙述トリック)含みで、
気持ちを推理して救う話
心が洗われました・・・うん、いい話です! -
“将来の夢は名探偵。”
さいごがすごかった。
驚きのエンド。みたいな。
よかったです。
この続きがでたらいいのになーって、思ってみたり。
